前回、アイビーは八戸駅をレポートしました。
今回は、八戸駅から車で10分ほどのところにある櫛引八幡宮をレポートします。
文治5年平泉合戦(1189年)に戦功をたてた南部光行公が源頼朝から糠部郡(ぬかのぶのこおり、 岩手県北部・青森県東部の広大な地域)を拝領し建久2年(1191年)に入部しました。
大鳥居を潜ると、参道の両脇には樹齢数百年の老杉が立ち並んでいます。
『櫛引八幡縁起』には、櫛引村に大同年間(806~810)に坂上田村麻呂が祀った 八幡宮の小社があり、同神同体であるので瀧ノ沢の仮宮からこの地に遷座したとあります。
明治天皇の銅像があります。
明治14年8月に明治天皇の東北御巡幸があり、その際、こちらを訪れています。
明治記念館(旧八戸小学講堂)です。
明治12年(1879)11月に立柱式を挙げ、明治14年(1882)8月に完成した八戸小学講堂は、県内に現存する洋風建築では最古のものです。
昭和4年には「八戸市図書館」として使用され、後の昭和37年に櫛引八幡宮境内に移築され「明治記念館」として現在に至っています。
手水舎です。
櫛引八幡宮のご神馬は、「八幡馬(やわたうま)」です。
「八幡馬」は、この地の郷土玩具の木馬です。
本宮の例大祭(旧8月14~16日で、15日には八幡馬が並べられる)に昔から売られています。
この鳥居を潜り、神の領域に入っていきます。
正門前には朱色の太鼓橋がかかっています。両側には平らな道があります。
正門前には、池もあります。
江戸時代/四脚門・切妻造・銅板葺 慶安元年(1648年)建立の正門です。
四脚門は、平屋の門のなかで最も格式の高い形式であり、切石の礎石を置き、木製の礎盤と唐居敷の上に建っています。
櫛引八幡宮からのレポートは、まだ続きます。
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