conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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クーラー禍

2022-10-01 22:22:12 | 随想

最晩年に至った我が身を思い、静かなること林のごとく、動かざること山のごとし、と思いを掠めても無理なことは分かっている。阿修羅の時代には激動する情勢に身を焼かれながらついて行く他はない。それでも安息の安らぎを求めて、楽に呼吸ができる場が無いかと宗門の内を覗いたり、先人の書を開いて見たりとしたものの、夏の盛りにクーラーの冷気に当たり過ぎて呼吸を乱し、帯状疱疹を患った脇腹が痙攣すると、ますます呼吸が苦しくなっていたたまれない。連休明けに呼吸器科を受診すると、肺水腫だと告げられた。これも何時できたかは分からないまま、抗生剤投与で2週目に入って漸く通常の状態に近づいた。肺水は凝固していて摘出できなかったが、幸いなことに肺機能は損なわれていないようだ。
我が体は宇宙の法則によって消滅へと向かうが、地球のすべてが宇宙の運動法則によって支配されていることを考えれば、世界で起きている矛盾そのものが運動エネルギーの発露であって、次なる変革への狼煙にも思えてくるのだが、ウクライナ、ロシア、目が離せないね。

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