【経験談】臨床心理士資格試験二次試験(口述試験)に必要なこと3選
臨床心理士資格試験の二次試験(口述試験)の日程が迫っているので
二次試験に必要なコトを経験を踏まえて話していこうと思います。
その前に、Youtubeにて1次試験の筆記試験に向けての学習方法などを
語っているので宜しければそちらも視聴して頂けたら幸いです。
さて、二次試験は舞台変わって東京国際フォーラムとなります。
経験者が必ず語るのが、面接の部屋から退出する際の扉が重くスマートに退出すること
ができないという謎の共通認識。
これは実際に試して本当にそうだったので実感して欲しいし、また語り継いで欲しい。先輩からのお願いです。
そろそろ本題ということで、これだけは忘れないで欲しいことを3つ話していこうと思います。
①公認心理師資格との差別化ーどうして、臨床心理士の資格が必要なのか?
なぜ公認心理師だけでなく臨床心理士の資格が必要なのか?これについての各自の答えを持っておくことが大切かと思います。1例として、公認心理師に対し臨床心理士は更新資格であることに価値を感じ、臨床心理士は常に自己研鑽を念頭に置き臨床心理士同士共に学び成長していくことができる資格であるということなども挙げられるかと思います。
臨床心理士の資格が必要な背景として、大学院修了後の仕事や経験を踏まえそれらに資格を取得することでどのように現場で活かすことができるのかストーリーを組み立てて語ることも大切でしょう。漠然とただ資格が欲しい、だけでは圧迫面接の場合辛い思いをしそうなので柔軟に対応できるように自分の経験を振り返り今後に繋げていくことを意識して考えておきましょう。
②オリエンテーションー自身の専門性は?
これもよく言われることなのですが、様々な学派があるかと思いますが自分はどのような立場なのかを明確にしておくことも大切。自分のオリエンテーションがはっきりとしている場合は今でも研修や勉強会などで定期的に学びの機会があるのかどうかなども尋ねられるので、嘘だけはつかずに真摯に答えましょう。
もしも、学会など参加できていない場合、経済的な理由や地方で参加できるものが少ないが今後積極的に参加していきたいなど意欲を見せましょう。
③謙虚に真面目にゆっくりと
この試験は一定数の人数が不合格になる理不尽なゲームです。
あなたが面接官ならどのような人を落としたいですか?
自信満々な人、ヘラヘラしている人、逆に自信なさそうでそわそわしている人。
色々と候補はいるかと思います。もし、あなたがクライエントになったとき、どのような心理士のカウンセリングを、受けたいですか?
きっと、言葉に偽りがなく嘘で塗り固めない、謙虚さのある人が良いと思うでしょう。話し方も早口にならず、適切なペースで質問に対し適切な答えができる人。
こう思うときっと答えはみえてきますよね。そういうことなんです。
終わりに
臨床心理士という資格が今後どうなっていくのかは正直わからないですが、大学院での学びや経験をしっかり活かし現場で1人でも多くのClに対し支援していく上では公認心理師に代替することのできない価値のある資格のように思います。
それでは、合格してまたどこかの学会や研修会でお会いできることを楽しみにしています。