兵庫県西脇市で横尾忠則氏が描いたY字路を見てきました。

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兵庫県西脇市で、有名な美術家の横尾忠則氏が画題として描いたY字路を見てきました。

アクセス

西脇市には、兵庫県南部方面から車で向かいました。

国道175号と国道427号を経由し未来館に近い駐車場に車を駐車しました。

駐車場

市内にいくつかの駐車場があります。

自分は、旧来住家住宅に近い未来館前の駐車場に車を停めました。

最寄り駅・近隣交通機関から

JR「新西脇駅」から県道347号を経由して約800m程で市街地へ

JR「比延駅」から県道566号を経由して約2km程で市街地へ

地図

(JR「新西脇駅」)

兵庫県西脇市のY字路

未来館前の駐車場に車を停め、旧来住家住宅を見学した後、パンフレットを片手に横尾忠則氏が西脇市で描いたY字路を巡りました。

横尾忠則氏は、1936年西脇市に生まれました。

ニューヨーク近代美術館で個展を開くなど、世界を舞台に活躍する日本を代表する美術家のひとりです。

幅広い作風で作品は多岐にわたります。

横尾忠則氏が始めてY字路を画題として描いたのは2000年。

かつて子ども時代に足をはこんだ椿坂の模型店ホビーがあった場所が原点。

その後、西脇市をはじめ各地のY字路を精力的に描かれています。

パンフレットに掲載されているY字路は8つ。

まずはY字路の原点といわれる上本町旧ホビー後に向かいました。

上本町旧ホビー

椿坂をあがって旧ホビー後に到着。

此処が、横尾忠則氏が描くY字路の原点かと思うと感動を覚えます。

当日は車が止まっていたのが少し残念でしたが、まあそれは街の中の景色なので仕方ないということで次の目的地上本町(西脇子供園前)に向かいました。

上本町(西脇子供園前)

西脇子供園前のY字路は、坂を上がりきった国道427号脇にあります。

旧ホビー後のY字路からは徒歩約8分。

西脇市は、加古川、杉原川、野間川の3つの河川が流れ染色に不可欠の水資源に恵まれたことから、200年以上の歴史を持つ播州織の産地として有名です。

山手町(郷土資料館前)

西脇市総合市民センターを横目に歩き山手町(郷土資料館前)のY字路に到着。

上本町(西脇子供園前)Y字路からは徒歩約11分。

山手町(村上喜兵衛宅)

山手町(郷土資料館前)のY字路から徒歩約7分で、山手町(村上喜兵衛宅)のY字路に到着。

水路沿いにある此処のY字路は、最初どこにあるのかわからずパンフレットの写真を見ながら行ったり来たりして見つけました。

西脇市の中央部には加古川が流れ、南部で杉原川、野間川と合流し、これらの河川沿いに開けた平野部に集落や農地が形成されました。

中本町(住吉屋南)

最初に訪れた旧来住家住宅の近くを通り、杉原川にかかる蓬莱橋を渡り中本町(住吉屋南)のY字路に到着。

山手町(村上喜兵衛宅)のY字路から徒歩約6分。

南本町(蛭田理研前)

中本町(住吉屋南)のY字路から、まっすぐに街路を歩いて南本町(蛭田理研前のY字路)に到着。

中本町(住吉屋南)のY字路から徒歩約9分。

ここまで巡ると、一言にY字路といっても実にさまざまなバリエーションがあることがわかってきました。

南旭町(ヒロタ前)

由縁橋をわたり、商店街に入って「主婦の店ヒロタ」前のY字路に到着。

南本町(蛭田理研前)のY字路から約9分。

仲之町(日の出精肉店北)

最後は、商店街の仲之町(日の出精肉店北)のY字路。

主婦の店ヒロタ前のY字路から徒歩約3分。

こうやって見ると、一つの街に実に様々な表情を持つY字路があるものです。

Y字路を巡るのにかかった時間

「未来館」前の駐車場から8つのY字路を巡るのにかかった時間は、少し迷ったりしながら徒歩で1時間30分程でした。

市街地をぐるりと周る散策コースになるので、かなりの時間がかかるかと思いましたが案外と早く周れました。

休憩を多めにとると、もう少し時間がかかるかもしれません。

まとめ

西脇市では、日本を代表する美術家である横尾忠則氏が画題として描いた様々な表情を持つY字路を見られます。

何気ない街の風景の中にも、趣深い景観があることに気付けました。

街並みに昭和の雰囲気を残す西脇市は、散策していて懐かしい気分になる街でした。

基本情報

所在地

〒677-0015 兵庫県西脇市西脇

料金

無料

関連サイト

西脇市 公式ホームページ

美術家 横尾忠則氏の「Y字路」 – 西脇市観光協会

写真撮影日

2019年1月

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