今日は秋分ですね。
現在、天空では土星・冥王星・木星の
コンジャンクションも続いており、
2020年は大転換期と言われています。
このブログでは、
サビアンシンボルなども取り入れながら、
四季図（春分・夏至・秋分・冬至）の
ホロスコープ分析もアップしていますので、
ぜひ読んでみてくださいね。
「サビアンシンボル」とは、
12サインの度数
（牡羊座1度～魚座30度まで
全部で360の度数があります）
一度一度につけられた固有のシンボルで、
占星術における12サインを
より細密化して
リーディングすることができます。
また、四季図での太陽の位置は、
次のとおりです。
・春分図では、牡羊座０度
・夏至図では、蟹座０度
・秋分図では、天秤座０度
・冬至図では、山羊座０度
それぞれの四季図の有効期限は、
次の四季図までの３か月間ほどの間と
言われています。
（ただし、春分図だけは特別で、
翌年の春分までの一年間を表すと
考えられています。）
今年もすでに残り3か月となりましたが、
冬至までの3か月間が
どのような感じになるのか、
2020年の秋分図を読んでみたいと思います。
まずアセンダントは蟹座。
今年2020年の春分図・夏至図も共に、
アセンダントは蟹座でした。
集団というものを意識しており、
和を乱すような行動を慎んだり
特に他人の行動や言動が気になったりします。
今年は年明けから
コロナウイルスの問題が浮上してきましたが、
集団の和を乱さないような言動を意識して
行動する機会も多かったのではないでしょうか。
外出時には必ずマスク、
不要不急の外出は避ける、
それを守らない人を激しく非難したり
攻撃したりする…、
といったことが見られました。
冬至までの3か月間、
まだしばらくはそのようは空気が
続くのではないでしょうか。
アセンダントの蟹座の支配星である太陽も
4ハウスにあるので、
しばらくは外出を避けたり
家の中でできることをメインとした
生活が続きそうです。
また6ハウスにある射手座の月が
11ハウスにある天王星と
インコンジャクト（150度）をとっています。
11ハウスも天王星もインターネットや
バーチャルな空間を表しますから、
世の中のムードや流れにおいて
ますますオンラインやネットを多用する
方向へと向かっていきそうです。
ただし150度なので
まだ上手く慣れない、調整が必要である、
ということは言えそうですね。
社会性を表すMCのポイントは、魚座です。
さらにその魚座の支配星である海王星が
10ハウスに入っているので、
魚座・海王星が強調されています。
海王星はメディアや芸術的な事柄を
表しますので、やはり
自分の芸術的・創造的なアイデアを使って
自分自身を表現したりすることが
一つの社会的な活動の方向として
認知されていくのではないでしょうか。
今までにもすでに
使っている人は使っていますが、
YouTube、ブログ、SNSなどを通じて
自分を表現したりすることが、
7ハウスにある木星とも相まって
対人関係の広がりを作ってくれたり
発展的な方向へと導いてくれそうです。
あと特徴的な配置としては、
5ハウスの水星、11ハウスの火星、
8ハウス付近の土星・冥王星が
Tスクエアをとっていることです。
土星・冥王星は、
今まで長く続いていたものが
使い古されて終わりを迎えたり、
根底から変化を遂げる様子を表しています。
8ハウスにあるので、
今まで深く関わっていた人との関係が
終わりを迎えたり、
ずっと関わってきた集団や団体が
形を変えたりして、
今までのような関係で関わっていくことが
難しくなってくることがありそうです。
この土星・冥王星のセットが、
5ハウスにある水星や
11ハウスにある火星と関わっているので、
今まで所属していた会社から
自らの意志で独立をしたり、
また人によっては
そうせざるを得なくなるような場合も
出てくるのではないでしょうか。
ちなみに6月の終わりに
火星が牡羊座に入ってから、
今年は牡羊座に火星が長く留まります。
来年1月の年明けに牡牛座に移りますが、
牡羊座の支配星は火星なので
火星は本来のサインに入り
火星のパワーはより強調されています。
火星は自らの力で
人生を切り開いていく力です。
もしかすると、
8ハウスにある古い体質の土星・冥王星が
自分の手から離れて行く人や、
先を行く人に対して
邪魔をするかもしれませんが、
「今の環境から離れたい」
「自分をもっと前進させたい」
という人は、
そのような障害があっても
気にせずに足を進めましょう。
2020年秋分図における火星は、
牡羊座の26度。
サビアンシンボルを見る時には
一度足して27度になります。
牡羊座27度のサビアンシンボルは、
「想像の中で復活された失われた機会」
これは、
「成功だったと思えたことが
後から考えてみると失敗で、
失敗と思えたことが
実は成功であったことが分かる」
といった意味合いがあります。
昨今のコロナ騒動の状況の中で、
自分の生き方を真剣に
見つめ直している方も多いと思います。
「何かを変えたい」
「変えなくてはならない」
と感じている人は、
今のこの状況を逆に利用しましょう。
今この時期を失敗や停滞期間と思わずに、
「この時期があったからこそ
今の自分がある」
と、数年経った時に言えるような
ものを見つけて、
ぜひ目標に向かって
果敢に取り組んで頂きたいと思います。
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