ザ・ボディガード
ほわーーーーーっ!
まぁ最近鬼忙しくてもう、どんだけ精一杯全部やっても回せないくらいでして、ブログが1ヶ月に1記事という事態に。ガビョーン。
で、またひっさしぶりに出張して来ました。今回は北の方に日本からいらしたクライアントに同行して通訳行脚だったのですが、なんと、オバマ大統領とか歴代の大統領のボディガードを務めた経験のある州の警察官が滞在中ずっとエスコートしてくれまして。
これが、さすがボディガードだけあって、背は190センチで、彼の広い肩幅の背中は大きな盾みたい。顔はシルベスター・スタローン似で、それは別にどうでも良いんですが、定年まであと数年と言ってたのに、そんなの関係ないくらい、シルベスター・スタローン似の低い声が素敵。✨
しかも!
ものっすごく細かいところに気がつく人で、私たち一行が訪問先からもらったお土産の1つに、どう考えてもいらない😅1メートルくらいの木の定規(もちろん目盛りはインチ)があったんですが😂、それを全員分まとめて持っているのをチラッと見て、「その定規、もしいらなかったら、自分のところで処理しておいてあげますよ。」と通訳の私に耳打ちしてきた。
私はクライアントが困ってるのは知ってたので、「うーん、トランクに入らないと思うんですよね… でもせっかくもらったのだからそれは失礼かと思うんです。」と言ったところ、「大丈夫。誰もこれの行方について知ることはありませんから。(ウィンク!)」とのお返事。
誰も「何この定規…」なんて一言も彼の前で言わなかったし、彼は日本語は一切わからないはずで(途中で「日本にもマックはあるんですか?」と聞いてきたくらいだし😂)、なのに状況を察して、さらにそんな申し出をするなんて。
もうねぇ、胸がズキューーーーーーン💘でしたね…撃ち抜かれました。
また、サインフェルドの人(↓)に似ている広報担当の人が、「この近辺で美味しい食べ物は、イタリア料理ならここ、タイ料理ならここ、それから寿司なら…」と言い出した時に、ボディーガード氏が小声で「いやいや、自分だって日本に行ってまでステーキとか食べたくないだろ?」「あ、そうか…」という会話が聞こえてきて、んもう… その気配りよ。😍
そして、あるショーを見て私が涙ぐんでしまい、慌てて涙を拭いてる間、気配で彼が気付いてるのは感じましたが、彼は私より後ろに下がって、涙を拭き終わるまでそっとしておいてくれたのでした。🥹
国家元首につくようなボディガードって・・・
ガタイが良くて、銃弾も通過しなそうな分厚い筋肉モリモリの強そうな用心棒って感じなだけじゃダメなんですね、きっと・・・人をよく観察して、色々とさりげない気遣いができるくらいじゃないとダメなんじゃないかしら。常にその物腰に落ち着きがあって、場の空気をよく読んでいて、必要なヘルプをさりげなく出すような。
っくあぁーーーー!!!
かっけえええええええええーーーーーーーーーー!!!!
と、もうメロメロでした💕。
こういうギャップが素敵なのか、私がそういう気配り力ゼロなので、逆に私の持ってない能力の高さにグッと来たのか分かりませんが、見た目も別に好みでもないのに、惚れました。
ふ〜、危ない、危ない😂😂😂😂😂
世の中って素敵な人で溢れてるなぁ・・・こんな人に出会えて良かったなぁ・・・と思った出張でした(何しに行ってん!😂😂)。
(元祖「ボディーガード」といえばこれ。大学の英語の授業で20回は見たやつですが、こういう感情を抑えた感じが素敵ですね。見たことなければ是非オススメ。)
さーて、気づいたら12月。
今年も終盤ですね。
良い1年になるよう、最後、引き締めて行きましょう!
ではん。