食道静脈瘤と非選択的β遮断薬による1次予防のエビデンス
☑️はじめに
消化器科から非選択的β遮断薬が処方されて不思議に思ったことはないでしょうか。
これは食道静脈瘤の破裂の1次予防を目的とした処方です。
適応外ですが、日本消化器学会の肝硬変診療ガイドラインではエビデンスレベルAで推奨されています。
さくら先輩、初めて見ました。
ゆきさん、エビデンスについて概観してみましょう。
プロローグ
👨⚕️食道静脈瘤の1次予防にカルベジロール、ナドロール、プロプラノロールを使う理由はなんですか?
👩🎓β遮断作用が非選択的だからです。
👩🎓β1受容体阻害作用による心拍出量の減少とβ2受容体阻害作用、α交感神経作用による腹部内蔵血管の収縮、門脈血流量の減少が、門脈圧低下をもたらすと考えられます。
👨⚕️成る程、あえて非選択的β遮断薬を用いるのですね。
出典: twitter.com
運営者から、クローズドコミュニティに対する思いをお伝えしています。
記事の続きをどうぞ。
Googleアイコンをクリックすると無料登録/ログイン出来ます。会員規約にご同意の上、14日間の無料トライアルをお試し下さい。