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【備蓄食料の防災対策】ローリングストック法のメリットや方法を解説

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ローリングストック法って何だろう?
どうやってするのかな?

この記事では、備蓄している食料の量を一定に保ちつつ、賞味期限切れを防ぐ「ローリングストック法」について紹介します。

記事内では、ローリングストック法のことを知らない人に向けて

  • ローリングストック法の詳細
  • ローリングストック法のメリット
  • ローリングストック法の方法
  • ローリングストック法に向いている食品
  • ローリングストック法のポイント

について具体的に解説します。

せっかく備蓄した食料を無駄にしないように、ぜひローリングストック法を使ってみてください。

防災士の筆者が記事を書いています。


目次

ローリングストック法とは「備蓄食料を一定に保つ防災対策」

ローリングストック法とは、備蓄している食料を一定量に保つ保存方法です。

一般的に「備蓄」と呼ばれるものは、非常時のために、数日分の保存食などを一気に買い込み、自宅に保存。

そして、非常に取り出して食べることをイメージされると思います。

一方でローリングストック法は、一気に買い込むのではなく、日頃から食料を多めに購入し、定期的に消費。

そして、食べた分を補充するというものです。

こうすることによって、いざというときの備蓄食料の不足や賞味期限切れを防げます。

比較項目一般的な備蓄ローリングストック法
お金購入時にお金がかかる費用の負担が少ない
賞味期限被災時に賞味期限切れを起こしやすい賞味期限切れを起こしにくい
食べるもの保存食を主に食べることになる普段と同じものを食べることができる

ローリングストック法のメリット

ローリングストック法を使うことでどのようなメリットかを紹介します。

具体的には以下の3つです。

  1. 非常時の食料不足の不安がなくなる
  2. 備蓄食料の賞味期限切れを防げる
  3. 非常時でも普段と同じものを食べれる

それではそれぞれのメリットを詳しく解説していきます。

非常時の食料不足の不安がなくなる

まず1つ目のメリットは、常に自宅に必要な量の備蓄食料をストックできることにより、被災時に備蓄食料の不安がなくなるということです。

ローリングストック法を使えば、食べてもすぐに補充するので、常に一定の食料が家にある状態を保てます。

補充する際に何がいくつあるか定期的にチェックできるので、普段から非常時の不安が一つなくなります。

非常時には、住む場所、家族の心配など様々な不安が襲いかかります。

ただでさえ大変な状況なのに、自宅に備蓄食料がない人は「食料をどうしよう」という心配も抱えてしまうことになるでしょう。

日頃からローリングストック法を活用することによって、被災時に食べ物に関する不安を一つ取り除くことができます。

備蓄食料の賞味期限切れを防げる

一般的な備蓄だと、一度に買い込み、そして自宅に保管。
そして、被災時にそれらを取り出して食べることになります。

必要な備蓄量は確保できるのですが、問題なのは賞味期限切れを起こしやすいということです。

基本的に一般的な備蓄の場合、一度買い込んだ後は非常時以外に触ることがないので、いざという時に賞味期限切れを起こしやすいのです。

さらに、一般的な備蓄だと、数年間の賞味期限がある保存食を購入することが多いため、余計に賞味期限切れに気づきにくくなっています。

その点、ローリングストック法では古いものから食べていくので、賞味期限切れを起こすことを防ぐことができます。

非常時でも普段と同じものを食べれる

ローリングストック法を活用する3つ目のメリットは、被災時でも普段と同じものを食べれるということです。

保存食は長期保存のために作られているので、市販されている商品にくらべて味は二の次となっています。

保存食ではなく、あくまで普段の生活で食べているものです。

そのため、非常時でも普段の料理を食べれることで、安心することができます。

ローリングストック法の方法

ローリングストック法を簡単に説明すると

  1. 必要な食料を買い込む
  2. 賞味期限が近いものから食料を食べる
  3. 食べた分、新しい食料を購入する

を繰り返すだけです。

必要な食料を買い込む

まずは、普段の買い物の際に「少し多めに」購入します。

下記で紹介するローリングストック法に向いている食品を参考にしてください。

賞味期限が近いものから食料を食べる

購入したものを定期的に古いものから食べていきます。

ローリングストック法では、古いものから食べることが前提ですが、ついつい間違ってしまうことも。

古いものから食べるように、購入した時に消費期限が近い順番に並べ替えをしたり、番号を付けいたりすると分かりやすいですね。

食べた分、新しい食料を購入する

ローリングストック法用の備蓄食料を食べた分だけ、新しいものを購入しましょう。

この時に食べた食料が「あんまり美味しくないな」と思った場合は、新しい商品を購入してもいいかもしれません。

ローリングストック法に向いている食品

ローリングストック法に向いている食品

ローリングストック法は、普段食べているものを多めに購入して備蓄するという形式ですが、何でもいいというわけではありません。

備蓄食料が必要な場合というのは、ライフライン普通に使えない状況であることが多いので、そこを考慮しなければいけません。

例えば、電子レンジを使って調理する冷凍食品は避けるべきです。

なぜなら、電子レンジは電気が止まってしまえば、調理することができないから。

解凍されれば、「食べれる状態」になるかもしれませんが、味は不味くなるでしょう。

冷凍食品でも、解凍するだけで食べれる食品などは問題ありません。

ローリングストック法に向いている食品を選ぶポイントは、「調理不要なもの」または「調理が簡単なもの」です。

例えば以下のような食品になります。

  • 缶詰
  • レトルト食品
  • インスタント麺
  • プロテイン
  • 栄養補助食品
  • コーンフレーク

ローリングストック法では、食料の備蓄方法として使われることが多いですが、水もローリングストック法で備蓄することができます。

水は食料よりも命に直結するものなので、水の備蓄は食料の備蓄よりも大事だと言えます。

市販されているミネラルウォーターもローリングストック法を使って備蓄するようにしましょう。

「インスタント麺は、熱湯を使わない食べることができない」と思われがちですが、ほとんどのインスタント麺は、熱湯の代わりに水を使っても、普通に調理できます(熱湯で3分のところ、水を使った場合だと10分ぐらいかかります)。

ローリングストック法のポイント

ローリングストック法を活用する上で抑えておきたいポイントを紹介します。

それは

  • 保存食も備蓄しておくこと
  • 食料以外にも賞味期限切れを注意しておくこと

という2点です。

保存食も備蓄しておく

ローリングストック法では、上記で紹介したような普段食べている食料を備蓄するとなっています。

普段食べているもの以外にも、長期保存できる保存食も別途備蓄しておきましょう。

こうすることにより、「ローリングストック法で備蓄している食料」+「保存食」という二段構えで食料を備蓄できます。

保存食の方は、数年間保存できるようになっているので、ローリングストック法のように頻繁に賞味期限をチェックする必要はありません。

1〜2年に一度ぐらい保存食のチェックするぐらいで大丈夫です。

また、保存食だけでなく、長期保存できる保存水も同じように備蓄しておきましょう。

食料以外にも賞味期限切れを注意しておく

ローリングストック法は食料を備蓄するための手段ですが、非常時の日用品にも応用することができます。

例えば以下のようなものに対して使えます。

  • 乾電池(消費期限は製造日から2〜3年)
  • カセットボンベ(消費期限は製造日から6〜7年)

乾電池があれば、電池で動く懐中電灯などが使えます。
逆に無いと、ものはあるのに動かないという状況になってしまいます。

普通の乾電池であれば、製造日から2〜3年。
10年間ほど長期保存できる乾電池も最近は増えています。

僕がいつも購入しているAnkerの乾電池は10年(2022年現在は品切れ中)。

定期的に購入する必要はないので、多めに備蓄しておくようにしましょう。

また、カセットコンロが1つあるだけで、調理できる食品が増えるほか、温かいものを食べれるようになるので、絶対に備蓄しておきましょう。

最近はIHヒーターを使う家庭が多いですが、電気が止まってしった状況では使うことができないので、非女王時にはカセットコンロが有効です。

もちろん、カセットボンベも合わせて購入するようにしてみてください。

ローリングストック法のメリットと方法まとめ

非常時に「食料が足りない」「賞味期限が切れている」ということを防ぐためのローリングストック法を紹介しました。

買い物をするときに少しだけ多めに購入し、古いものから順番に食べ、食べた分補充するという簡単なものだと分かっていただけたと思います。

普段の生活にぜひ取り入れてみてください。

また、被災時には食料以外にも必要なものがたくさんあります。
ブログ内でも何を備蓄しておけばいいかを紹介しているので参考にしてください。

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