3月17日は確定申告の期限です。
※毎年15日が期限ですが、15日が土曜日のため、17日になってます
皆さま、無事に申告を終えられましたでしょうか?
若手社労士が苦手とする確定申告
開業したばかりの先生からよく聞かれるのが、「確定申告が苦手」という声です。
-
税のルールが難しい
-
複式簿記がわからない
などの理由が挙げられます。
社労士は数字が得意であるべき?
社労士は数字が苦手な人が多い印象があります。
堀江貴文(ホリエモン)氏は「確定申告は自分でやるな」と断言しています。
理由として、
-
売上の大小にかかわらず、自分でやるのは時間のムダ
-
素人では税の最新情報を把握できないため、専門家に任せる価値がある
と述べています。
私もホリエモン氏に、一部ですが同意します。
確かに「餅は餅屋」であり、プロに任せることは重要です。税理士に依頼すれば、投資した分以上のリターンを得られる可能性があります。
しかし、税理士に完全に丸投げするのではなく、
-
税の基本知識
-
複式簿記
-
貸借対照表(BS)
-
損益計算書(PL)
などは理解しておくべきだと考えます。
税理士を利用する際も、基本的な知識があれば、的確な質問ができ、より効果的に活用できます。
社労士に財務・会計の知識が必要な理由
企業の経営資源は「ヒト・モノ・カネ」です。
社労士は主に「ヒト」に関する専門家ですから、人的資本経営の観点から「非財務情報」を切り口に支援されると思います
顧客先のカウンターパートナーは経営者です。 経営には「非財務情報」と「財務情報」の両方のマネジメントが必要となります、両方を俯瞰してみれる能力があると、より経営者から選ばれる存在になるので、財務会計の知識は学んで損はありません
総合コンサル型社労士の可能性
社労士が「カネ」に関する知識を持つことで、経営者のパートナーとして、より高度なコンサルティングを提供できるようになります。
その結果、
-
総合コンサルタントとして経営支援ができる
-
付加価値が認められればコンサルティングフィーの単価をあげられる
といった可能性も広がります。
また、AI技術の発展により、
-
労務手続き
-
労務相談
といった業務の需要は減少する可能性があります。
だからこそ、AIにはできない「経営コンサルティング」を極めるために、「カネ」にも強い社労士になることが重要だと考えます。
まずは自社の経営管理から
第一歩として、自分の事務所の経営をしっかり管理・分析することをおすすめします。
-
日々の帳簿を管理する
-
月次のPL(損益計算書)を分析する
こうした取り組みを通じて、数字への理解を深めることができます。
財務諸表が苦手な方は、下記の簡易管理表を学ぶだけで、苦手意識がなくなりますよ
☆御礼☆
最後までお読み頂きありがとうございます。
下記のアイコンをクリックすると、他の素晴らしい社労士や資格関連のブログの一覧が表示されます。 参考になりますので、ぜひ閲覧してみてください。
【お願い】 この記事も参考になったらアイコンクリックお願いします。
👇️