ダイエットで注意すべき体脂肪!? 適正な体脂肪率やバランスのとれた体作りを解説

前回の記事では「ダイエット本来の意味や目的」や「体型が変化する原因」について、ダイエットと健康・美容はどのように両立するかを解説しました。

 

 

ここでは次の点について、簡単に解説しています♪

  1. 人間の身体を構成する成分とは?
  2. ダイエットで落とすべき数値とは?
  3. 年齢や性別など、各々に合った適正な体脂肪率

人間の身体がどのように構成されているのか、理解をさらに深めることで体組成的にもバランスの取れた体作りを目指していきましょう!

 

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人間の身体を構成する成分とは?

「身体が何でできているか」を、専門用語では『体組成(たいそせい)』と言います。

体組成計という商品が売られていますが、これは体重だけでなく体脂肪や筋肉の量、骨の量など、人間の体の組成を計測することができる機器のことです。

人間の身体を構成する成分には、

  • タンパク質
  • 脂質
  • ミネラル
  • 糖質

などが挙げられます。

各成分がどのくらいの割合で人間の体を構成しているか、成人男性の場合を例にイラストにまとめましたのでご参考ください。

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※水分、たんぱく質、脂肪の割合はあくまで目安です
※年齢や性別、体型によって個人差があります

 

ダイエットで落とすべき数値とは?

ダイエットをされる際、皆さんは何の数値を目標として気にされますか?

実は、ダイエットをする際に最も留意すべき数値は「体脂肪率」なんです!

人体を構成する脂質の大半は中性脂肪で占められており、
一般的に体組成計に「体脂肪」という名前で測定値として表示されているのは、この中性脂肪量を指しています。

中性脂肪とは肉や魚、食用油など食品中の脂質や、体脂肪の大半を占める物質です。
食事などで摂取された脂質は、小腸から吸収されて血液に入り、活動エネルギーなどに利用されますが、余剰分は脂肪となり、主に皮下脂肪として体内に蓄えられます。

また、体組成計では「基礎代謝」も表示されるものが多くありますが、これは生命を維持するのに消費されるエネルギーのことを指しています。
この数値が高いほど効率的に脂肪を燃焼しやすく、痩せやすい身体であると言えます。

人体に置いてエネルギー消費率が最も高いのが筋肉ですが、年齢とともに筋肉量は低下するので、比例して基礎代謝も下がり体脂肪は消費されにくくなってしまします。
そして、適正な体脂肪率を維持できないと体型の崩れを引き起こすだけでなく、最悪の場合、生活習慣病の原因にもなります。

 

生活習慣病とは、食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスなどの生活習慣が原因で起こる疾患の総称です。重篤な疾患の要因となるため要注意です!

 

健康的な体型と身体環境でいるためにも、自分の性別・年齢にあった体脂肪率を維持することが大切です。

下図に男性・女性それぞれの年代手の体脂肪率と肥満の関係をグラフにしています。ご参考に自分がどのあたりに位置するかを確認してみましょう。

 

性別・年齢に合った、体組成的にもバランスのとれた体作りが重要!

 

補足|体脂肪の測定方法について

最近では体脂肪率を測定する機能が搭載された家庭用体重計が多くなってきました。
こうした体重計の多くは「インピーダンス法」と呼ばれる電気抵抗を利用した測定方法で体脂肪率を割り出しています。

この計測方法の場合、運動・入浴後、食後など、水分の出入りの多い活動の後では正確性に欠けるため注意が必要です。
起床時トイレ後など、タイミングを決めて計測するようにしましょう。

 

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まとめ|ダイエットで注意すべき体脂肪!? 適正な体脂肪率やバランスのとれた体作りを解説

本日のまとめです。

  1. ダイエットで最も留意すべきは、体重よりも「体脂肪率」
  2. 適正な体脂肪率が維持できないと、体型の崩れだけでなく生活習慣病などの原因になり得る
  3. 体重計は運動・入浴後、食後など、水分の出入りの多い活動の後は避けよう!

 

次回は肥満がなぜ起こるのか、肥満によって生じるリスクなどについて解説したいと思います。

この記事を書いた人
ms

コンサルタントの私。設計開発とCAEエンジニアの経験を持ち、製造業のお悩み解決に尽力しています。 #コンサルタント #設計開発 #製造業

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