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名古屋市中区の三菱UFJ銀行名古屋ビルにある、貨幣・浮世絵ミュージアムです。

貨幣・浮世絵ミュージアムは、貨幣関係資料は国内外で15,000点、浮世絵版画は約1,800点を所蔵した貨幣の博物館です。
これらの展示が無料で見ることができる、名古屋市中心部の穴場スポットです。

営業時間 9:00-16:00 (入館は15:30まで). 定休祝日
住所 愛知県名古屋市中区錦3-21-24 三菱UFJ銀行名古屋ビル1F
電話番号 052-300-8686
駐車場 無し
入館料 無料
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貨幣・浮世絵ミュージアムは、地下鉄東山線/名城線栄駅の8番出口より徒歩5分のところにある、三菱UFJ銀行名古屋ビルの1Fにあります。
県道60号名古屋長久手線(広小路通)の広小路本町交差点のところにビルがあります。

旧東海銀行本店・旧UFJ銀行本店のあったビルが建て直しとなり、その三菱UFJ銀行名古屋ビル1Fに2021年11月29日に移転オープンしました。
現在も三菱UFJ銀行の名古屋中央支店・栄町支店そして名古屋営業部、三菱UFJモルガンスタンレー証券が入る、三菱UFJフィナンシャルグループの東海地方の拠点施設となっています。

貨幣・浮世絵ミュージアムの移転前の貨幣資料館は名古屋市東区にありましたが、元々1961年に東海銀行本店ビル(今の三菱UFJ銀行名古屋ビル)の7Fにできた"東海銀行貨幣展示室"から発展したものです。
2021年に元の場所に戻ってきた形です。

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入館料無料ということで、気楽に利用できます。
ちょうど三菱UFJ銀行のオフィスビルの1Fにある博物館、という感じで、ビルの外からだと存在に気づきません。
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貨幣展示スペースは写真撮影OKです。
三菱UFJ銀行が、東海銀行時代から収集した貨幣が、時系列別に展示されています。
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豊臣秀吉の天正大判です。
金の輝きは時代を超えても存在感がすごいです。
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有名な寛永通宝です。
展示されていたのは、"母銭"です。
鋳造で作られていた寛永通宝は、鋳型の原型となったのが"母銭"で、母銭で作った鋳型からできる鋳物が"子銭"です。
子銭は流通する通貨、母銭はとても貴重でコレクターズアイテムです。
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昭和の貨幣も展示されています。
硬貨・金貨・銀貨から紙幣へ。
時代の移り変わりが伝わってきます。
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そして、なつかしの旧1万円札・5千円札・千円札・5百円札達。
このあたりになると、実際に使っていた紙幣になります。
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そして、ユーロコインズ
昔集めていたので、今回の展示で一番感銘を受けました。
ユーロは、紙幣は各国統一デザインですが、硬貨は裏面が各国のオリジナルデザインとなっていて、自己調達(コイン屋で買うのではなく、市場に流通しているのを集める)でコレクションが可能でした。

浮世絵版画については、写真撮影不可です。
歌川広重「東海道五十三次」を所蔵しており、全56点を前後期の2期にわたり展覧しています。
2022年5月11日〜7月31日まで、「狂歌入東海道−江戸の遊び心前期」として日本橋から袋井までの28点を展覧しています。

栄の繁華街から歩ける距離にある、貨幣・浮世絵ミュージアムは、コンパクトながらも充実した展示で、しかも無料なので、おすすめ博物館です。

貨幣・浮世絵ミュージアム  フロアマップ・フロアガイド
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