こんにちは。fsです。
私事ではありますが、昨年末に日本に帰任となりました。
(帰国後の激務で記事を更新できておらず、すみません。。。)
8年間の駐在は辛いこともありましたが、とても充実していました。
振り返ると、得たものは数知れず。
というわけで今回は、僕が長期間の駐在で習得したものをシェアしていきたいと思います。
駐在で得たもの
例をあげるとキリがないですが、僕が駐在で得たものは
- マネジメント経験
- 視野の広さ
- 人脈
- 英語力
- 課題解決力
- 第二の故郷
になります。
マネジメント経験
駐在員は日本より一段上の役職に就くことが多いです。
現地でマネジメント経験を積ませるという目的があるため、部下を持つことがほとんどです。それも一人ではありません。
僕の場合は年々部下が増えていき、8年目には7人ほどの大所帯になりました。
駐在員は日本へ帰ったら昇格することが多いです。
そんな折、複数の部下を見られる経験は大きい。
仕事の進め方の指導やモチベーションの上げ方など、いきなりだと難しい管理職も帰国後は違和感なくできるようになっています。
現在は4人の上司をやっていますが、海外での経験が大いに役立っています。
視野の広さ
海外に赴任すると、めちゃめちゃ兼務が多くなります。
僕の場合はメインの営業だけでなく、経理や人事などバックオフィス業務などなんでもござれでした。
また、各事業部との新規のマーケティングの仕事も多かったです。
色々な人の助けを借りないと業務が回らなくなるので必然とオープンマインドになります。
マーケティングであれ、バックオフィス業務であれ、様々なアイデアを組み合わせて形にしていく。
多様性と柔軟性を育む経験が積めます。
日本に戻り、いろんなバックグラウンドを持ったメンバー達と働いておりますが、この経験が生きています。
人脈
仕事の範囲が広がる分、人脈もできやすくなるのも駐在員のメリットです。
各事業部のメンバーや社外の駐在員コミュニティ、海外のお客さん。
任期が終わっても人間関係は続きます。
僕の場合は、一つ一つのプロジェクトの密度が濃かったので、帰国後も一緒に仕事をしてくれる同僚やお客さんも多いです。
(本当に頑張ってよかったと思っています)
異動となると人間関係がリセットされることが多い中、長く人脈を維持できるのも駐在の醍醐味ですね。
英語力
英語力が身につくのも駐在の魅力です。
スクールに通えば日本にいても最低限の会話は身につきますが、現地で仕事・生活をするのはやはり別世界。
1〜2時間しか会話しないのと24時間英語で生活するのとでは雲泥の差があります。
帰国後は日本語がメインになりましたが、たまにお客さんから来る電話やメールはなんなく対応できます。
駐在員は職場でも会話や読み書き全てを英語で行います。
ビジネスに必要な英語は血となり肉となるので、そんな環境に身を置けるのはとてもラッキーなことです。
課題解決力
どんな職場でも必ず問題がおきます。
ただ、国内と海外で異なるのは、「海外では圧倒的に当事者になること」です。
どんな役職であれ、何かしらの責任者につくことになります。
日本では上司に相談すればよかったのですが、海外では
- 上司がいない
- 上司が忙しすぎる
- 自分の方が詳しい
こんな状況が多く、自分で解決しないといけない場合がとても多いです。
問題解決の場面が毎週のように起きるので、経験値が爆上がりします。
帰国後は事業推進の責任者をしておりますが、起きている問題にほぼ全て対処できています😌
第二の故郷
日本以外に故郷ができるのも駐在の醍醐味です。
僕の場合は8年間もいたので、思い出もたくさんあります。
- 言葉の壁にぶつかった駐在適応期
- 「売れるまで帰ってくるな」と言われた厳しい上司や先輩
- 自分でゼロから企画して新規売上をつくった達成感やお客さんの笑顔
- 辛い日々を一緒に過ごしたカメ達
- 日焼けしながら釣りをした週末
今でも振り返ると胸に込み上げるものが多々あります。
いつかまた行きたい!!
母国以外にそう思える場所があるのもとても素敵なことですね😌
まとめ
今回のまとめは以下の通りです。
駐在で得たもの; ・マネジメント経験→いつ管理職になっても大丈夫! ・視野の広さ→仕事の幅が広がる! ・人脈→将来の力! ・英語力→グローバルに働ける! ・課題解決力→ビジネス戦闘力アップ! ・第二の故郷→また行きたい場所がある!
駐在員に選ばれるハードルや赴任中の激務など、海外赴任は簡単ではありません。
楽しいことも苦しいこともある中、思うことは
駐在できて本当によかった!!
に尽きます。
この経験があったからこそ、仕事の能力も上がり視野も広がりました。
何より、仕事もプライベートも楽しむことを学べたのが大きいです。
そんな素晴らしいひとときを与えてくれたシンガポールに感謝しながら、本記事を終えたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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