年の瀬も近づき、いよいよ1月末に開催されるマリネラ世界大会が迫ってきました!

多くのマリネラダンサーは、11月ぐらいには参加するペアも決めて、世界大会に向けて準備を始めます。

世界大会の予選コンクール「セレクティーボ」も12月で最終戦を迎えます。

今年、目標としていた「セレクティーボでの決勝進出」を、10月のランバイェケ大会でようやく叶える事が出来て、

この勢いに乗って残りのセレクティーボにも出来るだけ参加しよう!と思った結果、

なんと11月13日から4週連続でペルー各地のセレクティーボに参加することにしました!

今振り返ると本当にタフな期間でした。それぞれのセレクティーボでの出来事を振り返っていきます😁


Selectivo PIURA(セレクティーボ・ピウラ)

最初はペルー北部のピウラでのセレクティーボ。11月13日に開催されました。

ピウラはシンジの母の故郷でもあります。赤道に近く砂漠の中にある「常夏の街」です♪

11月中旬のトルヒーヨはまだひんやりしていましたが、ピウラに着くと半袖短パンがピッタリの気候で最高でした!

この時、私達が初めて決勝に進出したランバイェケのセレクティーボから

約一ヶ月経っていたのですが、その間に2人とも一週間ほど体調を崩してしまい、

そこからなぜか踊りの息が合わず

調子が下がってしまっていました…。

それまで調子が良かっただけに、息の合わない練習になる度に不安になり、切り替える事が難しかったです💦

調子が良くないことをお互いに受け止めつつ、その中でどれだけ調子を落とし切らずに2人で踊れるかを話し合い、ピウラのセレクティーボに挑みました。


でもそんな時に限って予選から難しい曲がかかり、踊り終わった後は2人とも頭を抱えるような内容の踊りをしてしまいました・・・笑

踊り終わった後すぐにビデオを見て振り返りながら、

「予選敗退かなぁ・・・。」くらいの覚悟の気持ちで

結果を待っていたんですが、なんとか予選を通過💦

もう一度頂いたチャンスに、気持ちを切り替えて頑張ったのですが、調子が戻った訳ではないので、準決勝の舞台でもあたふたした踊りになってしまい、しかも準決勝でも普段セレクティーボではであまり流れないこれまた難しい曲がかかって・・・。笑 

ポーズして曲名が発表されたとき、「あーやばいな。もう気合いで踊り切るしかない。」って感じでした。笑

そして結果は5位

内容的には今年一番良くなかったかもしれません・・・。

でも今回は自分達が感じている程結果は低くはならなかったので、

自分達の底のラインが上がって来たのかな、そう思う事にします。笑


セレクティーボ当日は必死に乗り切ったって感じですが、

このための準備期間では、

調子が上がらない時こそ現状を見つめる、蓋をしない

というとても大切な事に気付かされました。


今まで調子が悪いと感じている時は、自分が上手く出来ている時のイメージをするだけで、

必死に現状の自分をごまかそうとばかりしていました。

うまくいかない」と考えるからうまくいかなくなる、と同じ感覚で、

「調子が良くない」と考えるから良くないんだ、と思っていたみたいです。

調子のいい、出来ている自分をイメージすれば勝手に現状が良くなる、と思い込んで、結局その現状を改善しようとする努力をせず、現状の自分たちに蓋をしてるだけでした。

もちろん、イメトレは大事ですが、それと現状を改善するための努力は別の話ですね。

思い返すと、調子が悪いのに、いいイメージトレーニングなんて出来る訳無いんですよ・・。笑

現実を受け止める事が一番解決に近づく方法だと、改めて実感しました。



Selectivo HUANCHACO

(セレクティーボ・ワンチャコ)


ピウラのセレクティーボの後は地元トルヒーヨに戻って、ワンチャコ支部の開催するセレクティーボに参加しました。
ワンチャコとはトルヒーヨの隣町で、観光地として有名なビーチのある地区です。
ただ、コンクール自体はトルヒーヨ市中心エリアの体育館で行なわれました。




ピウラのセレクティーボのちょうど一週間後の11月20日の開催ということもあり、調整時間はほとんど設けらず、ピウラの時とほとんど同じ調子のままワンチャコのセレクティーボの日を迎えました。

でも今回は、カリン先生をはじめ、その生徒さんと親御さん、私たちと同じクラスの友達など、アカデミーの皆が私達を応援してくれたので本当に心強かったです。
地元の応援は強い!

予選は短い曲が流れ、踊った感覚としては「バタバタしたなー。」って感じ。
ピウラの時ほど悪くはならなかったものの、今回も踊り終わった後はあまり安心できませんでした。今回も踊り終わった後すぐに動画を確認してプチ反省会をし、予選通過はしてるだろうけど何位かなぁ… という不安な気持ちで結果を待っていたら

まさかの1位通過でした😭!

アカデミーの皆の応援に応える事が出来たような気がしてとても嬉しかったです!

予選の踊りの納得出来なかった部分を反省し、準決勝の舞台でリベンジできるチャンスに感謝しながら踊りました。

そして準決勝でも、なんと2位通過で
ランバイェケ以来
度目の決勝の舞台に
上がる事が出来ました😭!
再び決勝に進む事が出来て本当に嬉しかったです!!!


決勝の踊りはこちら!!





楽しく踊ることができました!!


結果は2位



2個目のメダル!やっぱり嬉しい!!


調子が上がらず苦しかった時期に、このような結果を残す事が出来て本当に良かったです・・・。前進するための大きな力になりました。


10月に初めて決勝に進んだ時は、進めたこと自体が嬉しくて3位でも本気で嬉しかったんです。
でも今回は1位になれなかったという悔しさの方が大きくて…。不思議なもので、今まで憧れだった決勝戦というものを一度でも経験すると、それが憧れの舞台から「日常」に感じてしまうんですね。

それでも過去最高の順位を更新することができて、すごく自信に繋がる2位だったなと思います。

声を張り上げ一生懸命応援してくれたアカデミーの皆には本当に感謝でいっぱいです。

やっぱり応援がダンサーに与える力は大きいんだなぁと、改めて実感しました!

とあるフォトグラファーの方が私達の写真を
撮ってくれていました!ありがたい!!


その2に続く・・・・・



追記:

ピウラのセレクティーボに、JICA(独立行政法人国際協力機構)が派遣する青年海外協力隊コミュニティ開発隊員としてピウラの「Tambo Grande(タンボ・グランデ)」という町に今年の11月中旬まで滞在していた育美さんが応援しに来てくれました!

彼女が旅行でトルヒーヨに訪れた際に初めてお会いして、お互いの生活やペルーに対する想いなどを語り合って、とても仲良くなりました♪

今回の大会の参加を伝えたら「見に行きたい!」と言ってくれて、わざわざ会場まで足を運んでくれたんです。

もっといい踊りを見せたかったし、いきなり私達が余裕無く頭を抱えているところを見せてしまって申し訳なかったですが😓

育美さんにマリネラの世界を生で見て知ってもらえてとても嬉しかったです!!

大会後日は一緒にご飯を食べにいったり、お酒を飲みながら夜中までいろんな話をして楽しく過ごしました♪



彼女が滞在していたタンボ・グランデはマンゴーの生産地として有名です。

ペルーの誇る生産物の一つである「マンゴー」のほとんどはペルー北部に位置するピウラで生産されているそうです。その主要な生産地の一つが、ピウラから1時間ほどに位置する「タンボ・グランデ」なのです。

彼女が私達の為に持って来てくれたマンゴーはとっても甘く、本当に美味しかった!

日本ではおそらく高級マンゴーとして扱われるであろうマンゴーが、

トルヒーヨの市場で1キロあたり2ソル、約70円で売られていました・・・。


この写真のマンゴーは市場で買って来たもので約400g。2人でシェアして満足できるサイズです。30円もしない値段でこんなに美味しいもの食べれるなんて・・・!

ペルー最高!!!笑

現在ペルーの季節は夏で、まさにマンゴーの旬の時期。育美さんからいろんな話を聞き、タンボグランデのマンゴーの美味しさを教えてもらったので、積極的にマンゴーを買って食べようと思っています♪

育美さん、¡MUCHAS GRACIAS!

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