9月チェロレッスン覚書き|新しい練習方法

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こんにちは♪
ひよこです🐣

真夏より涼しくなりチェロ持っての移動もしやすくなった今日このごろ、9月チェロレッスンへ行ってきました!

毎度おなじみ、ご指導いただいた内容を忘れないように&復習も兼ねてブログへ覚書きをします。

ご指導いただいた曲目は引き続き「バッハのアレグロモデラート」「ポッパーのガボット」「ピアッチのカプリス」。

ざっくり総評

前回のレッスンは音質、アーティスティック、つまり良い音の作り方。そしてそれに関連する右腕の重みのご指導でした。そこの点はかなり改善されていたようで、特に無伴奏のカプリスが「もっと誇っていい、よく出来ている」とのお言葉をたくさんいただけました!!!めっちゃ嬉しい~~!

ひよこの先生は穏やかでとても優しい先生ですが、お世辞は言わないタイプみたいで、今回直接的にはっきり褒められていることに嬉しすぎて感涙しそう!

さぁ、いい音作りは上達したひよこ。今回のレッスンでは「エンジニア面をレベルアップさせる」ことになりました。先生のお言葉選びは個性的に感じますが、エンジニア、つまり技術的な方向ですね♪ 演奏中いい音は出せているけれど、効率の悪い動きが目立つようです。

ピアッチのカプリス

今回で3回目のレッスンとなるピアッチのカプリス。前回のレッスンでご指導いただいた、低音弦の残響を残してメロディを強調させるイメージは無事にクリア。

ター(ター↑)ター(ター↑)じゃなくて、
ぼん~(ター↑)ぼん~(ター↑)

言葉で書くとこんな違いです。

音の響きはいいのですが、、そのためにひよこがやってた左手の動きに問題ありw

左手の抑え方

練習中の話なのですが、左手の抑えた指がどうしても隣の高音弦に触れたり、それを避けようと低音弦を離してしまうとうまく響かなかったため、主に人差し指1本と中指1本で、無理やり隣弦触れないように抑えてたんですw

イメージしやすいようにいうと、ピアノ初心者が指一本でピアノの鍵盤叩いてる感じでございます😂w

~ご指導内容~

ピアノとチェロは根本的に違っていて、私達チェロは基本的に2の指使うときは1をつけたままであり、4の指の場合すべての指が弦に着くことが基本である、というお話から優しくしてくださいました。

つまりG線第1ポジション
ラー シー ラー と弾く場合なら、
1指ー 3指ー 1指ー なわけですが、
シの時は3指以外に1指も2指も本来弦につけないといけないわけです。

決して1指と3指、シーソーのように交互にがっこんがっこん動かしてはいけません。ひよこのように、、😂w

理由としてはいろいろあると思いますが、今回は効率の問題。第一ポジションでスムーズにひけるフレーズなのに、全部の指がっこんがっこんしてると効率悪いですもんね!

隣の弦にふれないためには、左手の指をまぁるく作り、天井を高くしてあげるイメージ。肘少しあげて手の甲と腕がまっすぐなイメージ。

そして弓の動かし方。たまに斜めに滑っていくせいで、弾く位置が意図せずに指板寄りにいったり駒寄りにいったりしているとのこと。それも効率の悪い動きのひとつなので、要注意しながら鏡見て練習!

効率よくコンパクトに。無駄のない動きで楽に弾く。

カプリスまとめ

・効率よくコンパクト、無駄のない動きで楽に弾く。
・斜めに移動すると無駄がある。
・左手はまぁるく作り、他の指も抑える。
・ハイポジは駒寄りに行くと他の弦に弓が触れにくい=弾きやすい。
・楽譜の一番高い音、少し低くなってるからもっと高くとる。

ポッパーのガボット

続いてはポッパーのガボット。完全に暗譜していることとレッスン回数が多いのもあり、余裕のあるところにビブラートかけて遊びつつ弾きました♪

余裕のないフレーズは必死の形相なのでそれどころではありません。
音程、弓の角度、力抜く、背筋…アップダウン順ひっくり返った気が!?いまどこ、、わたしどこ、、!?

暗譜と反復練習成果で勝手に体が動いてくれるものの、心と頭の中は大変なことになっています。

なんとか乗り切りつつ弾き終わったところで、こちらもお褒めのお言葉!嬉しい💖

ビブラートかかってることに気づいてくださった先生が一言
「いいですね!あと、こことここもビブラートかけてみましょうか♪もっとかっこよくなりますよ!」

そこは、、まさに余裕のないところ😂w

でもでも!そこにビブラートかかったらかっこよくなるのは先生のお手本演奏により明らか!つまりぜひとも習得したい💖

頑張って習得してきます!

奇跡の音

さて。パニックになってるハイポジの音、前回のレッスンご指導もあり徐々に良くはなっているのですが、あとひと息何かがおかしい。

先生は軽々、本当に楽そうに、弓を横にひく。ただそれだけで、すごい音量と輝くような音色が出ているのです。眩しいって言葉がぴったりなほど輝くハイポジの音。

それに対してひよこのハイポジ。弦圧と戦ってまぁす!と見た目で分かるレベルに左手はがっつり必死に抑えてるし、音量を出そうと必死の右手も軽々とは程遠い有様。「ぎゅ”ぎゃっ」とか、「ぴー!!ぃぃぃ…」とか、張り切ってるわりに最後は力なくどこかへかすれて消えていったり。

意思とは真逆に音量が落ちていっているのは分かるので、ますます焦る。そしてますます音がおかしくなる。

というわけで、ハイポジでの美しい音の出し方、再びご指導いただきました。

本当の脱力から来る腕の重み

ハイポジに必死の形相になっているひよこの様子を見ていた先生。いつもと少し違う言葉選びで、ひよこに指示をはじめました。

 「まずは右肩の力を抜いてみて」
🐣「はい」
 「次は右肘の力を抜いて」
🐣「はい」
「次は右手首。柔らかくなるイメージで…」
「そうです、次は指の力を抜いて。関節が丸く曲がるように。」
「左手の指も丸く、リラックス。」
「そうしたら弦の上で、そのまま、弓をひく。」

先生のお手本の音が部屋に響きます。いつもの、眩しく輝くあの音色。いいなぁ、ひよこもあんな輝く音出たらなぁ。

なんて考えつつ、いったん深呼吸をしてから弓を軽く横へひきました。響き渡る、今日一番の爆音と輝く音色。

「ほら出た!」

頭がまったく理解に追いつきませんでした。自分の楽器から、そして自分の演奏で、あの輝く音色が出たことにしばし呆然。

体の感覚では今の力具合だったらPPとは言わないけど、Pぐらいの優しい音色がふわっと無難に鳴るくらいだと思っていたから嬉しさと同時に大混乱!

びっくりしつつ連続で今の輝く音色を出そうとすると、、やはり音が出ないwww

あの一瞬の輝く音色を出すには、ひよこにはまだ脱力の予備動作が少なくとも5秒は必要なようです😂w

まるで必殺技の溜め期間が必要みたいな話なのですが、先生もその様子を見ていたので、ここでアドバイス。

「ひとつの音を出したらリラックス休憩、ひとつの音の合間にまたリラックス休憩、これで練習してきてください。」

頭の中ではフォルテな音量が実音はPに。頭の中ではPなはずが出てくる音は輝くフォルテに。まだ音の出し方自由自在には理解できていないので、イメージを正しくすり合わせたいと思います。

チェロのハイポジは別な楽器

これは私の癖も含めて、きっと理解しやすいようにかけてくださった言葉かもですが、すごく分かりやすかったので覚書。

・チェロのC線は特にぐっと沈み込むようにして「ぶぉんっ」と弾くし、第一ポジションもその感覚があるけど、ハイポジは別な楽器だと思うといい。沈み込ませるイメージではなく、脱力による重みで弾く。

バイオリンがこんな感じなのかなぁ?

ポジションによって意識を変えるという新たなイメージが加わりました♪

バッハのアレグロ・モデラート

先生とチェロ二台での合奏です。出だしスタート私からになるのですが、無音の最初の空間、あれ緊張するんですよね、、w 先生からしても、私がいつ弾き始めるのか分かったもんじゃないから静かに待つしかないのですが、張り詰めた静けさが怖すぎるww

そして案の定、緊張のピークからはじめるもんだから一回目がややボロボロ😂w

ラストまで行きましたが目が泳ぎまくりw

おもむろに先生が出だしのひよこパートを再び弾き初め、なんとなくつられて再び弾きはじめた私。お手本演奏に合わせて弾くと落ち着くなぁ💖 と、ほんわか楽しく思っていたら、突如先生別パートへ離脱。再び合奏モードへ。

途中で補助輪はずされた幼稚園児気分!ww

しかし出だしの補助輪効果は絶大で、人生で一番上手なバッハのアレグロ・モデラートになりましたw あと先生、アレンジして演奏してくださってたのか、チェロ2台とは思えない合奏ですごく楽しくて💖

なんだかんだありつつ、前回よりよくなっているとお褒めのお言葉でした!

一回目は生きた心地がしない音の外し方しまくったけど、本当よかった、、w もしかしてやっぱり、緊張してミス多発したこと気づいてくださったのかな?それであんな楽しげな演奏+補助輪つけてくださったのでしょうか💖

やっぱり先生って何でもお見通しですごいなぁ!

~上達への練習方法~

続いては上達への練習方法。ほかの曲と同様に、リラックス感&移弦の無駄のない動きを追求するといいとのお言葉。その練習方法として、

ぷ、、?ション? プラクティス、、?

最後のプラクティスは練習って分かったけど、前半の英語、案の定発音よすぎてとにかく聞き取れないっ😂w

先生も「日本語でなんて言うんだろう、、まったりする練習?」とおっしゃっている。

まったりする練習、なんかかわいくて好きw

まったりする練習

続いてはまったりする練習のやり方です!w

方法は……
移弦、またはポジションが変わる時に右手は休み、左手を先に押さえてから続きを弾く練習方法。

休みを入れることによって、弓の移弦時に蝶番として弦から離さないことや、リラックスの動作を体に意識させて弾くことができます。ハイポジの輝く音の時にやってた予備動作5秒必要ってあれと一緒ですね♪

成功すると、力はかけていないのに、想像以上の音量と輝くような音がでる不思議。未だに頭では理解できていません!

意識ポイント

・ 背筋を伸ばして頭を体にまっすぐ乗せて
・すべての関節を曲げていますか
・左手の指はしっかりつける
・左手はまぁるくかまえて天井を作る
・移弦は蝶番の動きでぴったりくっつく
・弓の角度に気をつけてまっすぐにひく
・音の終わりに弦から弓飛んでいかない
・再び出だしの背筋を伸ばして関節まげて……

次のレッスンまでに「まったりする練習」で特訓していきたいと思います!✨
音質が変わると今までより更にチェロが楽しい~!💖

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 押してくれたら練習もっと頑張るピヨ🐣🎵

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