風の舞い--モノクロームの水彩画

裸婦デッサンや単純化を目指したイメージスケッチを楽しんでいます。

ラフな裸婦モデリング

このブログは、元々は単純化した裸婦の素描を普段の練習としているブログでした。しかしいつの間にかその他諸々が多数になってしまいました。たまにはやっておかないと修練の届かない者はすぐに感覚を失いがちです。

ラフな裸婦モデリング

というわけで久しぶりの練習です。全然鈍ってますね。しかし良いと思います。それはそんなものです。いつものごとく、細かい凹凸よりは全体の動きと雰囲気に重点を置きます。

 

ラフな裸婦モデリング

一筆書きみたいな描き方ですが、この感じを少し煮詰めようと思っています。
この感じの描画は海外では見かけますが、我が国ではあまり見かけないように思います。不思議なものです。水墨画の類では長いストロークで非常に柔らかい感じで人物を描く人が居ます。それは暗示的ですがなかなかそこへは到達しないものです。一般的な美術教育では多分教えない描き方だと思います。

どんな考え方もアリなので、私は私の考えで描いています。しかしひとことだけ言えば、薄い鉛筆でアタリを取りながら細かく描く尖ったスタイルはひとまず置いて、形は崩れても良いので、大振りに描いてみることをやってみれば面白いのではないかと思います。要するに学生絵画から離れてみようと言う考えです。

本日もありがとうございました。