侍の敵討ち─転移させられた侍は異世界にて鯉口を切る─★★★（ハイファンタジー/異世界転移/小説家になろう)
作者は真打先生。ジャンルはハイファンタジー、異世界転移。文字数は約34万文字。小説家になろうで連載中の作品です。
一人の侍が異世界へと転移させられた。
手始めに白い空間に呼び出され、神を名乗る存在と出会う。
話を聞けば、今この世界は違う世界の魂が紛れ込む不安定な状態になっているらしい。
その均衡を正すため、転移させられた他の魂を刈り取ってきてほしいというのが、その神の願いであった。
報酬は一つ、何でも願いを叶えてくれるという物。
何処までの願いを叶えてくれるかわからないが、神ならば問題ないだろうとして、その報酬に満足する。
侍は、異世界に転移させられた、十二人の侍の魂を狩りに行くことになるのだった。
この物語は、侍が侍の敵を討つ、そんなお話。
侍の敵討ち─転移させられた侍は異世界にて鯉口を切る─
この作品の魅力
侍が異世界に転移するという少し風変わりな作品。
主人公の侍、木幕善八は非常に硬派なキャラクターです。昔の時代物の映画とかに出てきそうな感じですね。風変わりなキャラクターで新鮮な気持ちで読めました。
ストーリーはシリアスな感じです。しっかりとしたテーマ性もあり真面目な感じなので、普段のなろう小説を読み慣れている方には、少々読みづらいかもしれません。読み応えのある作品を探している方におすすめします。
侍との決闘シーンは迫力があり面白いので、ぜひそこまでは読んでみることをお勧めいたします。
書籍化作家さんの作品ですので、文章も読みやすいです。
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