漢検1級漢字「鼈」と、「うてな」と読む漢字

Posted: 2022.01.15 || Last Update: 2022.01.22

この記事は、漢検100日チャレンジ「100日で漢検一級何点あげられる？64点から再再再挑戦！」の一環として書かれています。漢字はなるべく正確な情報の記載に努めていますが、勉強内容は「亀の子」の勉強過程を共有するものであり、個人の感想も含まれていますのでご留意ください。

勉強72日目です

こんにちは、「亀の子」です。漢検1級合格を目指すチャレンジ4回目の、今日は勉強72日目です！

本日のブログは、漢検1級漢字「鼈」と、特集は「うてな」と読む漢字です。最後に「亀の子」の本日の勉強の進捗も少しご紹介します！

今日注目したのは、漢検1級漢字「鼈」です。

「鼈」の基本情報

「すっぽん」とだけ覚えていた漢字ですが、実はもう一つ意味がありました！今日はじっくり使い方を調べてみたいと思います。

「鼈」は会意兼形声文字です。「黽」と音符「敝（ヘイ）（横に開く）」を合わせて「鼈」は、横に伸びて平にひらいた姿をしたすっぽんを示します。

漢字の意味も見てみましょう。

「鼈」の漢字の意味

「わらび」の別名なんですね。しっかり覚えておきたいです。

では「鼈」の使い方を熟語で確認してみましょう。

「鼈」のつく熟語

雲壌月鼈（うんじょうげつべつ）…両者の違いが非常に大きいこと
亀鼈（きべつ）…かめとすっぽん。また、亀の類
魚鼈（ぎょべつ）…魚とすっぽん。水中にすむ動物の総称
月鼈（げつべつ）…月とすっぽん。両者の優劣の度のはなはだしく相違するたとえ
跛鼈千里（はべつ（も）せんり）…努力を続ければ、能力が劣っていても成功するということのたとえ
鼈裙（べっくん）…すっぽんの甲羅の周囲の柔らかい肉。非常に美味といわれる
鼈甲（べっこう）…1.すつぽんの背のこうら。薬用とした。2.棺の平らなふた。3.タイマイの甲羅を煮て製したもの。くし・かんざし、眼鏡のふちなど、装飾品に細工する
鼈菜（べっさい）…蕨（わらび）のこと

「石鼈（じいがせ）」という難読漢字もありました。ヒザラガイの別称です。合わせて覚えておきたいです。

今日の特集は「うてな」と読む漢字です。

早速ですが、クイズです。「うてな」と読む漢字は漢検範囲で6文字あります。音読みからすべて書いてみてください。正解は「答」を押してチェック！

「うてな」と読む漢字クイズ

「台」意外の5つは漢検1級漢字です。個人的に、「趺」に「うてな」という意味があるのが意外でした。しっかり覚えておきたい！

勉強72日目の今日は、これまでの復習とAndroidアプリ「漢検１級」での熟語強化を進めました。「漢字逞筆」周回も少しだけ。もう少しバリバリやりたいです。

分野	全体数	昨日までの成果	今日の成果	到達率
熟語	7117	5987	～6077	84.1% → 85.4%
四字熟語（復習）	1897	1338	-	( 70.5% )
当て字	2509	1655	-	66.0%
故事諺	1258	1258	-	100.0%
漢字逞筆周回	13772	3920	～3962	28.5% → 28.8%