50の手習い帖~ピアノ始めました~in America

50歳過ぎたおばちゃんが精神的に復活するために、アメリカでピアノを習い始めた練習日記

ピアノ探しジャーニー③

今日のブログはアメリカ生活で起った出来事という要素が強いので

 

ピアノの事だけに興味のある方は読み飛ばしてください。

 

 

いざピアノを見に行くのに、場所が2カ所あるという。

 

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地図上で見ると大都市を挟んで右側にあるA市と左側にあるB市。

どちらに行けばよいか聞くと、B市の方でと言われる。

 

ピアノの先生はピアノのギャラリーが何処にあるのかよく知っていて

「A市のギャラリーに行くのね?そこは知ってますよ。沢山ピアノあるのよ~。」

と楽しそうに言ってましたが、私が

「B市の方へ来てくださいって言われたんですよ」

と返したら、先生は

「あら、B市にピアノを売っているお店ってあったかしら?」

なんて言いまして、とりあえずB市って言われたので行ってきます!と夫と娘との3名で行ってみた。

 

指定された時間に言われた場所へ行くと、そこは個人のオフィスが入っているこんな感じの建物。

 

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ピアノを見せてくれる方は感じのいいおじさん。

 

フレンドリーに色々と話しかけてくれまして、中に入ると小さなオフィス3部屋に所狭しと沢山のピアノがありました。

 

が、しかし、どれもこれも見た目はかなり古い!

1台KAWAIの小さなグランドピアノがありまして、それが場違いのようにダントツに輝いてました。

それ以外は持ち主が処分に困ったピアノを、無料で引き取ってここに保管しました、という雰囲気なんです。

でも見た目ではなく、大切なのは中身ですから!!!という言葉を思いだし、おじさんと夫の会話を聞いていると・・・・・・・この人達見た目の話しかしてない😨

おっさんも(もはやおっさん呼ばわり)娘に見た目の話で押してくる😨

 

おじさんのお兄さんがピアノを教えているそうで、おじさんも少し弾けると私達に弾いて見せてくれました。

 

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正直上手いのか下手なのかわかりませんでしたが、確実に言えることは私より上手い😅

 

おじさんは👆このピアノを勧めてきたんです。

ピアノにKAWAIの文字が書かれていたので、これが$480か$750のピアノですか?と聞いたら「違う」というお返事。

 

このピアノでおいくらですか?と聞いたところ$1,300くらいというではありませんか!

ちょっと待て!$1,300で売るっていうなら、鍵盤の上に書かれているアルファベット消せや!!(私の心の声)

この画像では見切れてますが、ピアノの右端にダメージがありまして欠けてたんです。

それをお兄さんが直して、その手間賃も含めての値段だそうでして・・・・。

ピアノ弾くお兄さんがピアノの外観を修理できるものかね?

何か胡散臭いのよね😕

 

ここまで黙っておっさんの話を聞いてましたが、いよいよ本題に入らねばと思い

「ピアノの蓋を開けて写真撮ってもいいですか?シリアルナンバーの写真も撮らせて頂きますね。」

とおっさんの了承を得て撮影し始める。

この私の行動で、今まで夫と娘メインに話しかけていたおっさんがいきなり私にシフトチェンジ。

無駄な世間話をしなくなった。

 

他のピアノの値段を聞くとおっさんは

「兄に聞いてみないとわからない」

と言うんです。

 

私らピアノ買おうと思って来てるんですよ。

値段知らないってどういうこと?売る気あるんかい?

 

まぁいい。

目的は$750のKAWAIですから。

 

「実は$750のKAWAIが大本命なんです。それはどれなんですか?」と聞いたら

 

「あ~、$750のKAWAIはもう1箇所のギャラリーの方にあるんだよ~」

という回答が。

 

落胆。。。。。。😞😞😞

 

おっさんは

「今からもう1箇所のギャラリーに来てみる?A市なんだけどハイウェイで行くから車で15分くらいだよ。遠慮しないでおいで~。」

なんて言うもんだから、いよいよ先生が言ってたステキなギャラリーに行くんだ😍😍😍と思って

「行きます!いきます!!住所はビジネスカードに載ってたこの住所でいいんですよね。じゃ、現地で落ち合いましょう!」

とおっさんに言ってA市のギャラリーに行くことになったのです。

 

 

つづく。