へらぶな釣りと紀州へら竿の記録

へらぶな釣りと紀州へら竿の記録

長野県の湖を中心とした釣行と、使用した竹竿の記録。個人的な備忘録といったもの。

天候:曇り

使用竿:雲影秀水 十一尺
釣り方:両ダンゴの底釣り
浮子:舟水PC底-11
道糸:0.6
ハリス:0.3:36, 0.3:42
ハリ:アスカ4,アスカ4
エサ:冬3+夏3+マッハ3+水4

【雑感】
ふと気づくと前回の釣行から既に一月。
空模様が少々気になったものの、陽射しのあった昨日一昨日の暑さを鑑みると却っていいかもしれないと出掛けることにした。
確かに気温の上がり方は鈍かった一方、湿度は高く決して快適とは言えない中での釣り。
雨に降られなかったのがせめてもの救いか。

【釣りの内容】
開始後しばらくしてからのムズという微妙なアタリでまず一枚。
一ボウル目は全体的に小さなアタリで釣れることが多かった。
食い上げでのヒットは、ゆるやかなジワーとした動き。
二ボウル目に入ると、しっかりした大きなアタリへとヒットパターンがシフト。
夏場にしては落ち着いた浮子の動きだったが、やがてエサが魚に揉まれて浮子の立ちが悪くなり、それまでのアタリでも乗らなくなって失速。
終盤、両ハリスを5cmほど詰めてみたものの、それで釣った時間は僅かだったこともあり、はっきりした効果は見られなかった。
 

天候:晴れのち曇り

使用竿:芸舟 夢ノ花 十三尺
釣り方:両ダンゴの底釣り
浮子:舟水PC底-13
道糸:0.6
ハリス:0.3:36, 0.3:42
ハリ:アスカ4,アスカ4
エサ:冬3+夏3+マッハ3+水4(適宜手水)

【雑感】
今年の梅雨は晴雨が比較的明確に分かれており、釣りへ出かけるにはいいのだけれど、どうも今一つ気分の乗りが悪い。
そんな中、今日は敢えて出かけた。
一旦出てしまえばやはり愉しい。
昼頃から雲が広がり、次第に暗い梅雨空へと変わったので早めに納竿。
これが正解で、家路を辿っている内に雨となった。

【釣りの内容】
一投目にチクと動いてズルと入るアタリに反応して早々に一枚。
一ボウルの終わりまではズルンといった感じの締まりのないアタリでのヒットがほとんどだった。
二ボウル目の中頃から、ようやくチクという底釣りらしいアタリで釣れるようになり、一時は四五枚の連続もあった。
その後また乗らなくなったことからエサを柔らかくしたところ、上ずりを招いたらしく、再び間伸びした浮子の動きに戻ってしまった。
エサが底に着いても浮子が激しく動いたため、適宜角付けして食い気の乏しい魚を上へ散らそうとしたが、今日はこれが裏目に出たようだ。
多少浮子が暴れても、しっかり待つことを繰り返せば次第に落ち着いてくるのかもしれない。
 

天候:曇り

使用竿:瑞雲 軟式 十四尺二寸
釣り方:両ダンゴの底釣り
浮子:舟水PC底-14
道糸:0.6
ハリス:0.3:36, 0.3:42
ハリ:アスカ4,アスカ4
エサ:冬3+夏3+マッハ3+水4(適宜手水)

【雑感】
空模様が覚束なかったものの、予報によるとこの先もしばらく同様らしいので、前回の釣行からほぼ二週間空いていることもあり強行した。
幸い降られることなく竿を納めた直後にやはり雨。
そして直射日光に苛まれることがなかったため、あまり疲労感を覚えずに済んだのもよかった。

【釣りの内容】
開始後20分ほどでチクといういいアタリで乗ったもののバレてしまい、その後も同じパターンが数枚続いた。
今日はバレだけではなく、スレも多し。
食い気の乏しい魚を上層へ散らそうとエサを角付けしたのが悪い方に作用したようで、上ずりを招いて強い受けが生じ、浮子がなじまない状態に陥ってしまった。
さらに後半になると浮子の動き自体が沈静化。
終盤、冬が切れたため夏とマッハだけのブレンドしたところ、まったく食わなくなってしまったことからしても、まだ盛期の状態とはなっていないようだ。
内容的には不満の残る釣りだったが、ラストに一枚拾えたのがせめてもの救いと言えよう(アタリはズバッと二目盛り入る底釣りらしからぬものだったが……)。