米国大統領の限界2
=アメリカ大統領が背負わされる宿命=
それは、アメリカ(人)が抱える国家病。
「自由・平等・正義・規範をjudge(判断)することが許されているのは、世界で唯一アメリカ(人)だけである」と、信じて疑わない異常精神。
この欲求(業・カルマ)の深さだけ、
アメリカ大統領は、『原爆投下』をはじめとする、過去の如何なる過ちについても、絶対に反省したり謝ったりしてはならない宿命(限界)を背負わされる事になるのです。
よって、トランプ氏もまた宿命に倣い、バイデン政権下で犯した米国の過ちを(海外向けには)絶対に「認められない」「謝罪できない」大統領となるのです。
妥協
トランプ氏と金融勢力との妥協については、
「トランプ大統領は、当面の政治目標達成と身の安全と引き換えに、米国以外の諸外国を食い物(生贄)にする事について仕手筋と合意済みである」と、↓記事にて言及しています。
諸外国を食い物に
ここからは、
当サイト住人が、『英雄になれなかった男』と形容するほどに、トランプ氏の為政者としての限界を感じ取った2つの出来事を紹介してみようと思います。
日本による米国ウクライナ支援金肩代わりを追認
バイデン政権時代の米上院が、2024/04/23に可決したウクライナへの約610億ドル(約9兆4000億円)の支援を含む追加予算案。
当時、戦争ビジネスへの肩入れを嫌った共和党陣営が議会で猛反対していたはずなのに、なぜか、岸田首相が訪米(4月8日~14日の日程)した直後にアッサリ通過。
【アメリカに戦争継続を決定させた岸田政権の”罪”】
バイデン政権の策謀結果とはいえ、日本側からの狂気の申し出。
当然、トランプ氏&共和党は小躍りしながら快諾・追認。
一連の日米確認作業が、2024/4/23に実現した『麻生太郎・トランプ面会』だったのでは、と推察しています。
トランプ氏直々に「日本は本当に払えるの?払うつもりなの?」と、日本側重鎮(麻生氏)に確認したかったんでしょうね~
(やれやれ・・)
イスラエル擁護に固執し世界和平を妨害
米国福音派からの突き上げも理解できますが、歴代の米政権は、イスラエル擁護に固執し過ぎました。
結果、いつも割を食ってきたのはアラブ周辺国家で、中東情勢はアメリカのご都合主義によって泥沼状態。
イスラエルの領土侵略に対しては「民族の悲願」と称賛を寄せる傍らで、ガザ・ヨルダン川西岸域に対するジェノサイド行為は徹底無視、イランは絶対悪として固定化。
第一次世界大戦期から始まったイスラム帝国の解体作業は、今も尚頻発するアラブ諸国のクーデター・内戦に引き継がれており、それらの仕手筋(破壊工作活動)としてCIAやMI6やモサドが絡んでいた事など・・今となっては(日本人以外の)全世界に知れ渡っているんですけどね・・。
【国連&G7は戦争勢力?:イスラエル擁護・イラン非難】
【これが本命!:イスラエル、シリア領土へ空爆・侵略】
正直、
アメリカのダブスタ外交こそが世界和平を妨げる元凶となっているのですが・・福音派の支援を受け大統領選挙に勝利したトランプ氏。イスラエルが如何なデタラメをしでかそうとも、大局的にはイスラエルへの肩入れを停止することは無いでしょう。
雑談
トランプさんが、もしも本気で金融勢力と対決しようとしているなら・・同盟国や諸外国に迷惑をかけちゃいけないよね?
いつものように【日・独・伊】を食い物にしようとするなら、金融勢力が勢いを増してくるし、トランプ氏の政治姿勢にも懐疑的な視線が向けられてくるはずさ。
でも、大統領に返り咲く前だけど・・
既にトランプさんは「ウクライナ追加支援案」にgoサイン出しちゃったんだよね。
それって、日本にとっては大打撃だし、何よりトランプさんが叩き潰すと誓った軍産複合体や戦争ビジネス勢力に養分(マネー)を流す事になっちゃうよね?
だから再三再四言ってんじゃん。
トランプ氏は「諸外国を食い物(生贄)にする事について」金融勢力と妥協(合意)してるって。
じゃ~、ウクライナやイランについてもバイデン政権と大差ないのかしら?
とりあえずイスラエル擁護は絶対。
そのうえで、ロシア非難・イラン非難を適度に繰り返し、時間稼ぎと和平合意案を模索するはずさ。
だから↓こんな感じでいきり倒しているのね・・
これ、プーチンさんから「戦争を始めたのは米ネオコン、文句があるなら自国の戦争屋に言え」って、そっくりそのまま切り返されちゃうんじゃない?
このあたりはトランプ氏も、
- 「過ちを認められない」
- 「過ちを謝罪できない」
米国大統領の宿命をしっかり踏襲しちゃってるよな。(藁)
トランプさん、気苦労が絶えないんだろうね~。
南無・・
まとめ
もしもトランプ氏が本物の英雄ならば、
敵である金融勢力と妥協を重ねたり、味方とせねばならない諸外国を食い物にするようなバカな真似はしません。
しかし、
トランプ氏は米国大統領の宿命に従い、「そうする事」を(当面)了承しています。
よって、
今後のトランプ新政権は、国内情勢を安定化させるためにも、必ず攻撃の矛先を諸外国に向けてきます。
本命は、ロシアとイラン。それに敗戦国家であるところの【日・独・伊】。
とりわけ日本は、金融支配(グローバリズム全体主義)に対する国民の警戒心(目覚め率)が低いため
- ゆすり
- たかり
- 後始末
各国では不可能と思える無理難題でも、日本には気兼ねなく押し付けてくることでしょう。
迎え撃つ日本側の大将は島根の妖怪「べっとりん」。侍大将は大分の害獣「シナチョセンスキー」。
不安しかありません。
おしまい。