こんにちは、ゆらです。
自転車の空気って、たいてい出発直前に「入れなきゃ!!」ってなりがち。あわてているので、焦って空気入れのレバーで指を挟んだり、バルブにうまく接続できなかったり。。やっと繋いで、そこからが本番、本気のポンピングです!!
そんな中、目が止まったのが今回購入したKUKiiRE。【KUKiiRE】スマート空気入れ。
2025年3月現在、電動空気入れ「PANP」には「RIDE」と「AIR」の2つのシリーズがあり、それぞれ目的が異なります。
「RIDE」:自転車や車のタイヤ中心。ボール、浮き輪などのアウトドアグッズにも使える。
「AIR」:アウトドアアクティビティ専用。タイヤには使えない。
シリーズ | モデル名 | 画像 | 税込価格 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
RIDE | PANP RIDE (パンプ ライド) | ![]() | 7,980円 | スタンダードモデル |
PANP RIDE PRO(パンプ ライド プロ) | ![]() | 12,980円 | パワフル。車やバイク向き | |
PANP RIDE CYCLE(パンプ ライド サイクル) | ![]() | 11,980円 | 超コンパクト。サイクリスト向き | |
AIR | PANP AIR (パンプ エアー) | ![]() | 3,980円 | コンパクト。浮き輪やエアマット等 |
PANP AIR PRO(パンプ エアー プロ) | ![]() | 19,800円 | パワフル。ボート、SUP、テント等 |
今回レビューするのは、スタンダードモデルである「PANP RIDE」。楽天でもリアルタイムランキングでNo.1を獲得しており、かなり売れているようです。PANPの5つのモデルの中では一番歴史が長く、大きさやパワーも標準的で使い道も多ので、最初の一台としても使いやすそうな印象です。
電動空気入れ【PANP RIDE】セット内容
以下が送られてきた本体と付属品です。
左上から、
● 英式バルブ用アダプタ
● 浮き輪用アダプタ
● 仏式バルブ用アダプタ
● ボール用アダプタ
● 充電ケーブル(USBータイプC)
● 本体
● 収納ケース
本体には、米式アダプタがついたエアホースが内蔵されています。このエアホースの米式アダプタに、添付されている各種アダプタを接続して使用します。
次に、保証書関連は以下の通りです。
左から、
● SNS投稿キャンペーン案内 (SNS投稿するとプレゼントがもらえる)
● 操作しおり
● 説明書(保証書付き)
● 代表からのお手紙(商品についてのアツい想いが綴られています)
なかなか、丁寧な添付文書です。
【PANP RIDE】メリット3点
電動の空気入れの中でも、特にPANP RIDEが優れているメリットが3つありました。
コンパクトなのにパワフル!
PANP RIDEは片手で持てるコンパクトサイズながら、家族の自転車まとめて空気を入れることもできるハイパワーがあります。具体的には、
● フル充電で20本のタイヤに充填可能
● ロードタイヤの高圧にも対応(最大空気圧150PSI)
電動の割に騒音が抑えられている
電動空気入れは基本的に大きな音がしますが、PANP RIDEは他の商品と比較すると、65デシベルと、低めに抑えられています。どれ位の音量かと言うと、掃除機並み。日中なら良いですが、さすがに夜間は注意が必要ですね。
安心の日本メーカー、30日間の返品保証あり!
PANP RIDEの製造は中国ですが、日本の会社の商品です。説明書がしっかりついていて読みやすいので安心です。問い合わせもLINEから出来て、スピーディーかつていねいに対応してくれます。また、30日間の返品保証がついているので、まずは気楽に試してみることができます!
スマート空気入れ「PANP RIDE」の商品情報
それでは、PANP RIDEのスペックを確認しておきましょう!
販売会社 | 株式会社 TradeFK Japan |
価格(税込) | 7,980円 |
製品サイズ | H153 × W60 × D39mm |
製品重量 | 433g |
対応アダプタ | 仏式、米式、英式 |
対応商品 | 自転車、バイク、車、ボール、浮き輪 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
最大空気圧 | 150PSI |
充電ケーブル | USB typeC |
動作音 | 65dB |
ロードに空気を入れてみた
それでは、実際にPANP RIDEを使った様子を手順に添ってレポートします!
❶ 本体上部からエアホースを引き上げ、電源をオンします。真っ黒だった液晶が点灯します。





電動空気入れ【PANP RIDE】使ってみて良かったところ3点
PANP RIDEをタイヤに設置するまでが大変でしたが、逆に言えば作業はそこまで!スタートボタンを押したらあとはお任せ。これには感動しました!慣れれば、本当にサクッと空気が入れられそうな予感です!実際使ってみて感じたメリットを具体的に挙げてみます。
設定した空気圧で、自動的に止まってくれる!
手動の空気入れだと、全体重をかけてハンドルを何度も押し込まなければならないのに、PANP RIDEだとボタンを押すだけ!そして自動的に止まってくれるのもありがたい!
バルブにネジで締め込むので、確実にバルブに装着できる
手動の空気入れだと、バルブに固定する際、レバー操作が必要です。これが結構固い!その上、グラグラしやすく、ちゃんと取り付けられているか、いつも少し不安です。ところがPANP RIDEはネジ式なのでとてもシンプル。迷わなくて済むのが地味にうれしいです。
コンパクトなので、駐輪場に持って行きやすい!
駐輪場に止めているクロスバイク、ついつい空気入れが疎かになります。手動の空気入れはかさばるし重くて、「今度入れよう!」となりがち。PANP RIDEなら、片手でヒョイっと持って行けます。出発前に空気を入れて、PANP RIDEは取り敢えずポストにしまって、帰ったときに回収することも可能です!
電動空気入れ【PANP RIDE】使ってみて今ひとつだったところ3点
実際に使ってみて、改善されたら良いなと感じた点もありました。
仏式バルブはコツが要る
バルブへの取り付けがねじ込み式のため、取り付け方が分かりやすい反面、取り外すときに、「バルブコア」と呼ばれるバルブの芯に当たる部分を、仏式アダプターと一緒に外してしまうことがあります。そうなると、アダプターとバルブコアが繋がったまま、勢いよく「ポン!」と飛んで行ってしまい、空気がすべて抜けてしまいます。上の写真が、仏式バルブを外そうとして、バルブコアも一緒に外してしまった状態です。
バルブコアをしっかりと締める方法をご紹介しておきますね。「バルブコアツール」が必要です。バルブコアと一緒に売られていることが多いです。



液晶スイッチを誤作動させやすい
PANP RIDEの操作ボタンはタッチパネル式なので、軽く触れただけでスイッチが押された状態になることがあります。初めてのとき、空気圧の設定をしていて、誤って電源ボタンに触れてしまい、いきなりモーターが作動、予期せぬ爆音にビックリしました!
操作途中に電源OFFしてしまうと再開するのが手間
本体に収納されているエアホースを引き抜くと電源がON、元に戻すとOFFになります。ただ、3分間放置状態になると自動的に電源が切れてしまいます。するとエアホースを一度閉まって、再度取り出すしか方法がありません。まずは手順を頭に入れてからスタートすることが必要です。
※ 現在販売されている製品は、オートオフが10分に延長されています!
スマート空気入れ「PANP」どこで買えるの?
公式HPから購入することができます。日本の会社なので、HPはとても分かりやすいです。操作方法やバルブ別の使い方動画など、知りたいことが細かく掲載されているので、ぜひ見に行ってみてください!
電動空気入れで、面倒な空気入れ作業がラクになります!
改めて見ると本当にコンパクト。これでマッチョな仕事してくれるのだから、本当にありがたい!
スマートな電動空気入れ【PANP RIDE】で、快適な自転車ライフを送ることができるのは間違いなさそうです。昔ながらの空気入れ、そろそろ卒業しちゃいましょう!