郵便局の見守りサービスの評判は？ちゃんと安否確認できるの？

日本郵政が提供している見守りサービスって、本当のところどうなのか。その評判や、サービスの内容。料金に見合った見守りを受けられるのかなど。郵便局の見守りサービスを詳しくみていきたいと思います。

郵便局の2つの見守りサービス

郵便局の見守りサービスは、「みまもり訪問サービス」「みまもりでんわサービス」の2種類があり、さらにそこに「駆けつけサービス（オプション）」を任意でつけることが可能です。

みまもり訪問サービス

• 月に1回、郵便局員が見守りたい方の自宅へ直接訪問
• 訪問時に約30分、生活状況確認のため10項目の質問を実施
• その結果をご家族など、ご指定の報告先へ連絡

郵便局が提供している「みまもり訪問サービス」は、月に一度、見守りたい方のご自宅へ直接訪問して安否を確認してくれます。

その際に、約30分かけて、「固定の基本質問項目（7項目）+選択可能な質問項目（3項目）」を質問し、生活状況を確認。

その結果を、ご家族など、指定した報告先へメールで連絡をしてくれます。

基本質問7項目

• 体調
• 食事内容
• 睡眠の質
• 運動の有無
• 外出の頻度
• 日常生活での支障
• 心配事

上記の7項目に加えて、選択可能な質問項目を23項目の中から3個を自由に選択可能です。

ご高齢の一人暮らしですと、話し相手がおらず寂しい思いをしている方も多いので、月に1度とはいえ、直接訪問して30分間ほど、話し相手となってくれるところも、メリットだと思います。

みまもりでんわサービス

• 毎日電話で体調を確認（自動音声）
• 電話機の1～3をプッシュすることで回答
• 確認した内容を、指定の報告先へメールで連絡

「みまもりでんわサービス」は、本当に簡易的な電話による確認になります。電話とはいいますが、自動音声による機会的なもので、回答も体調に合わせて、電話機の数字1～3で回答するだけです。

電話に出れるかどうかで、安否を確認するものですが、毎日強制的に電話に出て、数字を押すことを強いられるので、見守られる側にとっては、あまり良い印象を受けないかもしれません。

金額的にも、自動音声での機械的なやりとりで、月額980円（固定電話）、1,180円（携帯・スマホ）は、正直ちょっと高いかなと思ってしまうサービス内容となります。

駆けつけサービス（オプション）

• 万一の際に、ご家族からの要請を受けて警備会社が自宅へ駆けつける

上記の「みまもり訪問サービス」「みまもりでんわサービス」の2つのサービスのオプションとして、駆けつけサービスを付けることが出来ます。

警備会社はセコムか綜合警備保障（ALSOK）のどちらかです。オプション料金として、月額800円かかり、駆け付け1回につき5,000円が別途必要となります。

正直、郵便局の見守りサービスに、オプション料金を加え、駆け付け1回に5,000円支払うのであれば、最初から警備会社の手厚い高齢者見守りサービスに加入してしまった方が良いと思います。

郵便局の見守りサービスのメリット・デメリット

郵便局の見守りサービスのメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

• 日本郵政が行うサービスなので安心感がある
• 自宅まで直接訪問してくれるので、人の目で見て状況を確認できる（訪問サービス）
• 毎日電話で安否の確認ができる（でんわサービス）

デメリット

• 月に一度、30分のみの見守りサービスなので、緊急時の対応は不可（訪問サービス）
• 自動音声での電話応対なので、機械的で味気ない（でんわサービス）
• 駆け付けのオプションは、家族か本人の要請がないと動かない

郵便局のみまもりサービスの評判、口コミ

郵便局の見守りサービスを利用している方の口コミや評判を集めました。

コストパフォーマンスは微妙かも

郵便局の見守りサービスの魅力は、「みまもり訪問サービス」の1点だけだと思います。

見守り体制としては、全く不十分ですが、月に一度、郵便局の社員が生活状況を目で見て確認し、それをレポートしてくれるのは大きなメリットです。

ただし、何かあった場合は、最悪一ヵ月気付けないということにもなりますので、他の見守りサービスと組み合わせないと、万全とはいえません。

また、「みまもりでんわサービス」に関しては、自動音声での機械的なやりとりなので、電話に出るのが嫌になってしまうという評判も多いです。

見守りサービスとしては、やはり警備会社によるものが内容としては手厚いので、他のサービスと比較して、検討してみて下さい。

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