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シーバス用ワーシャ5本目!'19ワールドシャウラ2752R-2のファーストインプレッション

2021年3月5日金曜日

1.インプレ・レビュー 2.ロッド 5.シマノ 5.ワールドシャウラ

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みなさまこんにちは。

昨年5月にワールドシャウラ2831R-2を手にして以来、2021年1月までの間に立て続けに6本もワールドシャウラのスピニングモデルばかり連続して購入してしまいました。

1本はライトゲーム用に購入したテクニカルエディションですが、残り5本はシーバス用として購入。

なぜここまでワールドシャウラに惚れ込んでしまったのかは、是非以下記事をお読みいただければと思いますが、 今回、シーバス用ワールドシャウラとして最後の一本のつもりで選んだのが、2019年に登場した2752R-2というモデルです。

シーバス用ワールドシャウラの最後のピース?は2752R-2!
シーバス用にはややショートな7.5ftながら抜群の遠投性能!ショート故の操作性ややりとりのダイレクト感は使ってて本当に愉しめる極上のロッドです。

今回は、この2752R-2のファーストインプレッションをお届けしたいと思います。

 

ワールドシャウラ2752R-2はどんなロッド?

2752R-2という表記は、先頭一桁の「2」がスピニングモデル、2,3桁目の「75」が7.5ftというレングス、4桁目の「2」が2パワー、5桁目「R」がレギュラーアクション、末尾の「-2」が2ピースを表しており、このロッドが7ft6inchレングスのやや強めのMLクラスの2ピーススピニングロッドであることを意味しています。

どんなロッドなのか、ロッド購入時に付属する製品ラベルの解説文を引用してみましょう。

World Shaula 2752R-2 マルチパーパスロングディスタンススペシャル

河川、港湾、そして湖といった広い適応能力を、世界各国のフィールドに支持される7フィート6インチ2番(ミディアムライト)パワーのバーサタイル的スピニングロッド。ティップからベリーにかけてのしなやかさを維持したまま、軽量化と大幅な高感度化をスペシャチューンにて実現。ブランクス全体の収束が速くなったことで、スピニングタックルで行うプラッギングやシャッドテール系のルアーに求められる繊細な動作を最適化。ルアーを一定速で巻く、ピタッと止める、小刻みにダートさせるといったテクニカルなアクション全般を巧みにこなし、トラウト、バス、エギング、ライトソルトからシーバスまでアングラーの手中におさめます。

(シマノ ワールドシャウラ2752R-2 製品付属タグより引用)

見ていて飽きない非常に美しいロッドだと思います。

 

また、このロッドのスペックを下表に記します。

スペック
全長(m)
2.29
継数(本)
2
仕舞寸法(cm)
130.0
自重(g)
110
先径(mm)
1.8
適合ルアーウエイト(g)
7〜20


適合ライン ナイロン(lb) 8〜20
適合ライン PE(号) MAX1.5
グリップ長(mm) 272
テーパー
R
カーボン含有率(%) 99.9
本体価格(円) 73500
使用材料 カーボン繊維99.9%
グラス・その他繊維0.1%
原産国
(素菅)日本
(組立)日本

実はこのワールドシャウラ2752R-2、先代であるレッドモデルも長年愛用していて、その中でも最もお気に入りのロッドでした。

先代では2832RS-2も愛用していましたが、よりショートでワン&ハーフ構造となる2752の方がキャスト時の振りぬけの爽快感が断然よく、さらに感度面でも高かったよう記憶しています。

パワーに関しても、シーバス用として若干強すぎるように感じていた2832より、2752の方が僅かにアンダーパワーで、シーバスロッドのど真ん中といった感じ

魚とのやり取りも短い分だけよりダイレクトにヒキを味わうことが出来楽しめるロッドでした。

そういうわけで、前作があまりにも素晴らしかったため、モデルチェンジされたスーパーレッドの2752も、スペックや実物を確認することもなく購入することになった次第です。

 

手にした印象

手にした第一印象は「軽い!」というもの。

110gというウエイトは先代レッドモデルに比べて実に27gもの軽量化を果たしていますが、劇的に軽くなった印象ですね。

2752R-2のグリップ長は黄金比ともいえるベストバランスだと思います。

カーボンモノコックグリップのようなディティールは同世代の他のワールドシャウラと同様ですが、先代と比べると先径なども含めてブランクスの太さなどはあまり変わらない感じ。

しかし、劇的な軽量化のせいか、手にした感じは非常にシャープ感が増したような印象を受けます。

キャスト時の糸抜け感が爽快な大口径ガイド。ノットの抜けも最高です。

チタンフレームのガイドは先代同様大口径で、トルザイトではなくSicのリングが採用されているようですね。

2752に限った話ではありませんが、昨今のルアーロッドでこれほど大口径のガイドを採用している機種はなかなかないので貴重です。

また、272mmというグリップ長は長すぎず短すぎず、このロッドのレングスやパワーに対して非常にバランスが良い、程よい長さだと思います。


総じて、手にした印象としては、先代からキープコンセプトで正常進化を遂げたロッドといった感じでしょうか。


曲がりとパワー

このロッドは夏から秋シーズンに向けて購入したので、実釣で使用して曲がりやパワーを確認するのはまだまだ先の話になりそうですが、いつものように室内で曲げてみて、曲がりの調子とパワー感を確認してみました。

軽負荷ではティップから入るようなイメージです。

もう少し負荷を上げても、意外と曲がりは先端よりですね。

2752R-2で600mlペットボトルをリフトした時の曲がり。素直なレギュラーアクションと言える曲がりですが、バット部分はしっかり残っているのが見て取れます。

パワー感は2パワーという表記通り、シーバスロッドでいえば若干強めのMLクラスといったところでしょうか。

2832RS-2の方がより懐の深い曲がりで粘り強さを予感させますが、レギュラーアクションの2752R-2の曲がりは写真からも見て取れるように非常に素直かつスムースなもので、曲がりによって生じるパワー感はリニアな感じ。

600g程度の荷重では全く余裕なので、もっと負荷を掛けてみないとその曲がりの本質は見えそうにありませんね。

この辺りは別途実釣で使ってみて、魚を掛けてみてみたいと思います。

このロッドを存分に曲げてくれるくらいの大物が釣れてくれればいいのですが(笑)


どんなシーンで使うのか

ワールドシャウラを手にした方はおそらく同じ感想を持たれるかと思いますが、驚かされるのがその卓越したキャスタビリティ。

よく、ワールドシャウラは1フィート長い一般のロッドよりも良く飛ぶと言われますが、確かに抜群の飛びを見せてくれ、いままでシーバス用に使っていた9ft台というレングスが無用の長物であったと思わされるくらい。

そんなロッドなので、7.5ftと言えども、決して近距離や小場所専用というわけではありません。

流石に大河川などではレングス不足を感じさせるかと思いますが、シーバスフィッシングではそこまで川幅が広大ではない中小規模河川の釣り、キャスト精度の求められる港湾部やストラクチャーの釣り、広大過ぎない湾奥干潟でのウェーディングやオカッパリといった釣りに最高にマッチするのではないでしょうか。

2752R-2に’16ExsenceLBにハイパーフォースのスプールの組み合わせ。ラインカラーはあってませんが、スプールの差し色が何気にマッチしますね(笑)

具体的に私の場合、湾奥干潟での夏から秋口にかけてのナイトゲームでのイナッコパターンでの釣りと、ご近所河川での雨後増水パターンでの釣りをイメージして購入しました。

これらの釣りでは比較的岸近くのシャローでの攻防戦になりますが、適合ルアーウエイトの幅や、遠距離近距離を問わず高いフッキング能力とバイトに対する即応性を有するこのロッドのキャラクターはこれらの釣りにベストマッチではないかと考えています。

他にも、ハリ感のあるレギュラーアクションのショートロッド故に、ABSや鉄板バイブレーションを多用する初夏から秋のデイゲームにも非常に活躍してくれそうですね。

もちろんこれらの釣りは全て2832でもマッチするのですが、軽快感と操作性の高さ、感度の良さでは2752の方が上だと思います。

7.5ftということで、多くのシーバスアングラーは「短すぎるんじゃないの?」と思われると思いますが、実際に使ってみるとその卓越した操作性はやみつきで、意外とさまざまなシーンで活躍してくれるロッドだと思いますね。


ファーストインプレッションまとめ

今回はまだ実釣で使用していないワールドシャウラ2752R-2のファーストインプレッションをお届けしましたが、いかがでしたでしょうか。

実釣使用はまだまだ先になりそうですが、室内で触って、曲げてみた感じ、やはり先代同様素晴らしいロッドであろうことは容易に想像が付きます。

パワー感などは基本的に先代同様な感覚ですが、軽さ、シャープ感は段違いに向上したようで、結構進化の幅は大きいんじゃないかという印象を受けました。

このロッド同様、夏秋シーズン用に買ってまだ使っていないステラC3000DXGとの組み合わせ。やはりワーシャにはステラが一番似合いますね。このコンビで釣りをするのが今から非常に楽しみです。

シマノスピニングリールの中でも別格といえるステラ。その中でも一般的なシーバス釣りに最適なモデルといえばコレ。

ちなみに、他のワールドシャウラ記事でもさんざん書いていますが、この2752R-2も他モデル同様、キャストウエイトはカタログ表記の倍くらいは十分行けそうな感じでした。

キャスタビリティも含めて、ここから先の使用感などについては、別途また魚を何本か釣ってから、実釣インプレの形で記事にしたいと思います。

シーバス用としては短めと思われがちですが、実際に使ってみると思わぬ高汎用性をみせてくれる7.5ftロッド、しかもシーバス用としてど真ん中スペックのこの2752R-2は、きっと長年のよき相棒になってくれること間違いありません。

気になる方は是非手に取ってみてください。


シーバス用にはややショートな7.5ftながら抜群の遠投性能!ショート故の操作性ややりとりのダイレクト感は使ってて本当に愉しめる極上のロッドです。

2022年以降の釣行記は姉妹サイト「スモールフィッシング」に記しています。

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大阪府在住。小学生の頃から40年以上、磯波止筏船を中心に様々な釣りをやってきましたが、2010年にウェーダー購入して以来、ほぼ毎週大阪湾奥西宮の海でウェーディングでシーバスを狙いつづけています。2020年からは本格的にメバリングとアジングにも参戦中!子持ち40代のオトーサンアングラーです。ちなみにタックルはシマノ党、車はBMW党。

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