【サンフランシスコ・グルメ】アットホームなメキシコ家庭料理を食べるならここ!「Gallardo’s」

家庭的なメキシコ料理を楽しめるレストラン「ガヤルド」。週末は特に早朝から夕方まで、ローカルがひっきりなしに訪れる人気のメキシコ料理店をご紹介します♪

ガヤルドの場所とアクセス方法

18丁目とショットウェル通りの角に位置するレストラン、場所的にはSoMAとミッションのちょうど境目あたりになります。ミッション地区を散策している場合は、メイン通りのバレンシア通りからは数ブロック先。18丁目に沿って東に歩くと10分ほどで到着します。

ユニオンスクエアから向かう場合は、南に向かうBARTに乗って16丁目&ミッション通りでの下車が便利。BARTであれば全線停車する駅で、パウエル通り駅からシビックセンター駅を通過し次の駅になります。乗車時間はわずか3分。16丁目とミッション通りに出たら、16丁目をショットウエル通りまで歩き、2ブロック南下すると右手の通りの角にレストランが見えてきます。ユニオンスクエアからは約15分の距離です。

外観

こちらが18丁目から見たレストランの様子。装飾のないシンプルな赤い壁が目印です。メインエントランスは18丁目沿いにあり、鉄格子が付いた窓の間にあります。エントランスの窓の真下にテーブルがふたつありますが、角を曲がったショットウェル通り沿いに広いパークレットがあります。

周辺の様子

住宅街が立ち並ぶショットウェル通り沿いの様子。ここから北に数ブロック歩くと交通量も増えてきますが、レストラン付近は比較的閑静です。ショットウェル通り自体は車の量が少ないため、市内にあるにも関わらずそこまで喧騒を感じません。緑が多くのどかなエリアに位置するレストランだと言えます。

パークレット・ダイニングも充実

ショットウェル通り沿いの歩道沿いには、屋根付きの広めのパークレットが設置されています。ここに4人程度であれば余裕を持って食事ができる大きさの丸テーブルが5つほど置かれています。またレストラン沿いにも、鉄製のテーブルが4つほどあり、屋外での飲食スペースが充実しています。ただ屋外ヒーターなどはないため、早朝や日没後に利用する場合は防寒対策をしておくと安心です。

店内の雰囲気

メインエントランスから入った店内の様子。黄色と赤をメインにした明るい配色は、ラテン及びメキシコらしさ満点です。右手にカウンターがあり、この奥に厨房があります。

屋内テーブルの数は約8つほど。大体が4人掛けです。窓はそれほど大きくないので、南国の建物に多いほんのりとした薄暗さがあります。ショットウェル通り沿いの壁に一面に、西部劇のようなモノトーンの古い映画の絵が飾られています。重厚なシャンデリアといい、家具のデザインといいメキシコの田舎にある食堂のような雰囲気です。

メニューとオーダーしたもの

まずはメニューから。メニューは紙にラミネートされたタイプで、白地に黒のフォントのシンプルなデザイン。メニューは基本的にスペイン語で、その横に英語での説明が添えられています。ちなみにこちらのレストラン、注意書きは見当たりませんが現金オンリーです。その点にはご注意を!

メキシカンホットチョコレート

Mexican Hot Chocolate USD3.5

まずは「メキシコスタイルのホットチョコレート」。甘いホットチョコレートにミルクを加えた濃厚な味わいで、寒い日にぴったりです。ほんのりとシナモンが香るのがメキシコ流。優しい甘さの飲みやすいドリンクです。

ビリヤ(Birria)

Biria (USD15)

こちらが土日のみ発売の「ビリア」。ビリアとは羊肉を煮込んだシチューで、ハリスコ州の郷土料理。サンフランシスコでも羊肉が使われた本格的なビリアを提供するお店はなかなか無いのに、こちらの店舗ではなんと4種類のビリアから選ぶことができます!

筆者が今回オーダーしたのが、煮込んだ羊肉を玉ねぎと唐辛子で炒めたタイプ。これにコンソメが付いてきます。お肉がほろりと柔らかく、ゲイミーさが全くありません。正午には売り切れになってしまうほどの人気なので、ビリアを食べてみたい方は午前中に訪れることをお勧めします。

チラキレス(chilaquiles)

chilaquiles(USD10.95)

トルティーヤを揚げてサルサと卵を和えたメキシコの朝食の定番「チラキレス」。こちらのチラキレスはソースがしっかりと絡まったしっとりタイプ。そこまで辛さがなく馴染みのあるトマトソースの味わいは、付け合わせの生オニオンとパラパラ掛けていただくとより美味しさが増します。見栄えにそこまで凝っていないのも、本場の雰囲気そのものです。

ちなみに、土日は限定で手作りのトルティーヤを出していただけます。通常のトルティーヤに比べて、厚みがあって大きいのが特徴。ボソボソっとした独特の食感とコーン特有の味は、最初は食べ慣れないのですが、何度も食べると不思議とおいしく感じてきます。画像のように白くて丸い容器に入っています。

炒めシュリンプ(Camarones a la Diabla)

Camarones a la Diabla (USD16)

大きなエビを唐辛子と炒めた「カマロネス・ア・ラ・ディアブラ」。トマトソースがベースで、ワインの香りがそそる炒め料理です。なんとなく中華料理にも似た味わいで、ご飯との相性も抜群。野菜もたっぷりと一緒に炒めてくれるので、いろんな味や食感を楽しめます。

ポソレスープ(Pozole)

Pozole(USD15)

メキシコの伝統料理「ポソレスープ」もお勧め!。どの時間帯もオーダーする人を必ず見かける人気のメニューです。ジャイアントコーンが出汁に使われたシンプルな味付けは、キャベツの千切り・パクチー・赤カブ・サワークリームを乗せていただきます。辛さはないので、メキシコの唐辛子が苦手な人にもぴったり。寒い日に食べるとより美味しさが増しますよ!

最後に

アメリカのメキシコ料理と言えば、タコスやブリドーが定番ですが、それとはまた違った家庭料理を幅広く展開するガヤルド。早朝から空いているので、朝食やブランチにもぴったりです。お店のスタッフも大変フレンドリーで、典型的なアメリカのレストランとは異なる雰囲気を味わえますよ♪ ぜひこちらのレストランで小さなメキシコを体験してみてください。

店舗情報

  • Gallardo’s
  • 住所:3248 18th St, San Francisco, CA 94110
  • 営業時間:7AM-8PM

関連記事

ブログランキング・にほんブログ村

You may also like