Contemporary Art・Art

2022年 クルーズ総括

2022年もあと3日で終わりです。
2年前に乗船予約をして心待ちにしていた飛鳥ⅡオセアニアクルーズはCOVID19の全世界への感染拡大、パンデミックに伴い、延期に延期をかさね、来年やっと催行が決定しました。その間に金融が不安定になり物価高騰でクルーズ代金も目が点々になるくらい上昇。もう日本船での海外クルーズはあきらめました( ;∀;)

今年は外国客船はまだ日本には入ってこれませんでしたが、日本の客船3隻が頑張って運行しました。ダイヤモンドプリンセスの1件が大きいと思いますが、非常に厳しい水際対策が求められました。運行する側もいろいろと工夫を凝らし、乗船前の乗客のPCR検査、船内の感染対策、クルーのPCR検査など、工夫をこらしての運行。乗る方も、乗せる方も涙ぐましい努力。それでも船内でコロナ感染者が出てその時点でクルーズが中止になったり、クルーの感染で船が運航できないこともありましたが、感染対策も徐々に緩和され、来年は多くの外国客船が日本に来るようです。外国客船は大きくて、船内には遊園地や劇場、ショッピングモール、プロムナード、巨大カジノなどもあり、昼夜問わず楽しめるそうです。費用もリーズナブルなんですが、たぶん私は今後も日本船にしか乗船しないので、本当のクルーズ好きではありません(;’∀’) 多くの人が乗船できる外国客船、感染対策はどうなるのかあ?と思ってみています。

さてさて、前置きが長くなりましたが、今年の船関係の活動をまとめてみました。神戸港へは30分くらいで行けちゃうんですが、船の出入港を見学したり、写真撮影したりはほとんどしないので、たいした活動記録ではありません。ちなみにブログ内ではそれぞれの詳細をアップしています。

アイキャッチ画像は引退するぱしふぃっくびいなすの神戸港入港時の風景の写真にしました。

乗船したクルーズ(タイトルをクリックすると詳細ブログにとびます)

***神戸発着 にっぽん丸30周年記念クルーズ  4月8日~10日***
大人気で予約がとれるかドキドキしたクルーズでした。航路は瀬戸内海でしたが、瀬戸内海の軍艦島とも呼ばれている契島のすぐ近くをゆっくりと航行。初めてみました。 瀬戸内海ってほんとうにたくさんの島がありますね。

***客船フェスタ2022 7月23日***
神戸ハーバーランドumieで2年ぶりに開催されました。このイベントにあわせて、遊覧船「御座船安宅丸」に乗船し、海上から「ぱしふぃっくびいなす」の入港シーンを見学&神戸市消防艇による歓迎放水を見ようという神戸市の企画に申し込みをしたところ、クジ運の悪い私がなんと当選!観光船に乗船し、大型クルーズ船をみるという贅沢!お天気も良く楽しかったです。ただ、この頃はオミクロン株による感染者がかなりの速度で増加中。悩みに悩んだ挙句の参加でした(;’∀’)

***神戸発 夏の神戸・横浜クルーズ 7月18日~20日***
船から富士山が見たい(←何回かトライし、いつも天候に恵まれず見たことがありません)というそれだけが目的にクルーズでした。結果・・やっぱり見えませんでした( ;∀;) 富士山は1月か2月が綺麗に見えるそうで、次回その頃にチャレンジします。(現在2023年2月ににっぽん丸に乗船予定です)

***おりんぴあどりーむせと***
瀬戸内国際芸術祭の会場、小豆島の土庄港から新岡山港に帰る時に乗船しました。令和元年の5月に就航した大人気の豪華客船フェリーで、船内はチャギントン一色。フェリーとは思えない居心地の良さでした。最近フェリーも次々と新造船が就航しているので、来年はフェリーに乗ってみたいな~~と思っています。

***神戸スペシャルクリスマス ON ASUKA Ⅱ 12月16日~18日***
1年の終わりの12月は毎年クリスマスクルーズに乗船しています。ここ数年は飛鳥Ⅱが多いかなあ?今年はにっぽん丸は日本にいないので、選択の余地なく飛鳥Ⅱです。いつも以上に煌びやかで華やかな船内に日常を忘れて、遊んできました。

以上今年のクルーズ活動の総括でした。

日本客船の今年のトピックス

「ぱしふぃっくびいなす」

日本クルーズ客船株式会社から2022年11月1日「ぱしふぃっく びいなす」が2023年1月をもって客船事業を終了するとの衝撃の発表がありました。大阪港を母港とする同船は神戸への年間入港回数はトップで、港の顔として市民にも親しまれてきました。新型コロナウイルス禍による2年間の休止を経て、今年3月に運航を本格再開しましたが、コロナ対策のため乗客を半数に制限しての運航を余儀なくされ、燃料や排ガス規制の強化を受けて今後、大規模改修が必要となることから事業継続は難しいと判断されたそうです。なんとも寂しいです。

「飛鳥Ⅱ」

飛鳥Ⅱは1月のドック入り後、2カ月ぶりに3月からクルーズを実施予定でしたが、船内の電気関係の機器に不具合が発生し中止となりました。電気系統に12個あるシンガポール製の「部品」(←変圧器だったすです)のうち、一つの調子が悪く、スピードが出せず、その部品が、海外製の特注品なので、コロナの影響でいつ調達できるかわからないとのことでした。スピードが出せないと寄港地なども考える必要がありますよね。12月26日にもまた電気関係不具合があり、年越しクルーズの寄港地が1つ減りました。このクルーズが終わったらドック入りだと思うんですが、なんとかなるのかしら?と書いていたら、なんと!!本日、12月28日発「ニューイヤークルーズ~瀬戸内航路~」運航中止の発表。昨日12月27日、飛鳥Ⅱ船内で実施した乗組員の新型コロナウイルス定期検査において、複数名の感染が確認され、今日も断続的に乗組員の感染が拡大している状況とのこと。クラスターですね。特にホテルサービス部門乗組員の大幅な欠員により、従来の船内サービスの提供が困難と判断し、「飛鳥Ⅱ ニューイヤークルーズ~瀬戸内航路~」の運航中止が決定。おいおいおいおい、飛鳥Ⅱ大丈夫???頑張れ飛鳥Ⅱ!!としか書きようがありません。多分今年は厄年なんです。来年こそはと思いますが、もしかして最初のクルーズはオセアニアグランドクルーズから?大丈夫??

「にっぽん丸」

もっとも順調だったのでは?感染者が出て中止になったクルーズもありましたが、昨年から行われていた30周年記念クルーズも無事終了。年末年始は日本客船では真っ先に海外クルーズ、モーリシャスクルーズに出発。石垣島入港前の検査で2名のコロナ感染者が出て下船したものの、その後は順調に航行中。来年も9月までのクルーズが発表され、クルーズファンの心をぎゅっとわしづかみ状態です。

コロナにより明暗が分かれた3隻。来年は日本客船は2隻になりますが、どうなるんでしょう?

今後の展望

郵船クルーズ

2021年3月末にドイツの造船会社マイヤー ベルフト(MEYER WERFT)と新客船(51,950トン※)の造船契約を締結し、2025年中に完成&デビュー予定です。あと3年。現在運行中の飛鳥Ⅱがどうなるか気になるところではありますが、全室ベランダ付きのラグジュアリーシップになるとのこと。価格もアップする?このあたりも気になるところです。

商船三井客船株式会社 

2021年11月25日に運航クルーズ船として2隻の新造船の投入が決定。就航時期は2027年ごろに第一船が竣工予定です。新造船はどちらも35000トン級です。今のにっぽん丸が 22,472トンなので、約1.5倍の大きさになります。にっぽん丸がかなり古いので、どうするのかな?と思っていたんですが、かなり楽しみです~~~。ワクワクします。

 

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