メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの要点まとめ④【過去問を分析】

メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインコースの過去問要点まとめ 4

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メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種ラインケアコースの過去問を分析し、

『第6章 社内外資源との連携』『第7章 心の健康問題をもつ復職者への支援の方法』

の要点をまとめました。

 

テキストは細かいところまで載っているので、

最初から隅々まで読もうと思うと挫折しますよね。

 

よく出るポイントを押さえてから過去問⇒テキストを読むと効率が良いです。

頻出ポイントのまとめに活用してくださいね。

 

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↓公式テキスト

 

↓過去問題集

社内外資源の役割

社内資源は産業医、保健師、人事労務管理スタッフなどがいます。

それぞれの役割をチェックしておきましょう。

産業医

常時50人以上を雇用する事業場に産業医を選出しなければならない。

医療の専門家としてアセスメント、復職可否の意見、主治医との連携など

 

保健師

・労働者や管理監督者の相談窓口、メンタル不調の早期発見やフォローアップ

診断はできない

 

人事労務管理スタッフ

・勤怠などからメンタル不調の早期発見、人事考課やキャリア育成などの施策

・産業医や外部EAP(従業員支援プログラム)機関との連携

 

社外資源には、公共機関や健康保険組合、外部EAP機関などがあります。

行政機関:

労働基準監督署、労働局、保健所、保健センターなど

 

労働安全衛生分野の機関:

中央労働災害防止協会、産業保健推進センター、地域産業保健センター(50人未満の事業場)

 

メンタルヘルス対策の機関:

自殺予防総合対策センター、メンタルヘルス対策支援センター、精神福祉保健センターなど

 

外部EAP(従業員支援プログラム)機関

・従業員は人事評価の影響を気にせず相談できる

・メンタルヘルス対策の教育やコンサルテーションなど

社外資源と連携するときは窓口を一本化すること、

主治医との連携は本人の同意を得ることと職場での様子を積極的に情報連携することが大切です。

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医療機関と治療について

どんな症状のときにどの科を受診するかと抗うつ薬が頻出ポイント。

心療内科:心にかかわる疾患で身体の症状が主

精神科 :心にかかわる疾患で精神の症状が主

内科・外科は身体疾患、神経内科は認知症や神経の病気を扱う科で心にかかわる疾患は関係ありません。

 

治療はまず休養→薬物療法で、さらに心理療法や精神療法があります。

抗うつ薬

・2~4週間飲み続けて様子を見る(効果が出るまで時間がかかる

・SSRI、SNRIは副作用が少ないとされている

職場復帰を目指して医療機関で構成されたプログラムはリワーク・プログラムと呼ばれています。

 

職場復帰支援

職場復帰支援では『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』が頻出ですので、一度目を通しておきましょう。

職場復帰までの5ステップのポイントをまとめました。

<職場復帰の5つのステップ>

 

①病気休業開始及び休業中のケア

管理監督者だけでなく、産業保健スタッフと連携しながらケアする。

事前に職場復帰支援に関するルールを決め手おく。

 

②主治医による職場復帰可能の判断

主治医の診断書(復職診断書)を提出するように労働者に伝える。

 

③職場復帰の可否判断及び職場復帰支援プランの作成

復帰に向けた健康情報の収集は産業医が中心になって行う。

業務遂行能力や職場環境の評価を行う。

 

④最終的な職場復帰の決定

 

⑤職場復帰後のフォローアップ

>>厚生労働省『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』

 

特に、健康情報の収集は産業医が中心となって行うことはよく出ます。

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第6~7章のポイントを〇×チェック!

メンタルヘルスマネジメント検定のポイントを正誤問題で復習しよう!

 

保健師は医療の専門家として労働者の病態のアセスメントを行う。

⇒× 病態のアセスメントは産業医が行う。

 

 

地域産業保健センターは、主に50人未満の事業場の事業者と労働者に無料の産業保健サービスを提供している。

 

⇒〇

 

 

抗うつ薬は一般的に1週間程度で効果が出始める。

 

⇒× 2~4週間かかる。

 

 

職場復帰に向けた主治医との情報交換は、人事労務管理スタッフが中心となって行う。

 

⇒× 高度なプライバシー情報のため産業医が中心となって行う。

最後に:第6~7章の頻出ポイントはこれでOK!

社内外資源の利用についてはどのような役割を担っているかが重要でしたね。

職場復帰は厚生労働省『心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き』

目を通せば大丈夫そうです。

 

これで要点まとめはおしまいです。試験本番がんばってくださいね!

 

↓復習したい方はこちらからどうぞ!

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この記事の内容はサイト運営者個人が受験にあたり独自にまとめたものです。メンタルヘルスマネジメント検定 Ⅱ種の合格を保証するものではありませんのでご了承ください。