Contemporary Art・Art

京都府新鋭選抜展2023

京都府新鋭選抜展および特別展示 藤井俊治「仮縫い」
会期:2023年1月21日~2023年2月5日
場所:京都文化博物館、京都文化博物館別館ホール(特別展示)
主催:京都府、京都文化博物館
協力:京都新聞、朝日新聞京都総局、毎日新聞京都支部、読売新聞京都総局、産経新聞社京都支部、日本経済新聞社京都支社、NHK京都放送局、KBS京都、エフエム京都、京都商工会議所、京都日本画家協会、京都工芸美術作家協会、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、ゲーテ・インスティトュート・ヴィラ鴨川

京都を中心に活動する若手作家の作品展です。美術系大学、画廊、美術館学芸員などから推薦を受けた若手作家の中から、さらに選考委員により選抜された40名の作品が一同に展示されています。絵画あり工芸あり、ミクストメディアありと様々な作品の中から、10名の方が受賞されていました。

最優秀賞は山田真澄「祝福される命」でした。麻紙に岩絵具、墨、顔料を使って描かれた絵画で、子供表情がよく表現されています。来年はこの方の特別展が別館で開催されるはず。多くの作品を拝見できるのを心待ちにしたいと思います。

私的にすごいな~~と思ったのは、朝日新聞社賞受賞の山本紗佑里「ぬるい熱を抱えて毛布に仮の星を吊るす」です。布と毛髪を使った作品で、その斬新なアイディアにビックリするとともに、いったいどれくらいの時間を費やしたのか?と思ってみていました。近くによって見てみてください。また日本経済新聞社京都支社賞の岩坂佑史「何のためにするのか思い出せ」は切り絵の大作です。こちらもじっくりご覧ください。

そしてそして、昨年2月にギャラリー・ノマルで個展を開催された山田千尋さんが、毎日新聞社賞を受賞!!パチパチパチパチ!!!おめでとうございます(´∀`*) 今回は「穴」というタイトルですが、以前私が購入した馬の眼の色違い作品も展示されていました。この作品いいでしょ?いいでしょ?って誰かに言いたくなりそうでした・・

今回の作品展にかかわらず、若手作家の作品、現代アート作品は、まずは作品が何で作られているのかを確認してから鑑賞することをお勧めします。びっくりするようなもので作品が描かれたり、作製されたりしています。近年映像を多様化する傾向にありますが、それはそれでいいのですが、私は一瞬で流れ過ぎてゆく映像作品よりは、目でみて感じることができる絵画や工芸作品が好きです。

京都文化博物館別館ホールでは昨年の京都府新鋭選抜展で最優秀賞を受賞された藤井俊治さんの特別展示「仮縫い」が行われていました。カメオや花瓶、ティアラ、石などをモチーフに、アルミ箔や雲母などの画材なども使って作成された大小さまざまなパステルカラー調の水彩画に圧倒されました。立体的に感じる平面作品です。じっくりと近くで見てください。面白い発見がも?です。

京都府新鋭選抜展2023flyer

 

京都府新鋭選抜展作品リスト

 

京都府新鋭選抜展2023 特別展示 藤井俊治「仮縫い」作品リスト


京都府新鋭選抜展2023の受賞作品を、写真3枚目の受賞者一覧の上から順にギャラリー形式でアップします。(ただし、森田志宝作品は2つの賞を獲得されているので、紹介する作品は10点になります)写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

藤井俊治 特別展示「仮縫い」 ギャラリー形式でアップします。写真をクリックすると大きな画像で表示されます。

 

WordPressを使うならロリポップ!
簡単インストール完備で楽々スタート!

こうりん クローン文化財 上洛前のページ

フェムケ・ヘレフラーフェン 腐敗した空気次のページ

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近の記事

アーカイブ

ブログランキング参加中

AD

AD

AD

AD

AD

投稿記事関連の本棚(ブクログ:Dress)


  1. Contemporary Art・Art

    NEJA-ISM 2022
  2. Contemporary Art・Art

    六甲ミーツ・アート芸術散歩 2023を1日で鑑賞する歩き方
  3. Contemporary Art・Art

    チームラボ 無限の連続の中の存在
  4. Contemporary Art・Art

    三沢厚彦展
  5. EXPO

    EXPO’70 パビリオン
PAGE TOP