top of page

百年前にタイムスリップ!Terrassaのモダニズム祭

バルセロナを中心にカタルーニャ州で19世紀末から20世紀初頭に流行した、アール・ヌーボーと類似した芸術様式のモダニズム様式


誰もが知るガウディやカタルーニャ音楽堂やサンパウ病院を設計したドメネク・イ・ムンタネーもこのモダニズム様式の建築家です。


バルセロナの中心から電車で40分ほど行ったところにあるTerrassaという町で、このモダニズムが満載のモダニズム祭が開催されたので行ってきました。結構大きめのモダニズム建築の建物がいくつかあり、モダニズムの町として観光に力を入れているようです。


露店は、中世祭で見るようなお店です。微妙にコスチュームを中世風から近代風にした感じでしょうか。なかには中世の服装じゃ?なんていうお店もありました… その場で焼いているパン屋さんは中世祭でも行列なのですがやっぱり美味しいのでしょうか?


そして、19世紀終わりから20世紀初め頃の恰好をした人たちが町のあちこちを歩いていて、とにかく相当の数のボランティアです。子供連れだったり、シチュエーションは様々。本人たちも楽しんでやっているのでしょうね。カメラを向けるときちんとポーズしてくれたりします。見ていて楽しいです♪


市庁舎前ではキューバをテーマにサルサを踊っていました。


ビデオでどうぞ。


市庁舎からすぐのところにインディペンデンシア市場があり結構なスケール。見えにくいですが、3棟の建物が扇状に並んでいます。この市場もモダニズム建築ですね。日曜のため残念ながら閉店。市場見学が好きな私としてはまたリベンジしたいです。この辺りではバルセロナ周辺の町の観光局がそれぞれのモダニズム建築やルートなどを宣伝していました。


当時流行った(?)自動ピアノ演奏↓や子供たちのダンスなどなど、いくつかの場所でパフォーマンスが行われていました。


そしてフェスティバルでやっぱり気になるのはグルメエリア。市場の一画にありました。


フードフェスティバルではないので正直期待はしていませんでしたが、一応チェック。


フィデウアやトルティーヤ。特にモダニズムの時代のころの食べ物ではなさそうです。


4店ぐらいあるうち一軒、ピンチョスの激安店を見つけついつい買ってしまいました。ピンチョス(montadito)は1つ1ユーロ、カバ(スペインのスパークリングワイン)は1.50ユーロと激安!これ↓全部で4.50ユーロでした。1つイマイチでしたがあと2つはまあまあ美味しかったです。


子供のワークショップや当時の技術の実演などを行っているエリアもあり盛りだくさん。


そして、クラッシックカーのパレード。どれもレトロでメンテも良くされていて美しいです。下の白い車を見るとキューバ―を思い出してノスタルジックになります。


町中にはモダニズム建築がちらほら。この右↓の建物も曲線が特徴的で好きです。もともとは発電所が入っていたビルでしたが現在は大手フードチェーンVIENAが入っています。もっとスケールの大きいTerrassaの旧紡織工場やFreixa邸を設計したLluís Muncunill i Parelladaの設計。Terrassaがモダニズムの町と言えるのは、彼の功績がとっても大きいです。


そして、お目当てにしていたモダニズム建築の建物のオープンハウス。メジャーなところ3か所に行ってきました。こちらは長くなるのでまた次回に。


本当に町総出で開催されたイベントという感じで、半日という短時間で盛りだくさん!丸1日楽しめそうですが、シエスタを取るイベントやアクティビティーが多いので3時間くらいどうするかというのが問題…。


励みになりますので、是非以下ブログランキングサイトのクリックをお願いします!

 ↓ ↓ ↓





Desert Nature
bottom of page