【2024年4月更新】ゲーミングPC最新セール情報

Legion T550iをレビュー!RTX3070搭載のゲーミングPC

LegionT550i

RTX3070搭載のレノボのゲーミングPCのLegion T550iをレビューしたいと思います。基本的な性能はもちろんデザイン、内部まで幅広くレビューしたいと思います。

モガ

本記事はメーカー様より製品をお借りして記事を作成しています。

目次

Legion T550iのスペック

Legion T550i(型番:90NC00KKJM)
CPUCore i7-10700
CPUクーラーサイドフロー型空冷CPUクーラー
マザーボードインテル B560 M-ATXマザーボード
メモリDDR4-2933 8GB×2
ビデオカードRTX3070
ストレージ512GB(M.2)
2TB(HDD)
電源650W(GOLD)
OSWindows 10 Home

今回レビューするのは、レノボのゲーミングPC、「Legion T550i(型番:90NC00KKJM)」です。

CPU-Z
CPU-Z
GPU-Z
GPU-Z

インテル第10世代のCore i7-10700とNVIDIAのGeforce RTX3070を搭載する、アッパーミドルに位置づけられるモデルです。

残念ながらレノボは、2022年9月現在、Legion T550iの販売を取りやめています。ただ、類似のLegion T550の取り扱いは継続しています。

記事後半でLegion T550i(型番:90NC00KKJM)の代替品を紹介しますので、ぜひ最後まで御覧ください。

モガ

レノボは時期にもよりますが、在庫があまり安定せず、製品自体の取り扱いを休止といったことが度々あります。

Legion T550iをチェック

外観をチェック

外観をチェック

本体サイズは幅185mm、奥行きは457mm、高さは456mmです。容量は28L程度なので、いわゆるコンパクトなミニタワーのPCケースに該当します。机に上においても圧迫感を感じにくいです。

黒一色のデザインで、落ち着いた印象です。後方部分の全高が40mm程度高くなっているのが良いアクセントになっています。

左サイドパネル
左サイドパネル
右サイドパネル
右サイドパネル

サイドパネルはガラスではないので、残念ながら中身を見ることはできません。左右に吸気用の穴が開いています。これは空気を吸い込むための「吸気スリット」です。

フロントから吸気し、リアから排気という、ごくごく一般的なエアフロー構造を採用しています。

フロントパネル
リアパネル

フロントパネルです。フロントパネルの下部、リアパネルの上部に凹んだ箇所があります。実は前と後ろから手でしっかり掴めるようにするために、あえてこのような凹みが用意されています。

Legionブランドのマークフロントパネル中央上部にあるLegionブランドのマークには、LEDが内蔵しているので、光らすことが可能です。

Lenovo VantageLEDの発光パターンは、Lenovo Vantageという、システムユーティリティアプリから変更できます。

トップパネル
トップパネルは吸気口がないフラットなデザインです。

ボトムパネルボトムパネルもトップパネルと同じく、吸気口がないフラットなデザインです。4本のゴム脚がついています。

インターフェース

インターフェース
フロントパネルのインターフェースは合計4つです。正直、USBポートの数は少ないです。

  1. USB3.0
  2. USB3.0
  3. ヘッドフィン入出力端子(3.5mm)
  4. 電源ボタン

リアパネルのインターフェース
リアパネルのインターフェースです。USBポートの数は多くもなく、少なくもなくといった印象です。フロントパネルのと合わせれば十分な数はそろっています。

  1. USB3.0 Type-C×1
  2. USB2.0×2
  3. USB3.0×2
  4. LANポート
  5. オーディオ入出力端子
  6. HDMI
  7. Display Port×3

内部構造をチェック

内部構造をチェック
正面から見て左のサイドパネルを外すと、内部にアクセスできます。

裏配線のスペース
右のサイドパネルを外すと、裏配線のスペースにアクセスできます。

B560チップセットのLenovo特注品のマザーボード
B560チップセットのLenovo特注品のマザーボードが搭載されています。Micro-ATXサイズということもあり、拡張性はあまりありません。

120mmファンのサイドフロー型のCPUクーラー
120mmファンのサイドフロー型のCPUクーラーが搭載されています。おそらくLenovo特注品だと思います。CPUクーラーのすぐ隣、つまり、リアに120mmファンが搭載されています。これによってCPUクーラーからの熱を効率よく、PCケースの外に排出できます。

フロントに120mmのファンが2基搭載
フロントに120mmのファンが2基搭載されています。2基のファンから新鮮な空気を取り込み、その空気をCPUクーラーのファンが取り込みます。

Geforce RTX3070のビデオカード
Geforce RTX3070のビデオカードが搭載されています。こちらもおそらくLenovo特注品です。全長267mmのデュアルファン仕様です。

GPUホルダー
ビデオカードの脱着を防ぐための、GPUホルダーでRTX3070はガッチリと固定されています。

DDR4メモリメモリスロットは合計4スロットありますが、そのうち2つが埋められています。装着されているのはDDR4メモリのSK Hynixの「HMA81GU6CJR8N-WM」です。メモリ周波数はネイティブ2933MHzで、容量は8GBです。

無線LAN&Bluetoothカード
Intel AX200コントローラーによる最新規格WiFi 6に対応した無線LAN&Bluetoothカードが搭載されています。

NVMe M.2 SSD
CPUクーラーの真下にM.2スロットがあり、NVMe M.2 SSDが装着されています。製品名は、「WDC SN730 512GB」で、その上にLegionオリジナルの巨大なヒートシンクが装着されています。

HDD
3.5インチストレージベイには、HDDが装着されています。製品名は、「ST2000DM008-2FR102 2TB」です。スワップ式なので脱着が楽です。

650WのGOLD認証の電源
650WのGOLD認証の電源が搭載されています。製品名は、FSP650-70ALAです。

Legion T550iのゲーム性能(GPU性能)をチェック

3D Mark

ベンチマークスコア
FireStrike
フルHDゲーム向け
25016
TimeSpy
重量級ゲーム向け
12368
Port Royal
レイトレ対応ゲーム向け
7842

「3DMark」はゲームで重要な3D性能をスコア化してくれるベンチマークソフトです。

フルHDゲーム向けの「Fire Strike」は25016点です。重量級ゲーム向けの「TimeSpy」は12368点です。レイトレーシングのゲーム向けの「Port Royal」は7842点です。

ベンチマーク実行後にゲームでどれくらいのフレームレートが出るのか、結果が出ます。

それを見る限り、フルHD解像度であれば平均フレームレート144以上、WQHD解像度であれば、平均フレームレート110以上のプレーが可能という感じでした。

Firestrikeで比較

T550iの「Fire Strike」のグラフィックススコアを他のビデオカードと比較してみました。T550iが搭載しているRTX3070はGTX1660 Superの約2倍の性能でした。

VR Mark

ベンチマークスコア / 平均フレームレート
Orange room
負荷が軽いVRゲーム向け
13135
平均286FPS
Cyan room
負荷が重いVRゲーム向け
2752
平均60FPS
Blue Room
高解像度(5120×2880)のVRゲーム向け
4071
平均89FPS

VR MarkはVRゲームでの性能をスコア化してくれるベンチマークソフトです。Orange room、Cyan room、Blue roomと3種類あり、負荷も異なります。

一番負荷の軽いOrange roomのスコアは13135点、平均286フレームレートと、良好な結果でした。

より負荷の重いCyan room、Blue roomではスコア、平均フレームレートともに、ガクッと下がります。それでも平均60FPSが出ているので、VRゲームは総じて快適にプレー可能といっていいと思います。

FF14ベンチマーク

設定スコア / 平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
22143
平均162FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
18590
平均130FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
10826
平均74FPS

「FF14:暁月のフィナーレ」を最高設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でベンチマーク。

フルHDのスコアは22143(平均162FPS)、WQHDのスコアは18590(平均130FPS)と良好な結果です。一方、4Kのスコアは10826(平均74FPS)と、フルHD、WQHDに比べて大きくスコアは落ちてしまいましたが、それでも平均60FPS以上は出せています。

FF15ベンチマーク

設定スコア
フルHD(1920×1080)
最高設定
12369
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
9522
4K(3840 x 2160)
最高設定
5751

「FF15」を高設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でベンチマーク。

フルHDのスコアは12369、WQHDのスコアは9522でした。一方、4Kのスコアは5751と、フルHD、WQHDに比べて大きくスコア落ちてしまいました。やや快適判定なので、4K解像度のプレーは少し厳しいかもしれません。

Forza Horizon 5ベンチマーク

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均95FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均83FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均61FPS

「Forza Horizon 5」をエクストリーム設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でベンチマーク。

フルHDの平均FPSは95、WQHDの平均FPSは83、4Kの平均FPSは61でした。全ての解像度において、快適にプレーが可能だと思われます。

Rainbow Six Siegeベンチマーク

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均394FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均265FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均135FPS

「Rainbow Six Siege」を最高設定、スケーリング100%にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でベンチマーク。

フルHDの平均FPSは394、WQHDの平均FPSは265、4Kの平均FPSは135でした。全ての解像度において、快適にプレーが可能だと思われます。

アサシンクリードヴァルハラベンチマーク

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均88FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均71FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均45FPS

「Rainbow Six Siege」を最高設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でベンチマーク。

フルHDの平均FPSは88、WQHDの平均FPSは71、4Kの平均FPSは45でした。4Kでのプレーは厳しそうです。

Cyberpunk2077ベンチマーク

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均87FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均58FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均28FPS
フルHD(1920×1080)
最高設定:レイトレーシング
平均41FPS

「Cyberpunk2077」をウルトラ設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でベンチマーク。

フルHDの平均FPSは87、WQHDの平均FPSは58、4Kの平均FPSは41でした。また、レイトレーシングをオンにした状態の平均FPSは41でした。

「Cyberpunk2077」は2022年9月現在、最も負荷が重いゲームの1つということもあり、厳しい結果になりました。高解像度、レイトレーシングをオンした状態で快適にプレーしたいのなら、DLSSを併用する必要があります。

Apex Legends

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均226FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均178FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均111FPS

「Apex Legends」を最高設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)で演習場を180秒間、周回した際の平均フレームレートを計測。

フルHDの平均FPSは226、WQHDの平均FPSは178、4Kの平均FPSは111でした。全ての解像度において、快適にプレーが可能だと思われます。

Fortnite

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均198FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均130FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均66FPS

「Fortnite」を最高設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)でクリエイティブ島を180秒間、周回した際の平均フレームレートを計測。

フルHDの平均FPSは198、WQHDの平均FPSは130、4Kの平均FPSは66でした。全ての解像度において、快適にプレーが可能だと思われます。

VARORANT

設定平均フレームレート
フルHD(1920×1080)
最高設定
平均398FPS
WQHD(2,560×1,440)
最高設定
平均403FPS
4K(3840 x 2160)
最高設定
平均364FPS

「VARORANT」を最高設定にし、3つの解像度(フルHD、WQHD、4K)で演習場を180秒間、周回した際の平均フレームレートを計測。

フルHDの平均FPSは398、WQHDの平均FPSは403、4Kの平均FPSは364でした。負荷の軽いゲームなので、余裕の動作です。

モガ

ゲーム性能は、タイトルにもよりますが、フルHD、WQHDまでは余裕ですが、4K、レイトレはさすがに厳しい印象です。

Legion T550iのクリエイティブ性能(CPU性能)をチェック

Cinebench

ベンチマークスコア
Cinebench R23マルチ:12220
シングル:1245
Cinebench R20マルチ:4794
シングル:485
Cinebench R15マルチ:1853
シングル:199

「Cinebench」はCPU性能をスコア化してくれるベンチマークソフトです。R23、R20、R15と3つのバージョンがあり、Rの後に続く数字が高いほど、負荷が重くなります。

Legion T550iが搭載しているCPUは、インテル第10世代のCore i7-10700です。Cinebench R23のマルチスコアは12220、シングルスコアは1245でした。

CinebenchR23マルチ比較

Legion T550iに搭載されているCore i7-10700は8コア16スレッドです。そのため世代が古いとは言え、マルチスコアは高めです。インテル第12世代のCore i5-12400とほぼ互角のスコアです。

CinebenchR23シングル比較

ただ、シングルスコアになると、スコアはかなり低めに出ます。インテル第11世代のCore i5-11400よりもスコアは劣ります。

Core i7-10700はインテル最新世代のCPUと比較するとさすがに性能不足が目立っています。

x264 FHD Benchmark

x264 FHD Benchmark

「x264 FHD Benchmark」は、H.264形式のエンコード性能を計測できるベンチマークソフトです。スコアはFPSで表示され、FPSの値が高いほどH.264形式のエンコード性能が高いといえます。

Legion T550iに搭載されているCore i7-10700は57FPSで、インテル第12世代のCore i5-12400と全く同じ結果に終わりました。

動画のエンコード性能(power directer 365無料体験版)

実際に動画編集ソフトのpower directer 365の無料体験版を使って、動画のエンコード性能を計測します。

高速ビデオレンダリング技術をオフにして容量が5GBの動画の書き出しにどれくらいの時間がかかったのかを比較します。動画の書き出し設定は以下の通りです。

動画の書き出し設定
ファイル形式H.264 AVC
解像度1920×1080
フレームレート59.94
フレーム種類プログレッシブ
プロファイル種類メインプロファイル
EntropyコーディングCABAC
平均ビットレート60000Kbps
速度/画質インジケーター画質モード
その他デブロッキングを使用
powerdirecter 365

Legion T550iに搭載されているCore i7-10700の書き出しにかかった時間は452秒でした。第12世代のCore i5-12400、Core i7-12700と比べると、大きく差をつけられました。

PC Mark 10(Photo Editing)

PC Mark 10(Photo Editing)

「PC Mark 10」は、パソコンの総合性能を計測できる計測できるベンチマークソフトです。

今回は、CPU性能のみを計測したいので、「Use OpenCL」と「Use hardware-accelerated video processing」を無効化した上で、PC Mark 10 Extendedを実行します。

なお、この設定では総合スコアが得られなくなるので、写真編集に関する性能を計測する「Photo Editing」のみを比較対象とします。

Legion T550iに搭載されているCore i7-10700のスコアは4653でした。ここでもCore i5-12400には勝てませんでした。

Blender ベンチマーク(monster)

Blender ベンチマーク(monster)

「Blender」は、3DCGや2Dアニメーション制作に使われるオープンソース型のソフトです。今回は「Blender」のレンダリングにかかる時間を計測できるベンチマークソフトを使用します。

ベンチマークには、「Classroom」、「Junkshop」、「Monster」と3つのシーンのレンダリングにかかる時間を計測できますが、今回は「Monster」のみの結果を見ていきます。

なお、最新バージョンでは、レンダリングにかかる時間ではなく、1分間あたりに生成できるサンプル数で表示されます。

Legion T550iに搭載されているCore i7-10700が1分間に生成できるサンプル数は88でした。Core i7-12700には大きく負けていますが、ここで初めてCore i5-12400に勝ちました。

Core i7-10700は8コア16スレッドとマルチスレッド能力は高いので、それがいい結果に働いたのかもしれません。

モガ

Core i7-10700は2022年現在の基準でも性能の良いCPUといえますが、インテル第12世代のCPUと比べると、性能は見劣りします。

Legion T550iのストレージ性能をチェック

ストレージ性能をチェック

CryStal Disk InfoCrystal Disk Mark
SSDWDC SN730 512GBの情報WDC SN730 512GBのベンチマーク
HDDSEAGATE ST2000DM008 2TBの情報SEAGATE ST2000DM008 2TBのベンチマーク

Legion T750iに搭載されているストレージは、NVMe M.2 SSDの「WDC SN730 512GB」とHDDの「SEAGATE ST2000DM008 2TB」です。OSが入っているシステムストレージは、NVMe M.2 SSDの「WDC SN730 512GB」です。

「WDC SN730 512GB」の読み込み速度は約3,430 MB/s、書き込み速度は約2,717 MB/sと、gen3のNVMe M.2 SSDの中では、トップクラスの読み書き速度です。

「SEAGATE ST2000DM008 2TB」の読み込み速度は約223 MB/s、書き込み速度は約215 MB/sと、一般的なHDDの読み書き速度です。

Legion T550iのCPU・GPU温度をチェック

CPU温度

CPU温度

ベンチマーク(Cinebench R23)実行中のCPU温度の平均は86度でした。一方ゲーム実行中(FF15ベンチ)のCPU温度の平均67度でした。CPUクーラーはCore i7-10700を十分冷やせています。

GPU温度

GPU温度

FF15ベンチマーク(4K、高設定)中のGPU温度の平均は74度でした。

RTX3070の消費電力はRTX3080などの上位モデルに比べてそこまで高くないです。発する熱もそこまで神経質になる必要はないです。

全長267mmのデュアルファン仕様のビデオカードでしっかり冷やせています。

Legion T550iの騒音と消費電力をチェック

消費電力をチェック

アイドル時の消費電力
アイドル時の消費電力
ゲーム中の消費電力
ゲーム中の消費電力

システム全体の消費電力をワットチェッカーを使って計測してみました。

アイドル時は30W前後で、ゲーム中(FF15ベンチマーク)実行中は300W~350Wの間をいったりきたりといった感じでした。

騒音をチェック

アイドル時の騒音
ゲーム中の騒音

簡易的な騒音計を使って騒音を計測してみました。

アイドル時は38dBA前後ということもあり、若干ファンの音が感じられるだけで、総じて静かな印象です。個人的に全く気にならない騒音レベルでした。

一方、ゲーム中の騒音は43dBA前後でした。耳をすませば、ケース内のファンの音が若干耳障りで聞こえる程度で、ヘッドフォンなどをつけていれば、まったく気になりません。

騒音に関しては全体的に静かな印象です。

Legion T550iの良かったところ・悪かったところ

メリット
デメリット
  • WQHD解像度までならゲームは快適にプレー可能
  • PCケースのサイズがこぶり
  • PCケースやCPUクーラーの冷却性能は十分
  • 2TBのHDDが搭載済なのでストレージ容量は十分
  • LEDライティング対応
  • CPUの世代が少し古い

Leginon T550iの代替品について※2022年9月更新

冒頭でも言及しましたが、Legion T550iは現在購入できません。そこでここでは、Core i7-10700+RTX3070の構成に近い、代替品を紹介したいと思います。

※在庫、価格は更新時のものです。

Legion T550(90RC01LFJM)

OSWindows 11 Home
CPURyzen 7 5800
ビデオカードRTX 3070
メモリDDR4-3200 8GB×2
ストレージ512GB(M.2)
2TB(HDD)
電源650W
価格169,400円

代替品で一番のおすすめがLegion T550(90RC01LFJM)です。

一番の魅力は価格です。この16万円代という価格は、RTX3070搭載モデルとしては、かなり安い部類に入ります。

搭載しているCPUはRyzen 7 5800です。OEM向けのモデルで一般では購入できませんが、おそらくRyzen 7 5800Xと同等のものだと思います。

8コア16スレッドとマルチスレッド能力は高く、さらにZEN3なのでシングルスレッド能力も高いです。今回レビューしたモデルに搭載されていたCore i7-10700より性能は高いです。

さらに、512GB(SSD)と2TB(HDD)なので余裕をもったストレージ容量なのも魅力です。また即納モデルなので、すぐに手元に届くのも嬉しいです。

まとめ

今回レビューした、Legion T550iは残念ながら購入することはできないです。

ただ、レノボのほかのゲーミングPCと似通った部分は多いので、今回の記事はレノボのゲーミングPCの購入を考えている人に参考なると思います。

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