関西の四季を呟く

関西の四季や出来事を写真を交えてお届けします。

梅雨の合間に

昨日は一日中雨が降り絶えることがなかった。


 しかしながら今日は朝から燦燦と輝く初夏の日差しを背中に受け、奇蹟のように美しい夕陽を眺めることができた。
 夕陽が途切れ始めた雲を瑠璃色のように不思議な色あいに変え、その照り返しが部屋の中を同じ色に染めてくる。



 初夏の暑苦しい雰囲気とは違い、潺湲の音が自由に聴き出され、その急造の小渓流の響きは、眼前に展開している自然を、動的なものに律動化しようとしている。
 聴き澄している復一を大地ごと無限の空間に移して、悠久に白雲上へ旅させるように感じさせる。・・・・気分は高揚し、歌劇発祥の地を覗いてみた。



 阪急宝塚駅を南に下ると「花のみち」に出る。宝塚市の花「すみれ」で有名なフラワー通りを2~3分ほど進む先には「宝塚歌劇大ホール」。
 オシャレで品位の高い雰囲気を醸し出し、「ブロードウェイ」のような不思議な感覚に酔いしれる。



 宝塚音楽学校を卒業し、宝塚に入団したタカラジェンヌは、花組・月組・雪組・星組・宙組の5組いずれかの組に所属する。また、いずれの組にも所属していない専科という一芸に秀でた人たちが所属し、それぞれの組の作品に特別出演している集団もあるらしい。それら各組の公演は、ここ、兵庫県宝塚市にある宝塚大劇場と東京の日比谷にある東京宝塚劇場を中心に行っているとある。



 ここを訪れる人たちはみな純粋で輝いているようだ。華々しく 魅力的な街でまるで異次元に来たような錯覚に誰もがなるであろう。ぜひ来ていただきたい。
 

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