適応障害の夫 5か月ぶりにお試し出勤しました

お試し出勤

我が家の適応障害の夫。
本日は、心療内科の先生に勧められた通り、会社まで同じ時間にスーツで出勤してみる、という行動に出ました。
出勤、といっても会社のビルまで行き、誰にも会わずに帰ってくるというものです。

思いのほか、元気に出かけてい行きました。
久しぶりに見るパパのスーツ姿に、子供たちもびっくり。
子どもたちには休職ではなく、テレワークと偽り続けています。

久々の出勤

子どもたちの反応

長女は「パパ、会社、行かなくていいん?」とたまに聞いてきました。
次女は何も聞いてきません。興味がないのか。どうでもいいのか。

心療内科に行く日の夫の様子

月に一回の心療内科に行く日、
なんだか前日あたりから機嫌が悪くなります。
夫が何か話したあとで、私が??となり内容を聞き返すと、それでキレます。
堪忍袋の緒がない状態ですね。
怖いですよ。
暴力はないですが、「なんでこんなこともわからないのか。」的な口調になります。
何言ってるかわからないときも、「そうだね。」と聞き流せばいいのでしょうか。
私はそれが出来ないたちなので、険悪な空気になります。

あ~。もう。疲れます。適応障害、治っていないんちゃうかな。



夫の機嫌が悪くなる原因

旦那の機嫌が悪くなる原因は、心療内科に行ったあと、その経過を産業医・会社の上司に報告する作業があるからだと思います。
会社の上司は適応障害になった原因ともいえる人物。
そんな人に報告するのですから、当たり前です。
産業医から伝えてもらえばいいんじゃないかなと思います。

報告前は明らかに様子が違う。心臓が早く打っているのがわかるような顔をしています。
自分の伝えたいこと、思いが上手く伝わるか、
自分の処遇がこの先どうなるか、
希望通りの職場に配置転換になるのか、
配置転換になっても孤独なテレワークが続くのか、
そんなところではないかと推測します。

私に報告のメールの添削をお願いしてくるのですが、
やはり添削をしないと通じない文章があります。
気分が盛り上がってしまい、ここは簡潔に、ここは詳しく等という推敲作業が難しいのでしょうか。
これで同じ職場に復帰して、やっていけるのかな、と不安になります。

私のからだにも異変が

そしてわたし。

夫が休職して2か月過ぎたあたりから、胃腸の調子が悪く、とうとう胃カメラ・大腸検査をすることになりました。
食後1時間ほどして、かならず胃痛がするようになりました。
そこまで暴飲暴食してないんですが。
お酒も以前よりはるかに飲む回数も量も少ない。
食事もできるだけ腹八分をこころがけているのに、です。

ストレスかな。

やっぱり、休業している夫がずっと家にいる状態。
3食、相手のことを考え食事を用意するストレス。
自分がそこまで食べたくないときも、作って一緒に食べる。
食のことを考えるだけで、ストレスなのかもしれません。

テレワークはたまにでいい

コロナ禍で推奨されてきたテレワーク。
それ以前からも働き方改革として、残業代のカットを始め、なんだか自由な働き方にブレーキがかかった状態でした。
無駄な残業は良くないですが、残業しないと回らない仕事・回らない時期があれば残業もやむなし、
緩めの仕事で済ませたいときはそれでもいい、休みたいときは届出をすれば休める状態、
それぞれが柔軟に選択できる社会が良いのではないかと考えます。

何が何でもテレワーク、会社に来るなでは、仕事の効率も疑問符がつきます。夫の会社がその状態。
それで仕事回るの?と思います。

あ~、夫よ。
早く、元気になって、会社に月~金で行ってくれないかな~。
うちの夫もそれを望んでいるのです。



その後(2022年10月現在)

さて、久しぶりの追加記載となります。
お試し出勤後、週に何回か出勤しながら、
無事、完全復活しました。

現在は、元気に通勤しています。
職場も変わり、
そりの合わない上司とも別れ、
環境が変わったのが良かったのでしょう。

そして、やはり休んで環境を変えられた(配置転換)ことが良かったのだと思います。
あのまま我慢して同じ職場で続けていたら、
退職することになっていたかもしれません。

だから、休むこと、
そして、逃げることも
時にはとても必要なことだと感じます。

元気になってくれて、本当に良かったです。