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「食べてはいけない食品」まったくのデタラメ~ SmartFLASH

2020年10月25日 | 日記

「食べてはいけない食品」まったくのデタラメ

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「食品添加物が危ない」の嘘を検証する

一部引用
「新潮の記事はまったくのデタラメであきれてしまいます」

 そう語るのは、鈴鹿医療科学大学副学長の長村洋一教授。
「『亜硝酸ナトリウム』は、発色剤・保存料としてハムやソーセージに使われています。
毒性が非常に高い物質ですが、添加物として使用される量はきわめて少なく、人体への影響は無視できる程度です。

 一方、野菜には多くの硝酸塩が含まれており、このうち一部が体内で亜硝酸ナトリウムに変化します。
摂取量としては野菜のほうが圧倒的に多いので、危険性も添加物より野菜のほうが高い、ということになります」

 
ソルビン酸は、細菌やカビの増殖を抑える保存料として、
リン酸塩は肉の保水性を高めて食感をよくする目的で、それぞれ使用される。

 
新潮はソルビン酸について「特定のヒト集団に過敏性反応、特に接触性蕁麻疹を起こすとの報告があり」
と、食品安全委員会の評価書から引用し、警告している。

 
またリン酸塩については「過剰摂取による成人病や腎臓疾患などへの影響が専門家により指摘されている」としている。

 
「ソルビン酸は、人の体内に入ると炭酸ガスと水に分解されます。危険性はありません。
また、リンは多くの食品にもともと含まれ、必須栄養素でもあります。
どんな物質でも過剰摂取すれば悪い影響が出るのは、当たり前ですよ。塩だってそうでしょう」

 
アンチ添加物派の人たちに共通するのは「量の概念の欠如」だと長村教授は言う。

 
「その物質が安全か危険かは、量によって決まります。添加物の多くには、一日摂取許容量(ADI)が設定され ていますが、これは実験に基づき『一生食べ続けても何も健康障害が発症しない』と予測される量です。

 

実際にどれくらいの量を食べると「食べてはいけない」量に達するのだろうか。

 
厚生労働省では、リンの「耐用上限量」を1日3000ミリグラム(18歳以上の男女)としている。
これ以上摂取しつづけると健康への悪影響が出る可能性があるという値だ。

 
文部科学省の日本食品標準成分表によれば、リンの含有量はソーセージで100グラムあたり190ミリグラム、ロースハムでは340ミリグラム。

これで3000ミリグラムの上限量に達するには、ソーセージは1.58キログラム(1本20グラムとして79本)、
ロースハムでは880グラム(薄切り1枚を11グラムとして80枚)食べる必要がある。

 
実際に、これだけの量を食べつづける人はいるだろうか。
またこの場合、リンの量以前に塩分や脂質などの量のほうが、より大きな問題になるはずだ。

 

「以前、ある生協が会員の要望を受けて、亜硝酸ナトリウムを使わない、無添加ハムを作ったことがあります」
そんな例を話してくれるのは、消費生活コンサルタントの森田満樹氏。

「亜硝酸ナトリウムを使わないと、風味も色もよくなりません。
亜硝酸ナトリウムには細菌の増殖を抑える働きもあるので、使わないと日持ちせず、開封したらできるだけ早く食べきらないといけません。
おいしくない、見た目が悪い、日持ちしない、ということで、当時はあまり売れませんでした。無添加って、そんなにいいものではないんですよ」

 
長村教授も「無添加主義」に危機感を覚えるという。

「週刊新潮が問題視する添加物のほとんどは、指定添加物です。指定添加物は安全性が確認されており、過去44年間、危険性が原因で排除されたものはひとつもありません。

 

また、週刊新潮は「タンパク加水分解物」「酵母エキス」「調味料(アミノ酸等)」を、
味覚障害を起こすことがある「味覚破壊トリオ」として批判しているが……。「科学的根拠がしっかりしたもののなかで、そういう研究報告はいっさいありません」(長村教授)

「薄味でおいしくない病院食を、化学調味料を上手に使うことで、おいしい食事に変えることができます。
それにより、入院患者の病状が劇的に改善した例は、いくつもあります。末期のガン患者であっても、口から食べることで元気になります。大きな効果が確かめられているんです」(長村教授)