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暗号資産の利益が1億円を超えた

 

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2021年1月~2021年12月の暗号資産の利益は1億円を超えました。

その感想や税金関連の学びについて、コメントします。

  

億り人と言えるのか?

上記の通り、税引き前で1億円を超える運用資産に膨れましたが、税引き後となると手元に残るのは、4500万円程度となる予定です。(すでに確定申告は済んでおりますが、住民税は概算です。また、最大税率にはならないでしょうという方もいるかと思われますが、サラリーマンとしての給与所得などもあるのでこうなりました。)

 

ふと思いましたが、これは億ったと言ってもよいのでしょうか?

そうは言えないと思い、ブログタイトルは億り人達成にはできませんでした。

 

暗号資産は、法人にするなどしないと普通は雑所得になり、利益を確定すると、-55%という恐るべき税金がのしかかります。正直嬉しいよりも悲しい気持ちの方が勝る複雑な気持ちです。それでも年が明けて確定申告を済ませて、ようやく気持ちも新たに投資を頑張ろうと、本ブログを久方ぶりに更新しています。

 

ただ、2017年春あたりから暗号資産投資を開始して、暗号資産の冬の時代(2018年など)も耐えて、嵌め込みが渦巻く暗号資産界隈で情報収集をして、思考を巡らせて、大きなリスクを取り、24h365dボラリティの高い相場へのストレスを感じながら、ようやく到達した大きな利益が半分以上税金で持っていかれるなんて割に合わないとはつくづく思いました。今後は株の方に比重を大きくして、暗号資産は遊び枠にしようと考えています。(新規ブログにするか、ブログのタイトル変えようかなぁ)

 

税金関連の学び(備忘録)

まず、確定申告をするまで気がつかなかったので、これから大きな金額を利益確定する方は注意いただきたいのですが、収入金額が2,000万円を超えると「基礎控除」がなくなります。計算もずれるし、地味に腹がたちました。これ以上とるんかいと。

 

あと、ふるさと納税を調子に乗ってやると一時所得という税金が、ふるさと納税の返礼品によって発生します。返礼品が50万円分以上になると余計な税金がかかるので、そこは利益確定時によく計算をした方がよいです。ふるさと納税は、税金の先払いで返礼品をタダでもらえるくらいの感覚ですが、億レベルで利確する人は、ふるさと納税シミュレーターのようなサイトで単純に概算はしないで、寄付金が166万円(返礼品が寄付金の3割として計算)以上になる場合は、一時所得が発生する前提で得だと思えばふるさと納税をする方がよいと思います。

 

それから、暗号資産同士のトレード、あるいは計算自体が難しくなるDeFiなどを行っており、かつ利益が大きくある場合は、税金計算は年をまたぐ前に終えておいた方がよいです。結論だけのべると、すべて11月~12月付近ですべて円に変えて利益を確定した方が余計な手間や心配をする必要がなくなります。どういう苦悩があるかは実際に億を利確してみないとわからない部分もあるかと思いますが、文才がないので割愛しますが、精緻に計算をするには全取引ログが必要であり、そらを暗号資産投資においてすべて収集することは不可能だと思います。そうなると脱税などしていなくとも疑われて国税調査で詰められたらどうしよう、計算が間違っていたらどうしようというような心配になるものです。(なお、すべて円にしていても、海外の取引所やウォレットに隠し財産がないという証明はできないのでまぁ一緒だとは思いますが精神衛生上は良いという話です。)

とりあえず暗号資産で利益が出たら、実際に平均取得価格などを計算してみるとよいと思います。実際にやろうとすると結構難しいです。国内取引所だけでトレードしている方でもフォーマットがバラバラだったり、海外取引所やDEXを使用しているとログを取得するところからになります。

また、基本的なことではありますが、念のため補足で、利益を計算するために用いる計算について、主に2種類の計算方法があります。総平均法と移動平均法です。現在のところ暗号資産は総平均法が基本になっておりますが、申請書を提出すれば移動平均法でも計算が可能です。(※詳しくは国税庁のHPで確認願います。)

資産の増減が激しい場合は、利益が小さい人でも惨事になるケースもありえます。逆にうまく年内に損だしをしておけば、その年の税金額は小さくすることも可能です。そうすれば複数年にわたって少しずつ利益確定をすることもうまくすればできるかもしれません。私の経験上では暗号資産同士の取引が多くてそれほどうまく税金額をコントロールできないとは思います。

 

税引き前億り人の苦悩(節税対策検討)

税金関連の話ばかりになってしまいますが、私も含み益が膨れていく2021年中にあれこれと節税を考えてはみました。

一つ目は不動産賃貸業(サラリーマン大家)を開始して一年目の収支を赤字にして暗号資産の利益にぶつけようと本気で思いましたが、ぶつけられる赤字がしれていることと、金融緩和による金融相場も相まって不動産価格も高騰しており、不動産を買う気になりませんでした。様々不動産業者に問い合わせや面談などもしてみましたが、やはりというべきか一般人が儲かる収益物件をカモにされずに手に入れるのは不可能という結論に至りました。当たり前ですが、儲かる物件は出回りませんし、自社所有とかにしちゃいますよね。

二つ目は法人設立も考えてました。雑所得よりも法人税率の方が有利ですし、何よりも損益通算が可能です。これによって年をまたいで損益通算ができますし、例えば、不動産賃貸業も一緒にやればそれらとも損益通算をできます。ただし、法人設立後に相場が悪ければ法人設立費用や維持費用がもったいないと思ったのと、会社に副業申請をしないといけないというのが嫌だなと思ったので、法人設立には至りませんでした。もし法人を設立していたら、個人(私)から暗号資産を利確せずにそのまま貸すということもできたとはずなので、結果的に節税効果も大きかったと思います。やらなかったことで少々後悔は残ります。

 

今後の目標

私も正直流行りのFIREに憧れている一人ですが、私は妻子がいるので、この金額ではFIREはできません。

また、現在は金融緩和フェーズは終わり、利上げフェーズが始まっています。ここから2~3年はコロナバブルの反動で厳しい相場になるような気もしています。

そんな発想で、去年の暗号資産の利益を使用してノーローンで家を購入することにしました。低金利で住宅ローンを組んで、不動産投資やインデックスETF投資でもしようかとも考えましたが、借りたお金で住宅ローン金利や手数料以上に儲けるのは至難だろうと思い、逆にノーローンにすることで、元本保証で住宅ローンの金利・手数料分を損しない(儲かる)選択をしていると考えることにしました。あるいはコモディティ(家)に投資しているともいえると思うので、良い選択だと思っています。家の仮契約は去年末あたりなので、今のところはインフレや株価が冴えない状況を見ると、うまい選択肢だったようにも思います。

 

今後は、FIREを目指して投資を引き続きやっていこうと思っています。そのあたりは考えの整理のためにもそのうち戦略やら運用資産状況やらをブログにつづりたいとは考えています。

 

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