以前にも紹介したことがあったと思うが、今でもキログアプリを使っている。
主に車関係で、いつ何を交換したかなどをメモしている。
グラフ機能などもあるので燃費を測っている人は便利かも知れないが、私は燃費は記録していない。
数字の変化としてはブレーキパッドの厚みはたまに記録している。
たまにと言ってもしょっちゅうタイヤを外すわけではないので、たまというより希にか。
パッドセンサは削れて警告灯が点く仕組みなので、警告灯が点いた時点でパッドセンサも交換だ。
山道が多いのでどうしてもブレーキパッドは減る。
長い坂道ではシフトダウンしてエンジンブレーキを使うのだが、低速で下る山道だとフットブレーキを使うことの方が多いかな。
ジムニーでは何種類かパッドを使ったが、早いものだと2万kmくらいで結構減ってしまう。
一方で減りの遅いものだと2万kmでは1/3位しか減らなかった。
利きも結構違っていてNAO材のものは温度上昇で摩擦係数が低下し、踏み増していく必要があった。
車重に対するブレーキの容量もあると思うが、ジムニーはブレーキキャパシティの余裕度が小さいので、パッドは吟味した方が良い。
スライドピンも動きが渋くなりやすかった。
エンジンオイルを交換した。
ポートやバルブを清掃した時、夏の終わりに交換したので半年が経過する。
ジムニーの時も半年ごとにエンジンオイルを交換していた。
ミニはメーカ指定だと1年又は1.5万kmの早い方だったかな。
夏頃までは出かけることが多かったので月間2千km以上走っていた。
ジムニーでは行きにくかったところなどにも出かけた。
その後は普通のペースになり、半年で4千kmくらいになる。
ジムニーでは年間1万km~1.5万km位だったのは、月に1回は海洋深層水を買いに行っていた為だ。
焼津までの往復が250km位になって走行距離が伸び、道中で新しいラーメン屋を探索したりと、寄り道もした。
海洋深層水を買いに行くために走る距離が、年間3000km以上になった。
それ以前は下田に表層水を取りに行っていて、下田だと往復で100kmちょっとだった。
下田の表層水はその日によって海水成分に差があり、月に何度か出かけたこともあった。
ジムニーも半年か5千km走行でオイルを換えていて、海水を買いに行くようになってからは半年よりも先に5千kmを迎える方が多かった。
もっとも5千kmに到達する前にオイルを換えてしまうこともあったので、何が何でも5千kmぴったりというわけではない。
ジムニーはシビアコンディションでは2500kmごとのオイル交換が指定されていて、短時間走行や山道全開を考えると5000kmごとでは可哀想だったかも。
元々オイル管理が良くなかったか、或いはオイル下がりでエンジン内部が汚れたのか、オイル交換を繰り返してもその汚れが落ちる事はなかった。
ジムニーの場合は山を登ってくる時には負荷がかかるので油温が上がったのだが、ミニは山の下まで買い物に出かけて帰ってくる程度だと、余り油温が上がらない。
こうしたチョイ乗りが多いと、オイル中の水分が抜けにくい。
ジムニーの時には鉱物油や部分合成油を使っていたが、今は全合成油なので水分の影響は受けやすくなる。
オイルの潤滑性能を見る、チムケンテストがある。
金属同士を接触させて、その摩耗度合いや荷重限界、温度を比較する。
これがエンジンオイルの性能を表すものかどうかは賛否両論あるのだが、潤滑性能の一つの目安にはなるのではないだろうか。
なお柔らかいオイルの方が油膜が薄いので、チムケンテストでは固いオイルが有利になる。
BMWはロングライフ01(Longlife-01,LL01)、ロングライフ04(Longlife-04,LL04)などの指定オイルがある。
LL04はLL01の上位互換かというと、これは少し違う。
LL04はディーゼルエンジン用としてDPFや触媒に与える影響を考慮し、硫黄分やリンの含有量を減らしたものだ。
しかしこれらの成分を減らすと潤滑性能が低下する。
低下した潤滑性能を補うためにチタンをはじめとする添加剤を入れるのだが、マイクロチタンは分解が進みやすく価格が高い。
と言うわけでLL04が使えないと言うことではないが、あえて使う意味はない。
以下はこちらのYoutuber氏のテストの抜粋だ。
動画はこれ以外にも多くのオイルのテストがある。



あちらを立てればこちらが立たず。
全ての性能を高めることは出来ない。



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