こんにちは、kusaoです。
朝出勤前に靴を取り出した時に 「・・・クサっ」 という経験はないですか? あれ、テンション下がりますよね。
当ブログでは何度もお伝えしていますが、靴が臭いのは繁殖した雑菌がどんどん臭いニオイを出しまくっているから。
ということは、ですよ。
雑菌がいなくなったら、臭いもなくなるということですよね。
( ^ω^)・・・ひらめいた!アルコールで除菌だ!
臭いの元である雑菌を無くせば、足のニオイも消えそうな気がしますよね。 香りでごまかすわけじゃないし、本質的な対策として使えそう!
この記事の結論としては、アルコールで靴の臭いを取ることは可能です。 さらには靴だけでなく、玄関のイヤ~な臭い対策にもなりました。
※以前この記事でアルコールはニオイ対策としてはビミョーと書いてたんですが・・・
すみません!
記事内容を精査したところ、アルコールは十分効果があることが分かりました。
なので、大幅に加筆修正しております。
※これ以降、アルコール=エタノールとして話を進めていきます。
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アルコールで靴の臭いは消える!
実際にアルコールを靴にかけてみました。 すると確かにニオイが減ったんですよね。
- 除菌することで、ニオイの元を断つことができる
- アルコールが揮発するときに臭いも一緒に連れていく
こうした理由から、アルコールを使うと消臭が可能になります。
もちろん、除菌することはニオイだけでなく、清潔に靴を履き続けるという意味でも有効です。
別の記事でも解説しましたが、靴の中って、想像以上に雑菌が繁殖しているんです。
⇒靴が臭いのには理由がある!今すぐできる靴のお手入れ方法とは!?
なので、靴の臭いを取る方法としては乾燥か除菌が有効。 先ほどアルコールは揮発するときにニオイを一緒に連れていく、と解説しましたが、実は湿気も一緒に連れていきます。
ということで、アルコールを使うと乾燥効果もあります。(ただし、水分が多すぎると除菌効果が弱まり、揮発にも時間がかかるので濡れた靴にはNGです)
アルコールを使うときの注意点
アルコールを使う際の注意事項をまとめます。
肌に直接アルコールを塗るのはどうなの?
靴にアルコールをかけたら、しっかり乾いてから履くようにしましょう。 量やアルコール濃度にもよりますが、直接肌に触れると皮脂がとれてしまいます。
皮脂がなくなることで皮膚のバリアがなくなり、肌が荒れます。この荒れたところに雑菌が入り込みやすくなり、結果として雑菌が繁殖してしまうという悪循環に。
また足に直接かけてしまうと、皮膚の常在菌のバランスが崩れてしまいます。 これがさらなる雑菌の繁殖の原因になるんです。
皮膚常在菌のバランスが崩れるともっと臭くなる
足の皮膚表面には雑菌以外にも体を守る菌などがたくさんおり、これを常在菌といいます。
常在菌には外敵から身を守る善玉菌と、雑菌などの悪玉菌があり、それぞれ適正な数だけ存在することでバランスが保たれているんです。 そんなところにアルコールを直接かけることで、常在菌がやられてしまうため、この適正なバランスが崩れてしまいます。
そうなると、「黄色ブドウ球菌」が今がチャンスとばかりに繁殖しまくって、アンモニア臭の元となる物質を作り出します。 「ツーン」とした嫌なニオイの元です。
ですので、足に直接アルコールをかけてもあまり意味がないと言えるでしょう。
足に直接使うなら除菌シートがおすすめ
除菌シートは体を拭くことを前提に作られているので、直接アルコールをかけるより安全です。
足をこまめに拭き取れば、汗やニオイを落とせます。
出かける際はカバンに携帯しておくと便利ですよ。
そのほか、あると便利なニオイ対策グッズについては別記事にまとめています。
靴を拭く際は、先にホコリを払ってから拭くようにしましょう。 靴の繊維の中に細かなホコリが入り込んでしまいます。
また、靴の素材によってはアルコールで色落ちする可能性があるので、靴の表面にはアルコールをかけないようにしましょう。
無水エタノールは除菌力が低い
薬局に行くと「消毒用エタノール」と「無水エタノール」の2種類が販売されていますよね。
消毒用エタノール | 無水エタノール | |
アルコール濃度 | 76.9%~81.4% | 99.5%~ |
アルコール濃度としては無水エタノールの方が高くなっています。ということで「無水エタノールの方が除菌力がありそう!」と勘違いしがちなんですが、実は逆。
無水エタノールはアルコール濃度が高い分、すぐに揮発しちゃうんです。 雑菌やニオイと反応する前にさっさと飛んで行ってしまう。なので除菌力としては消毒用エタノールの方が強いんです。
もし無水エタノールを買ってきちゃったぜ!という方も、水で薄めて使えば大丈夫。 ざっくり無水エタノール80:水20の割合で薄めればOK。 エタノールに対応するスプレー容器に入れておけば携帯も出来て便利ですね。
いちいち薄めるのが面倒、という方は消毒用エタノールを買いましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
- アルコールは除菌+乾燥効果で靴のニオイに効果あり
- 玄関や靴箱のニオイ対策にも使える
- 足に直接使う時は、除菌シートの方が良い
- 無水エタノールは水で薄めて使う(エタノール80:水20)
アルコール自体はそこまで高くないので、手軽にできるニオイ対策としておすすめです。ぜひ取り入れてみてくださいね。
当ブログでは、このほかにもたくさんの消臭グッズを紹介しているので、気になる方はどうぞ。
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