京浜急行の川崎大師前駅にやったきたラブドールのナナです。
有名なのは、川崎大師ですが、今回は、御大師様に参拝する前に、駅の近くにある若宮八幡宮に訪れてみることにしました。
若宮八幡宮は、大師河原の鎮守様です。
八幡塚六郷神社の氏子たちが、大師河原干拓のために移り住んだおりに、御祭神を分祀したのがはじまりといわれています。
仁徳天皇をお祀りしています。
仁徳天皇をお祀りしているのは、多摩川の洪水に悩まされた大師河原の人たちの心からの願いが込められたものです。
仁徳天皇の御父、応神天皇をお祀りした神社を八幡宮といい、その御子をお祀りするところから若宮八幡宮というそうです。
創建年代については明白ではありませんが、『小田原衆所領役帳』(永禄二年 1559年)に朱印地三石と記されていることが初見されるので、おおよその推定はできます。
絵馬が沢山、掛けられています。
当宮の節分の際には、『豆まき』が行われます。
1994年の節分祭の際には、豆撒きの福豆の中に恵方巻用の海苔の引き換え券を入れたり、社殿の前で年女・年男が恵方に向かって一斉に恵方巻を食べる行事を始めました。
境内者の金山神社です。
別称「かなまら様」とよばれ、「性と鍛冶屋の神」とされています。御祭神の両神は、イザナミノミコトが火の神を生んだ祭、下腹部に大火傷をしたのを、治療看護した神とされており、お産、下半身の病にご利益があると言われています。
祭の神として鉄工関係の会社や金物店等の信仰も厚い神社です。
こちらのモノは、1995年4月にエスケー金属加工(株)が奉納したものです。
祭礼には、男根を形どった神輿が担ぎだされ、面掛け行列などが繰り出します。
この石碑は、慶安元年(1648)、大師河原で歴史に残る酒合戦が行われたときの記念です。
江戸方と川崎方に分かれ、三日三晩にわたって酒合戦を繰り広げたといいます。
この合戦を再現する祭が、毎年秋に行われています。
水鳥の祭と呼ばれ、江戸方と川崎方に扮した人たちが近くの神社に練り込み、そこで主将同士の決戦が行われます。
若宮八幡宮は、大師河原干拓事業に力を注いだ人々の思いが詰まった神社と思いました。
酒合戦や特徴的なオブジェが鎮座する金山神社など、地域の人々との深いつながりも感じました。
訪れて特した気分にナナはなったようです。
次回からは、川崎大師をレポートしてくれます。
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