【動画】四天王寺 聖徳太子1400年法要 聖霊会 舞楽 | あすかの徒然日記

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皆様こんにちは爆  笑

もう大分時間が経ってしまいましたが、聖徳太子1400年聖霊会の動画をアップします。

 

今年初めて聖徳太子の法要に行きました。

今年は、1400年の100年の一度の大法要という事もあって、午前中から夜20時頃まで舞楽が奉納されていました。

1400年前の昔からずっと、日本の伝統が守られてきたって凄いなと思いました。

 

 

太平樂(たいへいらく) 

この曲が、古代中国の武将の舞であることは、そのいかめしい装束を見ただけでわかる。鎧である挂甲(けいこう)をつけ、兜をかぶり、肩喰い(かたくい)・脛当(すねあて)・籠手(こて)を付け、太刀をを帯び、魚袋(ぎょたい)・胡簶(やなぐい)を背負い、手に鉾をもった勇壮な姿である。四人の舞人の装束を全部つけ終わるためには約一時間を要する。曲は序・破・急に分かれ、三つの曲によって構成された一種の組曲である。 

 

破の章では鉾を打ち振り、急の章では太刀を抜き舞うため、戦陣における剣の舞で、好戦的な舞曲と解されがちであるが、四天王寺ではこの剣は破邪顕正の剣で宗教的平和を讃える曲として伝えられきた。魚袋には弓が無く、胡簶の矢が逆さに入っているのは、天下の太平を寿ぐ意味であるという。 

 

この舞楽は「蘇利古」や「迦陵頻」と同様に、聖霊会舞楽大法要に省くことのできない重要な役割をもっている。この曲の急で、舞人が太刀を抜くのを合図に、舞台四隅の篝(かがり)に火が入れられ、堂内の聖徳太子の御影が巻き上げられて還御(かんぎょ)される。これは、古来のしきたりとして守られている。

 

すなわち、太平楽の演奏がなければ、聖霊会の儀式が終了しないことになる のである。昔の聖霊会は、早朝から深夜まで、二十五曲(十二番半)の舞楽が、延々と奉納されていたことが記録に残っているが、「太平楽」が演奏される頃には、日没となり夕闇が迫っていた。篝の火明かりの下で舞が舞われ、楽の音は、夜空を高く響いていったことであろう。その名残を今もなおそのままに伝えられている。

 

振鉾(えんぶ)

三節 舞楽の演奏に当たって、最初に舞われる儀式的な舞曲である。もともと天地の神と祖先の霊に祈りを捧げ、舞台を清める宗教的な意味をもったものである。 

 

『教訓抄』によれば、舞人は口に次のような鎮詞を唱えながら舞う。 「天長地久、政和世理、国家太平、雅音成就」 左右の舞人が一人ずつでて、鉾を上下左右に打ち振って舞う。まず左方の舞人が舞う。

次に右方の舞人が替って舞、最後に左右の舞人が同時に舞台に登り舞う。 これを「合鉾(あわせぼこ)」という。 

以上のように三度舞うことを「振鉾三節(えんぶさんせつ)」といい、四天王寺では今もなお厳重に守られている。

 

獅子(しし) 

後世三味線音楽や歌舞伎、舞踊にとり入れられて広く普及した獅子舞の最も古い原形といえる。

四天王寺では儀式の行道(ぎょうどう)の先駆をし、四天王寺にのみ伝承されている「獅子」の秘曲に合わせて、舞台上で舞う。しかし、現在では、その舞は失伝しており、菩蕯と同様、舞台上を輪を描いて歩くだけの「大輪小輪(おおわこわ)」の所作だけが行われる。

 

最も近年は、古記録にもとづき四方拝の所作を取り入れている。ただし、龍笛の演奏に、三ノ鼓(さんのつつみ)、太鼓を加えて演奏される「獅子」の曲は、今なお正しく伝承されている。

ゆるやかな旋律と深い響きを湛えたこの秘曲は、龍笛の特徴をフルに活かした名曲といえる。

 

蘇利古(そりこ)  

右方平舞(へいぶ)装束の諸肩祖(もろかたぬぎ)の姿で、長方形の布に人面の抽象図をかいた「象面(ぞうめん)」を顔に付けているのが特徴である。手に持っている棒を「白礎(ずあえ)」という。

 

この舞は一般的には四人だが、五人で舞うのは四天王寺独特である。  

この舞は太子のお目覚めを慰ための供養舞であると伝えられており、聖霊会舞楽大法要の最初の舞楽として義気式進行上、省くことができない舞楽である。

 

このあと六時堂内では、宮殿(くうでん)に安置されてある聖徳太子御影の帳(とばり)を上げる。

「御上帳(みじょうちょう)」の儀式と、御水を捧げる「御手水(みちょうず)」の秘儀が行われる。

 

 

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