https://www.tokyo-np.co.jp/article/60649
関西電力美浜原発が立地する福井県美浜町の町民代表と関電幹部が意見交換する「原子力懇談会」が8日、同町の関電原子力事業本部であった。森本孝社長は冒頭、美浜原発3号機の40年超運転に向けた事故対策工事が完了したことに触れ、「立地地域のみなさまの理解をいただけるように、コミュニケーション活動を重ねていく」と再稼働への姿勢を改めて示した。(栗田啓右)
懇談会の冒頭にあいさつする関西電力の森本社長(左端)=福井県美浜町の関電原子力事業本部で
懇談会の冒頭にあいさつする関西電力の森本社長(左端)=福井県美浜町の関電原子力事業本部で
関電側からは森本社長や松村孝夫原子力事業本部長ら幹部9人、地元からは戸嶋秀樹町長や町議、商工会や漁協などの関係者ら16人が参加。関電は業務改善計画の進捗状況や、実施した事故対策工事の内容について説明した。冒頭以降は非公開で行われた。
懇談後、記者団の取材に森本社長は、懇談会の中で町側の参加者から、昨年発覚した関電役員らの金品受領問題について厳しい指摘があったと明かし、「信頼回復が重要。再稼働などの事業活動を早く理解してもらえるように日々努力していく」と述べた。
懇談会は、2004年に発生した美浜原発3号機の蒸気噴出事故の再発防止対策の一環として毎年開催。関電役員らの金品受領問題が発覚してからは初めて。高浜原発が立地する同県高浜町と、大飯原発がある同県おおい町でも、9日に各町役場で実施される。
関西電力美浜原発が立地する福井県美浜町の町民代表と関電幹部が意見交換する「原子力懇談会」が8日、同町の関電原子力事業本部であった。森本孝社長は冒頭、美浜原発3号機の40年超運転に向けた事故対策工事が完了したことに触れ、「立地地域のみなさまの理解をいただけるように、コミュニケーション活動を重ねていく」と再稼働への姿勢を改めて示した。(栗田啓右)
懇談会の冒頭にあいさつする関西電力の森本社長(左端)=福井県美浜町の関電原子力事業本部で
懇談会の冒頭にあいさつする関西電力の森本社長(左端)=福井県美浜町の関電原子力事業本部で
関電側からは森本社長や松村孝夫原子力事業本部長ら幹部9人、地元からは戸嶋秀樹町長や町議、商工会や漁協などの関係者ら16人が参加。関電は業務改善計画の進捗状況や、実施した事故対策工事の内容について説明した。冒頭以降は非公開で行われた。
懇談後、記者団の取材に森本社長は、懇談会の中で町側の参加者から、昨年発覚した関電役員らの金品受領問題について厳しい指摘があったと明かし、「信頼回復が重要。再稼働などの事業活動を早く理解してもらえるように日々努力していく」と述べた。
懇談会は、2004年に発生した美浜原発3号機の蒸気噴出事故の再発防止対策の一環として毎年開催。関電役員らの金品受領問題が発覚してからは初めて。高浜原発が立地する同県高浜町と、大飯原発がある同県おおい町でも、9日に各町役場で実施される。