【北欧の冬対策】フィンランドの引きこもり、在宅勤務を快適にしたくて【冬季うつに抗え!】

【北欧の冬対策】フィンランドの引きこもり、在宅勤務を快適にしたくて【冬季うつに抗え!】

2021年9月12日 0 投稿者: goldeneuglena

コロナ禍を機に在宅勤務になった人も多い昨今。

ワクチン接種後も何だかんだ在宅での勤務は継続してる。そんな人も多いのではないでしょうか。

そしてフィンランドなどの北欧各国の場合、冬が本格的になると、外気温が-20℃から-30℃になることもありますよね。

そうなると、出勤するのがデフォルトの職場であっても、寒さ対策で可能な職務の人は在宅勤務が許可される方もいらっしゃるようです(うちの夫の職場とか)。

雪道を歩くのが苦手な私は、割と本気で買い物以外で外に出ないようにしようと思っています。

しかし、実際に在宅で活動していると、在宅で勤務や作業を行うことは、在宅であるからこその難しさがあるのを実感します。

例えばこんなもの。

  • 家で過ごすことが増えたせいで、明らかにふとった(活動による代謝が下がった)。
  • 家から出ない(出勤しない)からか、鬱々と気分がふさぎ込んでしまう。
  • ずっと同じ家にいるので、切り替えができず環境に飽き、集中力やモチベーションが維持できない。

さらに、冬の北欧フィンランドでの在宅勤務日照時間、暗さとの戦いでもあるのです。難儀すぎる。

そこで本記事では、引きこもり専業主婦ブロガーである管理人が、恐るべき北欧の冬対策を試みつつ、今までの引きこもり生活で得た在宅で作業する際のちょっとしたコツをシェアしたいともいます。

この記事では、

  • 在宅でも運動量を落とさず仕事や作業をするコツ
  • 家に引きこもった状態でも、冬季うつを避けて精神衛生を良く保つコツ
  • 上記2点のための便利グッズ

についてわかります。

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冬季うつに負けない!北欧フィンランドの暗い冬でも元気に在宅勤務する決意!

今年の初にフィンランドに引っ越してきた私達は、いまだ北欧の冬は未経験。

噂で常々聞いている日照時間の短さ、そして11月の暗さ。これらを乗り越えるべく、今まさに準備しているところです。

ここでは、暗い冬で冬季うつにならないように気を付けようと思うことや具体的な対策を書いています。

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暗い北欧の冬、日照時間を補うために強いライトを入手

北欧の冬と言えば、少ない日照時間。

夏の白夜から一転、9月現在のフィンランドもだいぶ太陽が出ている時間が短くなったのを実感しています。これからどんどん暗くなるんだなぁと思うと憂鬱です。

そんな北欧の冬を乗り切るには強い光のライト。

うちでは光療法用のライトではなく、植物用のLEDライトを点灯します。ライトを点灯してから植物に水やりをしつつ、私も水分補給。とても強い光なので直接ライトを見ないように注意しますが、この一角だけ昼間の明るさなので居心地がいいです。もっと暗くなったら朝食はここで食べるのが良さそう。

※ちなみに光療法的に効果があるのかは断言できんです!でも光療法用ライトよりも強いのできっと効果あるはず…!

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室内で植物を育てよう

観葉植物や何かしらの植物を育てるということが、心の健康には役立つかもしれません(参考URL:https://karapaia.com/archives/52282578.html)。

私自身は植物を育てることが苦手なのですが、毎日水やりして植物の様子を観察するのは、まるで同居人が増えたような感じがして面白いです。うちはスーパーの野菜売り場で買える根っこが付いたハーブ類やレタスを定期的に植えています。見るだけではなく食べられるのが一石二鳥。

素敵な観葉植物でも良いですよね。私も気に入った子をお迎えしたくてスーパーの植物売り場をウロウロするのが好きです。マクラメを手作りして上からつるすのも良いですね。

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ビタミンDサプリ摂ろう

夫が先日健康診断の際、お医者さんに「ビタミンDのサプリはいつから飲むべきですか?」と聞いてみたら、なんと「夏以外は常に飲んで!」とご回答いただきました。そして早速スーパーで購入してきました。

北欧の冬はすごくすごく暗いそうなんですよ。私達は初めてこんなに北に住むことになったので、もちろん北欧の冬は未体験。今から戦々恐々としています。

また冬だけではなく、室内にこもりがちな人=私のような引きこもりにも良いかもしれません。太陽を浴びると体内でつくられるということは、太陽を浴びないなら不足する可能性があるわけで。北欧在住の方だけではなく、冬に鬱々となる方にも良いかも。

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自律神経を整える:睡眠、運動、バランス良い食事、サウナ

日照時間が短くなるとセロトニンが不足し自律神経が乱れ、気分障害や不眠にもつながります。サプリや光療法で補いつつ、他の方法でも自律神経を整えたいです。

今現在も食事と運動には気を付けてはいるのですが、鬱々と気分が落ち込むと、それに応じて食事を作るのが面倒になったり、妙に甘い物ばかり食べてしまったりすると予想されます。

もしかして、そういう時こそ無理やりにでも運動をして、サウナに入って自律神経を整えると良いのかもしれません。後述するステッパーで少しでも運動不足を解消しても良いですね。どうにか踏ん張って春を迎えたいです。

フィンランドの自宅サウナ、最高だったぜ!という記事

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在宅勤務のコツは自宅ノマド化でマンネリ打破!極寒の北欧でも外出不用?!

ずっとひたすら家でPC作業ばかりしていると、飽きませんか?私は飽きます

カフェに気軽に行ける環境ならカフェで作業するんですが、なにせコロナ禍ですからねぇ。マスクしててもワクチンしてても変異種が気になる訳で、長時間のカフェ滞在は何となく及び腰

それに極寒のフィンランドの冬なら、そもそも外に出たくはないんです、私は。

ずっと自宅にいると飽きる、でも外に出たくない。

そういう時のために、私は自宅でも作業場所を変えます。在宅勤務でも自宅でノマドワーカー化してしまえ!ということです。場所が変わると気分も一新できて、集中力も復活するかもしれません。

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我が家の作業場①メインの作業場はダイニング・テーブル

我が家には2か所の作業場があります。メインの作業場はダイニング・テーブル。

生活感あふれる共用デスクと夫

作業台はIKEAで購入したダイニング・テーブルですが、当初から食事用としてではなく、夫と2人で仕事をしていても気にならない程度の広さの作業机として入手しました。家の広さの都合上、デスクを2台配置する場所がなかったので、2人でシェアする形式に。

オフィス用デスクだと使用する向き(身体の位置)が決まっていて2人で両方向から使うことが難しいので、4面どこからでも椅子を入れられるダイニングテーブルを購入しました。

クッラベリ KULLABERG

椅子もIKEA。

高さを変えたいけれど、夫はキャスター付きの椅子が嫌いで、私は肘掛付きの椅子が嫌い…という訳で、IKEAのクッラベリという椅子を購入。

高さ変更OK&キャスターなし&ひじ掛けなしのモデルって中々ないんですよね。ほとんどカウンター用の高いスツール型ばかりで、安定して座れるデスク用は少ない。この椅子はとてもお気に入りです。

クッラベリ KULLABERG

我が家の作業場②サブとしてソファ&PCテーブル

またサブの作業場として、ソファで作業することもあります。

ソファに座ってPCをいじれるように、ラップトップ用テーブルをIKEAで購入。

BJÖRKÅSEN ビョルコーセン

PCテーブルはIKEAでビョルコーセンというラップトップ用のテーブルです。我が家では青っぽい色のテーブルを使っています。

高さと角度が変更可能で、マグカップホルダー付き。ソファの上で胡坐をかいても作業できるので重宝してます。ちなみに、ソファがIkeaのクリッパンなら、ひじ掛けにはめることが可能で、我が家では使わない時ははめ込まれている。

このソファとPCテーブルは作業場所でもあり、我が家のダイニングテーブルでもあります。

夫のデスクトップのモニターにアームを付けているので、向きを変えてソファでYouTubeでニュースみつつご飯食べたりしてます。あと夫がここでゲームしてたり。

BJÖRKÅSEN ビョルコーセン

狭い部屋でも複数の作業場所を確保

今はこの2か所で、後述するスタンディング・デスクとステッパーも使って、場所を変えつつ作業してます。

我が家我が家は1ベッドルームの広くはないアパートですが、1つの作業場所をシェアする&1つの場所を2つの使い方をすることで、大人2人でも快適に在宅ノマド化をしています。

その日の気分でPCを扱う仕事をする場所を変えることができるので、在宅ワークに飽きても気分転換しやすいでしょう。

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極寒の北欧フィンランド、在宅勤務ではスタンディングデスク&ステッパーで活動代謝UPを意識

さて、上述のように自宅での作業場所を複数確保しても、気になるのは運動不足。通勤してたら何だかんだ動いてたはずが、在宅になると通勤がなくなる分地味に消費していたカロリーが消費されなくなります。

しかも、北欧の冬は寒いんですって。今9月ですけど、まだ秋なのに余裕で10℃以下の気温をたたき出してくるフィンランド。

私が住むユヴァスキュラでは、冬は-20℃にもなるとか。そうすると、ただでさえ外に出たくない引きこもりなのに、フィンランドの寒空の下で運動なんか絶対しないと思うんですよ。

それにコロナ禍の状況も相俟って、どうしても人が多く換気されてない空間には行きたくないので、何となくジムに行くのもはばかられるような。

自宅に各種マシンを入れる事が可能なら迷わず自宅をジム化したいところですが、それが可能な部屋の広さと予算がはなかなか厳しい。そんな場合は、ステッパースタンディング・デスクは管理人的にかなりおすすめです。

スタンディング・デスクとステッパー導入で感じたメリット

1. 地味に活動代謝を稼げる

スタンディング・デスクとステッパーを導入することで、わずかに日常の活動代謝を挙げることができます。

誤解しないでいただきたいのが、スタンディング・デスクだけではめざましいカロリー消費はしないようですし、仕事や作業をしながらではステッパーを有酸素運動並みに踏むことは不可能です。

ただ、ステッパーとスタンディング・デスクによって、ちょこちょこと動くことが増えるのです。

私は例えば、何か資料を読んだりするときや考え事している時にステッパーを踏みます。そしてキーボードを打つ時に止まり、また何か読んだり考え事するとステッパーを再開します。こんな感じで午前中の2~3時間は踏んだり止まったりしながら作業しているんですね。

もし椅子に座っているなら、この時間はずっと座りっぱなしだと思うので、地味ですがステッパーとスタンディングデスクを導入することで少しだけ活動代謝をあげていることになります。

2. ステッパーでストレス軽減につながるかも?

また軽い運動はストレス解消にもなるとか、運動によって脳の血流があがるとか言われています。

ながら運動のゆるいステッパーでどの程度の効果があるのかわかりませんが、管理人個人はずっと座ってるよりちょっとだけ気分が良いです。

3. 作業デスクを2段で使える!

散らかっていても作業できる図

またこのようにスタンディング・デスクを配置していると、下のデスクを活用できます。2つ目の作業場所として椅子に座ってPC仕事しても良いですし、私のようにネイル用品を出しっぱなしにしていてもスタンディング・デスクで作業すればOK。面倒くさがりにもってこい。

スタンディング・デスク&ステッパーのデメリット

デメリット、そんなに多くないと思うんですが、普通に疲れます

私は足が疲れるので午後は椅子に座りたいなぁという感じです。デスクをスタンディングだけに限定すると、逆に仕事に取り掛かるのが億劫になるので、座って作業できる場所は確保した方が良いですね。

もちろん、黙々とステッパーを踏むなら散歩などの軽い有酸素運動の代わりにもなります。TVの前にセットして真面目に黙々とやってると結構汗もかくので、ステッパーをなめちゃいかんです。超便利です。

管理人が購入したスタンディング・デスクとステッパー

私が使っているスタンディング・デスクは、厳密にはデスクではなくPCスタンド。

ステッパーを使うなら、ステッパー込みの高さまで立ち上がるデスクやスタンドが必須なのですが、このPCスタンドは158㎝の私の身長でも十分な高さまで上げることができ、さらに角度や高さの調整が可能です。

前述したように、家の広さの問題で夫婦ともに在宅勤務するにもかかわらずデスクを2つ置くのが困難という場合において、デスク自体が昇降する本格的なスタンディング・デスクを配置するのは不可能

このように家が狭い場合でも、このPCスタンドならスタンディング・デスク化が可能なのです。

またステッパーはこちら、Ultrasportのストレート・ステッパー。回数などのカウンターが付いていますが、いたってシンプル。

正直ですね、ステッパーはどんなものでも良いのでは…?と思うんですが、作業しながらステッパーを踏むという意味では、

  • 負荷バンドは不要なかも。両手がふさがるとキーボード打てないし….
  • ストレート・ステッパーなら作業しながら乗りやすいかも?

と思ってます。

ステッパーにも、サイド・ステッパーやツイスト・ステッパーなど様々な種類がありますが、私が購入したストレート・ステッパーは問題なく作業とステッパーを両立できます。

※ドイツAmazonからのご購入はこちら!

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おわりにー北欧フィンランドでの冬の在宅勤務対策はその他の国でも応用できるかも?

暗く気分が落ち込みやすい北欧フィンランドの冬を、在宅勤務をしながら元気に乗り越えようという試行錯誤は、その他の欧州各国や、アメリカや日本の方にも役立つ情報なのではないかと思い、今回記事にすることにしました。

本記事の冬の在宅勤務ハックについてまとめると、

  • 日照不足による冬季うつを避ける→光療法の導入、サプリを確保、生活習慣の見直し
  • 在宅による飽き・マンネリを避ける→自宅に複数の作業場所を確保
  • 通勤で失われた活動代謝を復活→スタンディング・デスクとステッパーで代謝を地味UP

このようなことを気を付ける事で、どうしても外に出たくない全世界の引きこもり仲間の皆さんも、健康を維持しつつ順調に在宅での作業を進めることができると思っています。

めざせ!元気で有意義な在宅引きこもりライフ!

本記事で紹介したもの以外にも、実際に自腹で購入&使ってみた正直な商品レヴューは、カテゴリー「お買い物日記」に置いています。

他にもフィンランド滞在で経験したことをタグ#フィンランドにまとめています。ぜひご覧ください!

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