人類を救う　１００万人の法華経入門　『妙法蓮華経授記品第六』について　１３

※仏道修行とは、世間のことがわかっていくことです。

人類を救う　１００万人の法華経入門　『妙法蓮華経授記品第六』について　１３

「号を名相如来、応供、正遍知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊といわん。」（続き）

仏になると、応供、正遍知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊、このような称号がつくのです。

我々も仏道修行をしていくと、このような称号が身に付いてくるのです。世間のこともわかってくるのです。世間解と言うのは、一番偉い人のことです。その一番偉い人が何も知らなかったからおかしいでしょう。

今で言うと、株も知っている、経済も知っている、法律も知っている、アメリカ、中国のことも知っている。世間の様々なことを知っていて、最も知っている人のことを世間解と言います。

調御丈夫だから、仏よりも知っている人はいません。だから、仏は尊敬されるのです。経済のことを聞いて「なんですか、それは？」などと言っているようではいけません。「アメリカと中国のどちらが勝つのでしょうかね？」などと言っているようではいけません。

「アメリカとはこのような国、中国とはこのような国、」ということが、全てわかっている人が一番偉い人です。

法華経の信者は、仏教のことだけではなく、世間のことも勉強していかなければいけません。勉強していくことが修行です。滝に打たれたり、断食することが修行ではありません。苦行を修行だと思っている連中は、ふんどしで顔を洗ってきなさい！　そんなものは仏道修行ではありません。

仏道修行とは、世間のことがわかっていくことです。それから、仕事を通してだんだん利口にならなければいけません。だから、何事も真剣にやるのです。おにぎりをつくることも、勉強も、仕事も真剣にやっていくと、だんだんわかってくるのです。

「おにぎりを私につくらせたら日本一よ！」という気持ちで、全てを仏道修行としてとらえて行くのです。お金だけ稼げばよいのではありません。自分の仕事を通して、仏陀になっていくのです。だから、何事でも真剣にやるのです。

どうしてもわからない所が、無量義一法です。それが妙法です。世間のことがわかってくると、どうしても妙法の境地に自然に辿り着いてしまうのです。

「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」（天台大師）

何かをやって腕を磨くということは、実相に触れてしまうのです。剣道もそうです。一生懸命、何十年も稽古をやってくると、実相に近くなるのです。剣の道を歩んでいても、そのようになるのです。

刀鍛冶も同じです。日本刀は世界一です。人間業とは思えません。まさに神業です。日本人には、そのような気持ちがあるのです。中国人は「刀など切れればよい」と思っています。戦争が始まる前は、その辺に転がしてあるのです。鉈と同じです。鉈を磨く人などいません。戦争になると鉈をもっていくという感覚です。朝鮮人も同じです。

日本刀は鍛え抜かれています。まさに神業であり、法華経の精神です。自分の仕事が仏道修行です。滝に打たれたり、断食したり、穴に入ってミイラ仏になるなどは、仏道修行ではありません。

日々の自分の仕事を通して、本物、偽物がわかるようになってくるのです。修行が進むと、「これは偽物、この人は詐欺師」とわかってくるのです。

皇室もそのようなことを教わらないと、とんちんかんなことを考えて我を振り回す皇室になってしまうのです。

法華経の行者は、天皇よりも偉いのです。法華経は、世界の真理を説いているのです。皇族は真理など説いていません。ただ、「皇室に生まれた」というだけです。だからこそ、修行して努力していかないと神にはなれないのです。

努力すれば神になれるのです。皇族は神の子孫として生まれているのです。神として生まれても、研ぎ澄ましていかないと神にはなれないのです。

凡夫に生まれた我々は、仏を目指して進んでいくのです。法華経を修行する人のほうが何十倍も、何百万倍も偉いのです。

だからこそ、「眞子内親王殿下」などと言う必要はありません。「眞子」でよいのです。そのようにおだてるから、いけないのです。眞子は、もう結婚して皇籍離脱しているのに、「もっとお金をくれ」などとくだらないことを言うのです。皇族に生まれても、精神を研ぎ澄ましていかないと神にはなれません。（１４に続く）

『妙法蓮華経授記品第六』

号を名相如来、応供、正遍知、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊といわん。（続き）

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