この日、魚沼エリアの紅葉の状況を見ようと朝早くから魚沼市へ走りました。
というのも、湯沢、南魚沼市、魚沼市エリアの山城は紅葉後から初積雪までの時期が短いためタイミングが重要になってくるためで、この時期でも雪対策を各地で行われています。
てなわけで調査ついでに以前から来たかった新保館に来ました。
新保館は琴平城主の発智氏の平時の居館と伝えられています。
新保館自体は館の内遺跡という名称で魚沼市指定史跡に登録されています。
アクセスですが、国道252号線から県道328号線(三ツ又小出線)へ入る所(37.244863, 138.965147)を曲がり、1.5kmほど先にある「山田下交差点」を左へ曲がり、県道70号線を500mほど北に進むと左側にあります。
下の写真の所が駐車場で、私が停めた所の前に石碑があります。
これが石碑です。
駐車場の前が入口で、木の橋が掛けられており、その横に説明板があります。
橋から北側の堀が見えます。
堀底には側溝があります。
昔は側溝が無く、堀に水があったそうです。
木橋から下りて横から撮影。
橋の両側に堀があります。
こちらが南側の堀です。
かなり藪ですが、形はハッキリと確認出来ますし、深さも結構あります。
西側の土塁です。
上面が削られています。
主郭は墓地になっているので撮影はしていません。
主郭南西側に道があったので下りて見ました。
この杉の木邪魔だなぁと思ったのですが…
その先には巨大な堀がありました。
堀底を利用して遊歩道が作られてました。
それにしても開口幅かなりあるなぁ
多分遺構ではないと思うんだけど、畝に見えたので撮ってみました。
堀底を反対側から撮ってみました。
そのまま進むと開けた場所に着きました。
こちら側からも行けるようです。
北西側に進むと北側の堀底に行ける場所を見付け、突入することに。
なかなか見事な堀です。
これで側溝が無かったら文句なしなのですが、現在の水事情がそうさせたのかもしれませんね。(←何でかは知らない(笑))
北側の堀底ウォーキングをした後駐車場の所に戻り、南側を歩いてみる事にしました。
下の写真は南側から撮影しました。
下の写真の左側が主郭、中央が南側の堀です。
今回のGPSログです。
いずれは発智氏の詰めの城、琴平城にも行きたいですね。
駐車場
37.249589, 138.983148(普通車5台位)