創業の相談

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公的機関の窓口にて、創業の相談がありました。
昨今、コロナ問題の影響もあり、2020年頃は創業したくても、
創業そのものを先延ばしにすることも多く、
痺れを切らしたのか、そういった方々が2021年秋ごろより、
創業に動く・・・といったことが割とみられます。

歴史を辿ると、世界レベルで流行した疫病も、
おおよそ3年ぐらいを目途に終止符が打たれています。
歴史の流れに従うと、今年あたりでコロナは一旦終息に向かうようです。

そして最近も創業相談が増えていますが、
自分でビジネスを立ち上げる・・・というのはかなり勇気がいります。
大抵は経営の経験が無ければ、
経営学に関する知識もない・・・といったケースはざらです。

とはいえ、希望と夢を持って創業に向かうその姿、
できればその夢に邁進し、願いを実現させるお手伝いをするのが
我々経営コンサルタントの仕事になります。

今回は日本政策金融公庫の資金調達を要したので、
「事業計画書」の作り方を簡単に説明しました。
SWOT・3C・ドメイン・4Pを説明し、
既に書かれていた集客人数の妥当性を探りました。

フランチャイズでの創業予定だったため、
既存店舗の1ヶ月の利用客から新規店舗の利用客を割り出す方法を取りましたが、
相談に来られた方は希望的観測も含まれていたようでした。
店舗のある駅の乗降客数を統計年鑑から引っ張り出し、
単純計算で割り出すと、やはり予想人数を甘く見積もっていたようです。

あとは市区町村など自治体が出している年齢別・性別・町別の人口データもあるので、
例えば高齢者の1人世帯が多い街かどうかなどもある程度予想できます。
地理的基準で高齢者層を狙う場合、近隣のスーパーマーケットに行って、
お惣菜などが1人食べきりサイズで売られているかとか、
そういったところからも判断できるケースがあります。

事業計画の精度を上げていくと、当初の夢が叶いやすくなり、
モチベーションアップにも繋がります。
創業を考えられている方は、ぜひ夢を叶えていただきたいものです。

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