【高校受験】高校の個別相談会、何をどう質問する?

2日連続で高校進学フェスタを訪れることになったurashimamamaでしたが、
そのおかげでトータル8校の学校に個別でご相談する事ができました。

そのおかげで我ながら質問の仕方がこなれて来た気がする〜w
3人目にしてやっとです…!!!

高校受験も3回目となると、高校受験に関わる知識も情報も備わってきていますし、
そのおかげでurashimamamaとしても具体的かつ効率的に質問できた気がします。

 

長男、次男の時は会場がごった返していて個別相談コーナーは長蛇の列になっていたこともあり
「第一志望でもないのにわざわざ個別質問なんて、悪くないー?」
「その学校のこと全然知らないから何をどう質問すれば…勉強不足だと失礼だよねえ?」
などと思ってしまって、わざわざ並んでまでして質問する勇気もなく…

結果、パンフ+募集要項セットだけを集めて帰るだけでした。

 

恐らくurashimamamaみたいな感じに
個別相談なんて言われるとハードル高っ!!!と引いてしまう方も多いのではないかと思います。

でも今回実際にやってみると、結構気軽にいろいろ聞けるものなんだなあ〜という印象と。
ハードル高いと思っていたのは、ただ思い過ごしかなあw

質問する学校が第一志望でなくても
その学校を会場で初めて知ったレベルでも全然OKです。

ちょっと考えたら実は学校にとっても実は大歓迎のはずですよね。
これまで知らなかった人に学校の良さを紹介できるいいチャンスなんだから。

「個別相談」、「相談」なんて言い方するから深刻に考えがちですが、そんなこと全然無し!
気軽に構えてどんどん聞いちゃいましょー!

そもそも「相談」って響きが思いんだよw
「個別相談」って言い方自体をを変えてみたらどうかと思うよwww

 

ということで、今回はurashimamamaが実際どのような感じで
個別相談をしたかをシェアしたいと思います。

「個別相談」、興味はあるけど一体何をどう聞けば…?
と戸惑いを覚える皆様、よろしければご参考までにどうぞ。

urashimamamaのイベント参加の狙いは?

まずはurashimamamaがこの高校進学フェスタにどのような目的で行ったかをシェア。

こちらのイベント、周辺地域の私立高校が出展しています。
レベル的には中堅校がメインです。

urashimamama長女は、第一志望公立。
できれば翠嵐狙い。
なので、ここに来た目的は併願校探しです。

併願確約(または併願優先)の募集枠がある高校を具体的に確認すること、
そしてそれらの学校の内申基準を具体的に知るというのが第1ミッション。

さらに併願校のターゲットになり得る学校については
入学後の高校生活の様子についても質問して学校選びに役立てたいと思います。

入学後の学校生活といっても、
部活や行事は楽しい?
みんな仲良し?
みたいなふんわりとしたものではなく。
より具体的に聞いてみようかと。

質問のポイントは以下の9つ。

入試について

1. 第一志望か、併願狙いかをまずはハッキリと宣言してしまう

第一志望でもないのに聞きに行くの悪いかなあ〜と思いがちですが、
高校受験の世界では「併願」という選択肢は当たり前にアリなシステム。

向こうもそれありきでいるので遠慮することはありません。

当然アリなシステムなので、
専願・推薦(=第一志望)の場合と併願の場合と募集の基準もそれぞれ別設定。

なので、第一志望じゃないのがバレると悪いかな〜なんてもじもじしたり腹の探り合いをする必要なし!
むしろハッキリ言ってしまった方が必要な情報を聞く事ができます。
それに向こうも話を進めやすいと思います。
お互いにとって有益な話し合いができますよ。

「公立高校が第一志望で御校を併願にと検討中なのですが…」
と言い始まると、サクサクと話が本論に進みました。

2. 内申基準をハッキリと聞く

このイベントで最も聞きたい情報はコレ!

学校HPには明確に示されていないこともあるので
このような場が具体的に内申基準を聞けるチャンスです。

特に今年は学校説明会の開催が遅かったり、説明会の予約枠が少なく学校説明会の予約を取りづらいので
この貴重な機会に聞けるものは聞いておかないとー。

募集要項をゲットすればそこに書いてあることは書いてありますが、
具体的に説明を受けられればよりわかりやすいですよね。

3. 成績表は持参するのがおススメ

まだ最終的な内申は出ていないタイミングでしたが、urashimamamaは最新の成績表を持って行きました。

成績表を持っていけば我が子の成績が内申基準を満たしているかどうか、具体的に見ていただけて便利です。
また成績表をお見せすることで、担当の先生のお話ししてくださる感じが違った気がしましたね。

さらに、担当者の方にとってもリアル感が増すんでしょうね。
架空の人物じゃないよって証明されると言うかw
特に今回はurashimamama一人で行ったので、より冷やかしじゃ無い証明になったというかw

本当かどうか定かではありませんが、聞いた話によると…

かつて、長男の先輩のママから聞いた話なのですが…
成績表を持っていくメリットは、
いわゆる募集要項の内申基準だけでない部分を汲み取ってもらえることがあるからだと聞いた事があります。

どういうことかというと…

今の時代の成績表は相対評価ではなく絶対評価ですが
それにより中学校によって成績の付け方が甘い学校と、厳しい学校とでどうしても不公平が出てしまいます。
同じ5でも学校によって重みが違うということ。

ということは、
成績の付け方が厳しい学校の生徒の方が内申の甘い学校の生徒よりも、
たとえ内申基準が届いていなくても実際優秀ということが十分にありえます。
また高校側がこれまでの入学者の実績から、なるべく○○中学の生徒を取りたいなあと思っていたり。

そのような場合、高校にとってより良い生徒を取りこぼさないために個別相談に来た生徒が
学校側の判断基準を満たしていれば、
たとえ内申基準を満たしていなくても優遇してくれる場合もある…という話でした。

だから成績表を持参で相談するといいんだよと…。

ただ…
もしかしたらこれは、都市伝説かもしれません。

なぜかと言うと、
urashimamama自身はそんな学校、遭遇した事がないからーw

または、そういう話は専願の場合や、上位層の学校ではないのかも。

それか、長男の先輩ママたちとなると、もはや10年近く前の話になるので(早っ!)
そんな話はもはや遠い昔の話なのかもことかも…。

まるでユートピアのような話。
urashimamamaはついぞ見つけることのできなかったなあw

もしかしたらごく少数の私立高校では、そういった対応をしているのかもしれませんが、
やはり広く一般にやってるとは…考えられませんねえ。
そんな秘境、見つけられたら見つけてみてください…。

4. 併願校として受験する際、他の私立も受験可能かどうか

併願校の条件は学校によって2つのパターンがあります。

  • 公立高校以外の併願校の扱いは認めないという学校
  • 他の私立を受験し合格したらそちらを取ってもOKという学校

個別相談ではどちらのタイプかをハッキリと確かめました。
志望校選定、受験スケジュールを立てるためにも重要なキーポイントですから。

5. 入学手続金の支払いタイミング

実のところ、親として聞くべき1番のポイントはコレ!
合格した場合に合格手続金の納入期限は要確認です。

どういうことかと言いますと、
併願優遇枠(または併願確約枠)で受験する場合に、学校によっては公立高校の合格発表まで入学手続き金を待ってくれるところがあるのです!
または一部納入とか。

私立高校の入学手続金は約30万。
受かったなら万が一の公立不合格の時のために払わなくてはですからねえ。
それを公立の結果まで待ってもらえるのと、待ってもらえないのでは大きな違いです!

urashimamamaの経験上も、子供の偏差値とか学校のカラーとかじゃなくてこの点はきちんと考えて志望校を選んだ方がいいです。
受験期間中の親のメンタルが全然違いますー笑
特に併願校としてならドライにお金基準で選ぶべきだと思いますよ。

個別相談会のシーズンではまだまだ志望校選びにリアリティがなかったりします。
特に初めてのお子さんの受験の場合はそんな制度があることも気づいていないかと思いますが
そういう措置をとってくれている学校は当たり前にあるのでぜひ忘れずに確認しておきましょう。

 

入学後の学校生活について

併願校に使えそうだなあと思った高校には特に、
入学後の様子を聞こうと次のようなことを聞きました。

6. 学内のコースについて

高校入学後、いくつかのコースに別れている学校がありますが、
それぞれのコースを具体的に説明していただきました。

学校によっては願書を出す時点でコースを選択するところもありますし、
コースによって内申基準が違ったりもするので、
志望校を決める上ではコース内容もきちんと把握しておかないとだからです。

多くは、国公立コース、私立難関大コース、などに分かれていますが、
それぞれどこの大学をターゲットにしているとか、カリキュラムの違いとか、どういった基準でコースを分けているのか質問しました。
その高校がどのレベル大学をターゲットかを具体的に聞くことで、その高校のレベルもイメージできました。

今回のurashimamama長女の場合
兄たちと違って将来文系を選びそうだし、トップ狙いをするタイプではありません。
内申的には国立医学部コースに届くだろうけど、国立や医学部よりも私立難関大を目指すだろうなあ〜という感じなので。
内申が届くからといって、闇雲に上のコースを選択してもいいものかどうかが迷うところだったので。

7. 大学推薦について

大学進学実績のうち推薦枠がどの程度あるのか、各コースでどれだけ推薦枠があるのかを確認。

urashimamama長女の場合は推薦狙いの可能性の考えられるので。

これを聞くと大学進学実績のうちの受験と推薦のバランスがイメージできます。

8. 部活について

部活と勉強とのバランスについての考え方を確認しました。
この質問は意外と学校の姿勢がよく見えた気がします。
部活を勉強の妨げにしてはいけない!と思う学校と
部活も勉強も全力でやってなんぼと思っている学校と。

どっちを取るかは、本人とその家庭の考え方次第ですが。

 

9. 進学指導は塾頼みかどうか

大学受験のための塾は、それこそ費用が高騰します!
私立高校にいって塾代もなんていったらとんでもない金額になりますからね。

結局タブルスクール状態で塾通いをする生徒が殆どなのか、
学校が熱心に受験対策をしてくれているのか、
受験に対するお金の掛け方=大学受験への考え方も見て取れました。

まとめ

ターゲットは併願か専願かをハッキリ伝えてから質問すると話が早いです。

また学校そのものについては、
学校行事や部活は楽しい?くらいのふわっとした内容よりも
大学進学というゴールから逆算の視点で質問すると良いと思います。

大学は早慶狙いだとか、国立大狙いだとか、
どの程度のターゲットを絞っているか伝えると、
おすすめコースや推薦の有無などを具体的に教えてもらえました。

そういった具体的な内容の話を聞けたのも、成績表を持参していたというのもメリットだと思います。
先生方が具体的イメージを持って話していただけた気がします。

さらに、部活や、塾に関する考え方について質問することによって
その学校のポリシーのようなものが見えてきましたね。

urashimamamaからの報告としては以上です。