【サンフランシスコ・グルメ】サンセットでブランチを食べるならここ!「Outerlands」

サンフランシスコの西、ほぼ海岸寄りにある「アウターサンセット地区」は、ビーチタウンならではののどかな雰囲気を持つエリアです。ここで新鮮なカリフォルニア料理を楽しめる人気のブランチスポットをご紹介します。

アウターランドの場所とアクセス方法

サンセット地区を走るMUNI

サンフランシスコ市の一番西端に位置するサンセット地区。東西に長いサンセットの一番端に位置するのが「アウターサンセット」になります。ここはサンフランシスコの西側に続くオーシャンビーチの真横にあり、サーフィンで賑わうエリアでもあります。市内の中心・ユニオンスクエアからはMUNIのN線でアクセスが可能です。

Hook Fish Co.

パウエル駅から「オーシャンビーチ」行きのN線に乗り最終駅「ジュダ&46th」で下車。そのままジュダ通りを45通りまで歩くと、右手にレストランが見えてきます。乗車時間は約36分です。以前紹介した人気のシーフードレストラン「Hook Fish Co.」からも徒歩圏内にあります。

外観と周囲の様子

2009年にオープンを果たし、以来新鮮なカリフォルニア料理を提供するレストランとして地元に愛されている「アウターランド」。週末のブランチ時間は特に店頭に必ず行列ができます。人気なだけあり、こちらのレストランのオーダー方法は特殊で、まず店頭にあるスタッフに人数と名前を伝え、名前が呼ばれるまで店頭で待機します。

名前が呼ばれたら、番号札を渡され続いてオーダーする列に並びます。画像のように店頭に大きな黒板があり、ここからメニューを選び、列の先頭にあるカウンターでオーダーを完了。支払いが終わるとようやくテーブルに案内してもらえます。

2021年9月に再オープンした際は、45通り脇に置かれたサイドウォークでの食事のみでしたが、現在は屋内と屋外両方で食事が可能です。人数を伝える際にどちらが良いか聞かれるので、好きな方もしくはどちらでも空きのある方で、と言えばそのように対応してもらえます。周辺の様子ですが、住宅街が続くのんびりとしたエリアです。日中であれば、ひとりで散策しても問題はありません。

内観と雰囲気

内装がユニークなことでも知られるアウターランド。メインエントランスを入ると、中央に大きな木製のカウンターが置かれています。右手にコーヒーとドリンク・ジュースバーが設置、左手はオープンキッチンになっています。

壁沿いのぐるりとテーブルが置かれた、カウンターを囲むようなレイアウトになっています。ディナー時にはバーとしても使われるカウンターですが、シンプルながら存在感は抜群です。

目を惹くのが、なめらかな揺らぎのある天井のデザイン。木製の吊り電球とともに、白と木彫を基調としたユニークな内装が非常に印象的な作りです。

カウンター左にあるオープンキッチンの様子。キッチン全てが剥き出しになったお寿司屋さんのカウンターのようなデザインです。

メニュー構成とオーダーしたもの

支払いが済んだら、番号札を持ってアサインされたテーブルに案内してもらいます。ここからは今までにオーダーしたメニューをご紹介します。

コーヒー。こちらのレストランも「タルティーン」や「シェ・パニーズ」のようにローカル産陶器「ヒース」を使用。どっしりとした重さのロングセラーコーヒーマグを、贅沢にも楽しめます。

Asparagus & Maitake Frittata (USD16)

こちらが限定メニューの「アスパラと舞茸のフリタータ」。上にゴートチーズがのって、サイドにサラダが付いてきます。舞茸を使ったメニューはアジア系レストラン以外ではなかなか見かけないため、オーダーしてみました。舞茸の味を十分に感じる食材の味を活かした優しい味付けです。

Breakfast Sandwich (USD10)

定番メニューの「ブレックファスト・サンドイッチ」。卵はしっかりめに焼かれています。ブリオッシュの柔らかさが食べやすく、アルゴラとの相性も抜群です。こちらも過剰な塩気やスパイス・油っこさがない優しい味わいです。

Smashed Potatoes (USD6)

熱々の「スマッシュ・ポテト」。ローストされたユーコンゴールドポテトがそのままゴロゴロと入った珍しいタイプ。ほくほくとした食感で、サイドについてくるアイオリソースと良く合います。ケチャップを出さないあたり、こだわりを感じる一品です。

Avocado Toast (USD14) & Dutch Pancake (USD14)

アボカド・トースト」と「ダッチ・パンケーキ」。アメリカではなかなか見かけないダッチパンケーキ、ベリーとピーカンがふんだんに乗っておりなんとも贅沢。定番のアボカドトーストはタヒニソースがアクセントになっており、かいわれのほろ苦さと絶妙にマッチします。

どのメニューも共通して言えるのは、過剰に油やソース・甘味料が使われておらず素材の味が十分に活かされていること。アメリカの朝食メニューにありがちな独特のヘビーさがないので、あっさりとおいしくいただけます。

最後に

サンフランシスコの西の果て、アウターサンセット地区にあるおしゃれなレストラン「アウターランド」をご紹介しました。ビーチのすぐ近くということでサーファーも多く、ビーチタウン特有のゆったりとした独特の雰囲気。また場所柄家族連れも多く、雰囲気も非常にカジュアル。食後はビーチまで歩いたり、メイン通りのジュタ通りを散策するのもおすすめです♪

店舗情報

  • Outerlands
  • 住所:4001 Judah St, San Francisco, CA 94122
  • 営業時間:9AM-3PM (火水定休)

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