庭の花シリーズー(5)
岸田氏が「森友加計」問題はもう再調査致しませんと明言した。
これには驚き且つ呆れそして失望した。国民にきちんと説明を続けますと
言っていたのにだ。
これでは今までと同じじゃないか、保守派の汚れた暗黒のままではないのか。
他の諸々の疑惑、不正、権利の乱用等の事件も同じに扱われるのだろう。
もう少し利権に潔白、強く信義を重んじるタイプだと思っていたのだが、
人間見かけでは判断できないものだ。
しかしこれは自民党という世界の中だけの発言で(そうしないと総裁選には
勝ち目はないので)と言う選挙上の作戦ならば何をか況わんやなのだが。
河野氏は変説の前科があるし(原発廃止の例でも)、その信義や正義への思い
入れはどうなのだろうか。
この人も同じ様なもので、どだい政治家にそんなものを期待するのがあまりに
幼稚で無知で甘ちゃんの能天気な人間なのかも知れない。
するとあの強面の石破氏が、一徹で周りに流されずに信義と正論を貫いてくれる
士のような気がしてしまうのが不思議だ。
決して国民が政治に失望、絶望、不信(かなりそれも進んでいるが)を抱くような
社会にはしたくないものだ。