雑学的好奇心に満ちたツーリングレポート

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瑞牆山・清里ツーリング ~2022年紅葉ツーリング~ Part1

2022-11-10 21:39:19 | ツーリング

10月22日(土)に運営している「ツーリング部」で、瑞牆山から清里へ紅葉狩りに出かけました。
当初の予定では、清里の人気カレー店「ヴィラアフガン」で食事をするために、午前中はヴィラアフガンから5kmほど離れた「吐竜の滝」の立ち寄り開店時間前に到着する予定にして、午後は富士見高原リゾートの天空カートに乗って「望郷の丘」で景色を楽しむ予定でした。

しかし、9月のツーリングの立ち寄りスポットが山梨市の「名瀑一の釜」という滝だったので、滝が続くのを避けようかという気持ちもあり、ちょうど瑞牆山周辺の紅葉が見ごろになっていそうだという情報もあって、午前中の立ち寄りスポットを「みずがき山自然公園」の変更して実施しました。

中央道方面のツーリングは、圏央道~八王子JCT~中央道の渋滞を避けるために、通常は東富士五湖道路や御坂みちを使って富士五湖エリアを抜けて中央道を目指すのですが、東名のリニューアル工事の影響で東名高速下り・大井松田ICから先は渋滞が予想されたため、自分は約17kmにも及んだ渋滞すり抜けを敢行し、集合場所の中央道・境川パーキングエリアを目指しました。

この日の参加は5台。
メンバーさんはそれぞれ、集合場所近くのインターネットカフェに前泊したり、下道で相模湖ICから中央道に乗ったりして集まってくれました。

境川パーキングエリアは、南アルプスの眺望が良い場所としても知られていて、この日はうっすらと雪をまとった白根三山(北岳3,192m、間ノ岳3,190m、農鳥岳3,026m)がよく見えていました。

後方中央の雪で白い山が間ノ岳、右が北岳、左が農鳥岳

出発して韮崎ICを降り、最初に立ち寄ったのが「銀河鉄道展望公園」です。
富士山、南アルプス、韮崎市内を一望できる小さな展望公園です。
夜になると七里岩を通るJR中央線の電車の灯りが銀河鉄道のように見えることから、この名前がついたそうです。
⇩銀河鉄道展望公園からの夜景

この公園からは鳳凰三山(地蔵ヶ岳・観音ヶ岳・薬師ヶ岳)が正面に、やや右側に甲斐駒ヶ岳が見えます。

⇧峻険な山容をもつ標高2,967 mの甲斐駒ヶ岳

⇧地蔵ヶ岳は鳳凰三山の一番北に位置していて、山頂に「オベリスク」と呼ばれる高さ18mにもなる独特な岩峰を持つことで知られています。
⇩山頂のオベリスク

公園を出ると交通量が少なく適度なコーナーとアップダウンが続く「茅ヶ岳広域農道」から「増冨ラジウムライン」を快走し、塩川ダムにせき止められた「みずがき湖」のビジターセンターで休憩しました。
このあたりの紅葉は色づきはじめといったところでしたが、緑と紅葉が混在している風景が湖面に映えるのも綺麗でした。

ビジターセンターを出ると、塩川ダムから鹿鳴峡大橋でみずがき湖を渡り、徐々に標高を上げていく県道610号(クリスタルラインと呼ばれるルートの一部)を登っていきます。

北上していた県道610号を釜瀬川に沿って東へ向きを変えて高度を上げていくと、それまで木々の間から見え隠れしていた瑞牆山が、「みずがき山自然公園」に着くと同時に、その迫力のある山体を披露してくれました。


瑞牆山は標高2,230m。
全山が黒雲母花崗岩で構成されており、尖峰をいくつも連ねた独特の山容をしています。
紅葉も見ごろとなっていて、参加したメンバーさんと写真をたくさん撮りました。

ひとしきり写真を撮った後に再出発。
県道610号に戻り北上を続け信州峠を越えて長野県に入ります。
信州峠を越えると山国の長野に珍しい長い直線の下り坂が続き、左右には川上村の広大な蕎麦畑が広がっています。
蕎麦畑を抜けると西に向きを変えJR小海線と並走するレタス街道に入り国道141号経由で山梨県に戻って清里高原ラインで清里へ。
清泉寮やまきば公園など、標高の高い場所は見事に紅葉していて、東沢大橋展望台では大勢の観光客が写真を撮っていました。


⇧信州峠・長野県川上村側の長い直線 ⇩東沢大橋展望台からの景色

さて、ランチを予定していたヴィラアフガンに到着したのが12時半ごろ。
人気店なので、この時間では既に大勢の客が並んでいて長時間の待ちを覚悟して待つことに。

しかし、1時間ほど待ったところで、客か従業員かわかりませんが店内で急病人が発生したらしく救急車が到着。
救急隊員の「呼吸管理が云々」という会話も聞こえてきて症状も軽くはない様子。
そのうちマスターや奥様も店外に出てきてしまい...

ヴィラアフガンのカレーは諦め、すぐ近くの「日野水牧場ファームハウス」で食事をすることにしました。
どちらも自家製の濃厚で歯ごたえがある野菜や、厚みがあって食べ応えがあるベーコンを使ったスープやサラダ、こちらも自家製のパンを富士山を背景にしたガーデンテーブルで味わいました。

⇧テラス席からは富士山 ⇩すべて自家製の食材で作られたセット



午前中の立ち寄りスポットを変更したのに、昼食場所をそのままにした企画者である自分の失敗(^_^;)
結局、富士見高原リゾートの天空カートも時間切れで諦めることになってしまいました。

((Part2へ続く))



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