過去の自分と比べて、それがプラスなのか、マイナスなのか、という点で
相対化することで感じられているところがあります。
例えば、給与明細を見たときにも
これまでの給料がいくらだったから
今回、上がって喜ぶ、下がってしまって悲しむ、といったように
過去を基準として一喜一憂しているから
いつまでも心が満たされないように感じてしまいますよね。
幸福感や充実感の基準が過去の延長線にあることによって
自分の選択ではなく、誰かに与えられた価値観のもとで
感情もコントロールさせられている、ということになってしまいます。
そこで、満たされない気持ちから
自分の気持ちを解放していくには
どのように向き合っていけば良いのでしょうか！？
そのポイントになるのが
時間は未来から現在、過去に流れている、という未来思考にあります。
未来の縁起に働きかけていくということは
まずは自分で未来にある可能性を信じることが出来ることで
どんな未来を生きていきたいのか、の臨場感を高めていくこと。
これまでの過去の生き方が
今の自分の集大成としてあるのだから
自分という枠組みを超えていくことが出来て
これまでにない可能性を信じることにも繋がります。
自分の枠組みを超えていくということは
自分中心の視点を変えていくということ。
自分だけ、今だけよければ、という視点から離れることで
自分に関係する人まで含めて
どのようにありたいのか、と考えられることで
これまでとは違う幸せのあり方も見え始めてきます。
幸せという感情は自分だけで感じることが出来ないものだと
腹に落とし込むことが出来るからこそ
抽象度の視点をあげていく必要性にも
実感を持てるようになるでしょう！
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