白鷺館アニメ棟

放送中のアニメ作品について、アニメファン歴50年以上という鷺が軽いツッコミを交えて与太話

takt op.Destiny 第7話「真実-Noise-」

明らかに成長していっている運命

 何やら前回辺りから運命の成長ぶりが著しい。今回なんか明らかに表情が出て来ている。またタクトに対してかなり辛辣なことを言いつつ、さり気に気を使っていたりなどツンデレ特性まで開花しつつある。

   
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 一方のタクトは突然に作曲を始めて上の空。彼は音楽が頭の中にある時は完全に外界のノイズを遮断してますから。そのタクトがどうも運命のことを気にし始めてます。

 その一方でアンナは今までは運命のことをあくまでコゼットとして扱っていたんですが、運命の自我が成長して行くにつれて明らかにコゼットとは異なる人格であることを感じ始めて微妙な戸惑いが出ている模様。結局のところ、彼女はコゼットが亡くなったという事実を完全には受け入れられていないし、それはタクトも一部同じところがある。

 

 

クズの登場で怒濤の展開が始まった

 で、突然に怒濤の展開が始まった。以前に出てきたシントラー、嫌な奴だというのは十二分に描かれてましたが、嫌な奴を通り越して究極のクズだったことが判明。明らかに選民思想の持ち主であったが、D2を使って彼が不要と判断した人間を粛正しようとしていたとは。こういう人間って、不思議なことに自分は優秀で愚民共を率いるべき立場の人間って勝手に確信してるんですよね。まあ一種のサイコパスです。だから何があっても常に「俺様は別」。別名「ハシゲ主義」などとも言います。

 しかもタクト達が巻き込まれてコゼットが命を落とすことになったD2の襲撃も、彼が仕組んだものだったと。さすがに音楽以外のことには興味の薄いタクトも顔色が変わった。「殺してやる」と言っていたが、そりゃそうなるわな。そのタクトのむき出しの殺意に運命が若干戸惑っているのも見えた。それと運命が連戦すると共に、タクトの衰弱が顕著になってきている。命を削っているというようなことを以前に言っていた記憶があるが、そろそろタクトが限界に来つつあるのでは。

 タクトがあまりに怒りに我を忘れたら運命が暴走してしまう危険もありそう。それとお約束として地獄はかなり強いんだろうな。運命がサシで勝負したら分が悪そうな気がします。そう言えばレニーと巨人は近々合流しそうな雰囲気がありますが、スタミナ不足のワルキューレはどうしてるんでしょうか? 前々回にあっさりとシントラーに捨てられて路頭に迷っていた雰囲気がありましたが。

 

 

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