どうして発達に凸凹が出るのか~脳神経の発達 橋(きょう)後編~ | アメリカ発 発達障害のお子様を持つご家族へ伝えたいこと

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こんにちは!

 

 

本題に入る前にちょっと 注意書きです。

 

嬉しいことに 私のブログ記事を読んで

 

BrainWorxに興味を持ってくださる方が

 

増えているようです。

 

そして もしかしたら

 

私が推奨しているBrainWorxではないものを

 

参考になさっている方がいらっしゃるのではないか?

 

とちょっと心配になりましたので

 

注意喚起です。

 

私の推奨しているBraiWorx

 

BrainWorks ではなくて 

 

最後がX のBrainWorx です。

 

ウェブサイトは これです。

 

 

 

ウェブで検索すると 

 

いろいろと違う会社が出てきますが

 

私が推奨しているのは 

 

BrainWorxのみですので

 

ご了承ください。

 

 

さて 本題です。

 

今日は前回の続きです。

 

 

そして いい加減しつこいですが

読み進める前に 必ず

先日の
この↓記事↓をご一読ください。

 

 

 

 

橋(きょう)が未発達だと 

 

なんでもかんでも

 

生命の危機だと認識して 

 

常にサバイバルモードに入ってしまうか 

 

又は逆に 

 

危険を認識できないために 

 

屋根から飛び降りたり道に飛び出たり 

 

平気で危険な行為をするようになるか 

 

どちらかになります。


前回の記事で言い忘れましたが

 

胎児の時に

 

母親のストレスによって生じる

 

ストレスホルモンに


さらされ続けることで

 

胎児のころから

 

周囲に対する脅威を感じ続けると 

 

生後も 

 

ありとあらゆる日常のささいな事を

 

脅威と判断する脳の回路が

 

強化されたまま生きることになるため 

 

慢性的に

 

戦うか逃げるかすくむか反応状態に

 

なるケースもあります。
 

 


戦うか逃げるかすくむか反応状態では 

 

血液が優先的に手足の筋肉に流れ 

 

通常の生命活動はシャットダウンする

 

ということはお話しましたが 

 

 

脳内では 

 

血液は優先的に本能や

 

無意識下の反射を司る 

 

橋(きょう)を含む脳幹の部分に流れます。 

 

 

そして論理的思考を司る

 

前頭葉への回路は

 

一時的にシャットダウンします。 

 

 

慢性的にこういった

 

サバイバルモードが続くと 

 

論理的思考が難しくなり 

 

頭がボーっとしたり 

 

物忘れをしたり 

 

英語で言う「Brain Fog」 

 

脳に霧がかかったような感じ 

 

になります。



脳がなんでもかんでも

 

生命の危機だと判断するようになると 

 

たとえば

 

「ご飯の時間だから テレビを消そうね。」

 

とか

 

「宿題はもうやったの?」

 

とか 

 

「今日はスーパーでお惣菜かったの?」

 

とか(笑) 

 

ほんのちょっとしたことでも 

 

生命の危機だと認識されるので 

 

キレたり 叫んだり 泣いたり 

 

心を閉ざしたり するようになります。



また 

 

常に危険を感じているため 

 

慢性的な不安感 恐怖感があり 

 

睡眠障害につながることもあります。


橋が未発達のまま成長すると見られる症状は主に


ー人間関係がうまく築けない 


ー慢性的に不安感が続く


ー戦うか逃げるかすくむか反応状態が続く


ー根拠のない恐怖感


ー痛みを感じにくい


ー暑い寒いがわからない


ー空腹なのがわからない


ー読み書きが困難


ー注意力がない


ー水平性眼球運動がない (読み書きに繋がる)


ーパニックになる

などがあります。

 


常に危険を認識して

 

サバイバルモードにある状態で 

 

他の人に意識を向けたり 

 

人の気持ちを思いやったり 

 

誰かを信用したり 

 

良い関係をつくることはできません。

 

 
また 

 

精神的にも追い詰められるので 

 

キレる 不安感 恐怖感 

 

パニックなどになりやすいです。



水平眼球運動ができないと 

 

読んだり書いたりするのに

 

とてもエネルギーを使います。 

 

 

そうすると 

 

一生懸命何かを読んでも 

 

同じところを何べんも読んだり 

 

読んでも内容を理解できなかったり 

 

読解が難しかったり 

 

すぐに疲れてしまったりします。


橋(きょう)は 

 

赤ちゃんがうつ伏せになったり

 

ズリバイをすることで発達します。

 


近代的な生活様式によって

 

床にカーペットを敷くことで

 

ずりばいがしにくくなり

(今はフローリングも増えてますね!)

 

アメリカでは

 

乳幼児突然死症候群を避けるために

 

仰向けに寝かされることが激増しています。

 

(赤ちゃんが眠っている間は仰向けに寝せても橋の発達には影響しないので起きている時だけできるだけうつ伏せにしてあげてください。)


アメリカではTummy Timeといって 

 

赤ちゃんをうつ伏せにする

 

時間を取りましょう!

 

という動きが出てきています。 

 

 

それは素晴らしいことですが 

 

そうすると まるで 

 

Tummy Timeというのは 

 

できるときに 

 

「やること」のように感じられます。 

 

 

そうではなくて 

 

基本 いつもうつ伏せ 

 

が理想です。

 

 


一つ注意したいのは

 

うつ伏せがいいからといって

 

赤ちゃんをうつ伏せにしたまま

 

放置しないようにしてください。

 

 

特に生後まもなくは

 

親(母親でも父親でも)のお腹の上に

 

肌と肌が直接触れ合うように

 

うつ伏せに寝せるのが理想的です。

 


床の上に赤ちゃんをうつ伏せに寝せて

 

しばらくすると 赤ちゃんは嫌がります。

 

 

嫌がるまで放置して 

 

嫌がったら抱っこすると

 

うつ伏せ=嫌なことで

 

ムズがれば抱っこしてもらえる 

 

というパターンになってしまうので 

 

うつ伏せにして

 

ムズがる前に

 

抱き上げてあげてください。

 


結局 

 

忙しいからって

 

赤ちゃんを放置するなっちゅーこと

 

なのかもしれませんね。。。 (反省)

滝汗滝汗滝汗

 

 

次回は橋(きょう)の上にある

 

中脳のお話です。

 

 

毎度毎度しつこいですが

こういうことがあったから

必ず発達障害になる 

ということではないです。

 
ただ  これを知っていると

BrainWorxがどうして
 
こんなに効果的なのか

分かると思うんです。
 
だから

どうかご自分を責めないでくださいね。

続きはこちら↓

 

 

 

 
読んでいただいてありがとうございます!


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