この本,高校数学で統計を教えるための基礎固めとして,とても良いです!
(有名な東大の本や私の本よりも断然よいです!)
知りたい証明や有用な例題がテンコ盛りです.
ちゃんと「数学」なのが良いと思います.
例えば,連続型確率分布での「和の期待値」の法則を,離散型と同様,でごまかすことなく積分で説明するのは,案外,難しいんですよね.
独立でないと,「畳み込み」にならないし・・・
独立な3つの確率変数X,Y,Zの積の分散を求める公式を「作る」ことはできますか?
(覚える必要はない!)
そういう数学的な楽しみを統計でも味わえると思います.
※誤植のリストを著者の皆本先生が公開されていますので,必要に応じてご参照ください:
その後に私の本を読んでもらえると,私の理論解説の拙さが明確になります.
でも,その他の部分の面白さはより伝わるかも.
セットでお願いします(笑)
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